「ロシアvsウクライナ」の意味するところがまだ飲み込めない方は、今回の田中宇氏「プーチンの策に沿って米欧でロシア敵視を煽るゼレンスキー 」をじっくりと読まれるといい。そうすれば明日、ゼレンスキーの国会演説を世間がどう受け止めるのかを眺めながら、自分はいったいどんな顔をして聴けばいいかを考えさせられることになるだろう。8日の一般質問冒頭で私は、問題の根が深いだけに、あるいは「第三次世界大戦」まで突き進むかもしれません。ただ、これまでのような戦争とは異次元の戦争であると、私は理解しています。ロシアはひたすら受け身で、相手がボロを出して自滅するのを待つ戦いになると思います。とりあえずわれわれは、マスコミの扇動に乗せられずに、日々の暮らしを大事に過ごしてやりすごすことが、この戦さの最善の身の処し方と私は考えています。》と言ったが、まちがいではなかったと思う。苦難の先には、いずれまっとうな世界が開けてくる。プーチン劇場はそこまで見通している、そう思えた今回の田中氏の記事。

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