SSブログ

一般質問報告(1)ロシアvsウクライナ問題 [議会]

一般質問、最後の7人目、今終えてきたところです。私の前の6人、ほとんど全員ロシア弾劾から始まりました。それをひっくり返さねばなりません。質問通告の内容に入る前の前段がかなり長くなってしまいました。染みとおってゆく感覚も感じました。無駄玉ではなかったはずです。

*   *   *   *   *

 今議会初日の施政方針冒頭の市長の言葉に始まり、昨日から今日午前中の一般質問に至るまでロシアに対するを非難が相次いでおります。たしかに3月2日、国連において、193ヵ国中の141ヵ国の賛成でロシアに対する非難決議が採択され、報道を見る限り、世界中挙ってプーチン、ロシアを悪玉視しているかのようです。しかし、ロシア非難決議に賛成した国と賛成しなかった国は、141対52ですが、実は人口を比べるとほとんど同じなのです。一方的判断のみ声高に叫ばれるこういう時こそ、責任ある我々議会人は冷静になって考えねばなりません。一方的断罪の前に、何故のウクライナ侵攻なのか、まずもってそのことに関心を払うのが当然です。変わり者と言われても、言うべきことを言うのがこの議場に送られた私の使命と思い定め、私なりの判断を述べさせていただきます。
 マスコミをはじめ、我々に届く情報はどこまで真実なのか。今撮られたばかりという戦地における軍服姿のゼレンスキー大統領の写真が、何年も前の写真であることがネットで明らかにされていました。あるいは数日前、ウクライナが刑務所収監者に武器を与えて最前線で戦わせようとしているとの報道がありが、今朝、キエフからのツイッターに寒気をおぼえました。《ここ数日、ゼレンスキーが配った武器のせいで、多くの犯罪者が軍用武器を持つようになった。だから強盗や略奪、強姦が起こってる。昨夜キエフで沢山起こった銃撃戦はロシアとは無関係だ。ロシア兵は銃撃戦から10km以上離れていた。おそらくギャングだろう。ギャングたちは、政府が作り出したこの無政府状態の中で、自らの居場所を見つけ出そうとしている。それが決まれば、彼らは一般市民をターゲットにし始めるだろう。これがゼレンスキー政権が起こしてる事だ。 彼らは「ロシアと戦っている人々」という名目でウクライナに混乱を作り出している。》本当だとしたら恐ろしいことですが、正直のところ、自分の目で確かめることができない以上、事実レベルでは何が本当か判断がつかない。しかし、一歩踏み込んで「戦いの狙いは何か」のレベルになると自ずと見えてくるものがあるのです。
 プーチン大統領は、世界の理解を得るべく隠し立てなくロシアの狙いについて語っています。その内容はよく納得できます。私なりに理解したことを手短に申し上げます。
 つまるところ、一部利権者によって主導されるグローバリゼーション化、一極集中的な「新世界秩序(NWO)」を目指す流れから脱して、それぞれ固有の民族の歴史文化が尊重される「多極世界」を目指すための戦いということができそうです。ウクライナという国は、東西世界の間に挟まれ、「ニューワールドオーダー 新世界秩序」を目指すアングロサクソンの介入によって、度重なる歴史的苦難と混乱を体験してきた国でした。ウクライナ東部におけるジェノサイド、大量殺戮も報じられています。西側の軍事同盟である北大西洋条約機構NATO加盟はその固定化を意味します。もうこれ以上放ってはおけない、今が限界との判断があってのロシアの軍事介入だったのです。これはロシアとウクライナだけの問題ではありません。われわれにも密接に関わることになります。
 世界中からの経済制裁でこれからのロシア経済はどうなるか。ロシアの通貨ルーブルは英米中心の中央銀行ネットワークから締め出されて国際利用ができなくなる、ロシア国内だけでしか使えなくなり、ルーブルは終わり、とも言われていますが、果たしてそうか。実はロシアでは金本位制への動きが出ています。裏付けもなく際限なく印刷されるアブクのような金(カネ)から、金(きん)という実物に裏付けられた金(カネ)への転換です。金(カネ)に対する考え方も変わるはずです。「持っててナンボ」の金から、「使ってナンボ」の金に変わるはずです。ロシアの狙いはそこまで及んでいることがわかってきました。それが効を奏せば、崩壊するのはルーブルではなく、実物の裏付けのないドルの方なのです。その時ドル経済圏の日本はどうなるか。
 問題の根が深いだけに、あるいは「第三次世界大戦」まで突き進むかもしれません。ただ、これまでのような戦争とは異次元の戦争であると、私は理解しています。ロシアはひたすら受け身で、相手がボロを出して自滅するのを待つ戦いになると思います。とりあえずわれわれは、マスコミの扇動に乗せられずに、日々の暮らしを大事に過ごしてやりすごすことが、この戦さの最善の身の処し方と私は考えています。この問題、コロナの問題とも根っこで繋がっているので、本題に入る前に、私なりにたどりついたところを述べさせていただきました。(つづく)

-------------------------------

【追記 2022.3.9】

ロシアは輸出超過国。輸出額は輸入額の約2倍。構造的には原価が限りなくタダの天然ガスや石油を輸出して得た金額の半分を輸入に当てている感覚。この場合、ルーブルがどれほど下がっても関係ありません。またロシアに経済制裁を実施した国(地図中の濃青のみ)は一部。西欧ですら全てではありません。》アボガド

Image


---------------------------



ウクライナへの英米外国人勢力介入について、公安調査庁が明らかにしています。


*   *   *   *   *


●海外の紛争,イベント等への参加

2014年,ウクライナの親ロシア派武装勢力が,東部・ドンバスの占領を開始したことを受け,「ウクライナの愛国者」を自称するネオナチ組織「アゾフ大隊」なる部隊を結成した。同部隊は,欧米出身者を中心に白人至上主義やネオナチ思想を有する外国人戦闘員を勧誘したとされ,同部隊を含めウクライナ紛争に参加した欧米出身者は約2,000人とされる。

他方,白人至上主義組織が運営する軍事訓練に欧米出身者が参加しているとの指摘もある。米国国務省が2020年4月に白人至上主義組織として初めて特別指定国際テロリスト(SDGT)に指定した「ロシア帝国運動」は,ロシア西部・サンクトペテルブルグで軍事訓練キャンプを運営しているとされ,ドイツやスウェーデン,フィンランドの出身者が同キャンプに参加したと報じられた。訓練を修了した者の中には,ウクライナ紛争に参加した者もいるとされる。このほか,ネオナチ思想を有する者が主催する音楽コンサート,総合格闘技等のイベント会場も,極右過激主義者が接点を持つ場所として指摘されている。

●オンライン

極右過激主義者は,インターネットを通じて「同志」とつながりを持ち,思想の共有やテロの奨励を行っており,こうした動向が極右テロの脅威を高める一因ともなっている。2011年に開設された掲示板Iron Marchは,2017年に閉鎖されるまでの間,ネオナチ思想を有する者や白人至上主義者の交流の中心的な場として機能し,米国の「アトムヴァッフェン・ディビジョン」(後述),英国の「国民行動」等のネオナチ組織のメンバーらも参加していたとされる。このほか,極右過激主義者は,フェイスブック,テレグラム等の主要なソーシャルメディアだけでなく,Gab,4chan等の掲示板や投稿サイトを利用し,プロパガンダ活動を含む交流を行っている(注3)


Image

--------------------------


ロシアの金本位制で、米ドルの大崩壊。DS大富豪沈没します。ドル暴落は不可避

今回、ウクライナ紛争のあおりで、プーチンロシアが金本位制に移行すれば、紙屑の米ドルは紙屑以下になるか。金地金を持っているロシアだからできる対抗策。これで、DS大富豪達は、何もかも失う 。/従って何処でもロシア国内の全ての銀行で仮想通貨と現金を交換できるし,ルーブルだけでなくドルやユーロやポンドとでも交換可能になる。金本位制だからどうでもよいが。なので経済制裁はどうでもよいことになる。/ドル暴落は不可避である。そこで、米国は「保有しているキンを尺度に通貨を発行する」キン返り政策を採用せざるをえない。/米国も金本位制やらないと終わるよ,しかしすでに試験的にやっている州がありますね。日本は米国の顔色見て三途の川でドブン。》(22. 佐助[9177] jbKPlQ 2022年3月08日 22:07:19

ウクライナ指導者はロシア軍に侵攻の口実を与えてしまった 日本外交と政治の正体(日刊ゲンダイ) http://www.asyura2.com/19/warb23/msg/431.html

------------------------

アフリカからの視点:ウクライナはあまりにも長い間、欧米のオリガルヒに利用されてきた
世界https://www.pravda.ru/news/world/1688689-v_konflikte_mezhdu_ukrainoi_i_rossiei/

汎アフリカ活動家ケミ・セバは、ウクライナとロシアの紛争において、西側メディアが「プーチン大統領が侵略者であるという誤った情報」を押し付け、影響力を持ちすぎていると考えています。

アフリカからの視点:ウクライナはあまりにも長い間、欧米のオリガルヒに利用されてきた

セバ氏はRTとのインタビューで、「彼が代表を務めるアフリカの若者の大半」は、「モスクワは『ウクライナが長年、欧米寡頭政治、NATO、米国エリート、新自由主義グローバリスト寡頭制によって、ロシアに対する脅威と圧力の道具として使われてきた』という事実に反応している」と考えている、と述べた。

    「NATOはロシアにこれほど接近して影響力を拡大すべきではなかった」とケミ・セバは主張する。

ウクライナ紛争の影響、特に世界のパワーバランスについて問われた汎アフリカ活動家は、西側諸国が提唱するグローバリズムに直面して、新しい方向性、すなわち「伝統主義的主権」が出現したと述べ、「それは国家間の連帯の論理と一致するものである」と述べた。

    "ロシアがこの戦争に勝てば、現実はさらに貴重で大きなものになるかもしれない。ロシアの使命は、私たちがアフリカ大陸で行っていること、すなわち植民地主義やあらゆる形態の帝国主義に抵抗することと近いものがあります。ロシアが成功すれば、とりわけその保証人になることができる。"

詳しくは https://www.pravda.ru/news/world/1688689-v_konflikte_mezhdu_ukrainoi_i_rossiei/ でご覧ください。

www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。

------------------------------

トランプ前米大統領、第三次世界大戦と核の脅威の「深刻さ」について警告

 
ドナルド・トランプ前米大統領は、第三次世界大戦の可能性は除外できないと述べ、米国がどの国からも尊敬されていないことから、核戦争勃発の可能性は「深刻な脅威」であるとの見方を示した。
トランプ氏は、ポッドキャスト「フル・センド・ポッドキャスト」に出演した中で、「第三次世界大戦の可能性はある。それは我が国がもはや尊敬されていないからだ」と述べた。
またウクライナ情勢を受けて、米国市民は核戦争を恐れる必要があるかとの問いに答えたトランプ氏は、「恐れるべきだろう。なぜなら、無能な人物が国(=米国)を指導しているからだ」とコメントし、「これは深刻な脅威だ」と指摘した。

ウクライナをめぐる情勢悪化
ザポロジエ原発 放射線量は正常、露国防省の専門家らが管理=ロシア軍
トランプ氏はまた、「自らの願望に注意深くあるべきだ」と付け加えている。


nice!(0)  コメント(3) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 3

めい

《 今回の露ウ戦争、西側メディアが流す映像が本当に事実かどうか、半信半疑である。》
《報道とは、報道を牛耳る連中が真実だと認めたことだけが真実として伝える事が許される。
そんな中でのウクライナが絶対正義的な報道スタンスは、明白な嘘っぱちであると断言するしかなくなる。》
《ジャーナリストの表情を見て、俺は今こんな正義感溢れる姿として映っているんだと陶酔しているんじゃないかとすら感じたのである。》

   * * * * *

707:猿都瑠 :2022/03/06 (Sun) 22:10:38
https://grnba.bbs.fc2.com/reply/17289842/707/

今回の露ウ戦争、西側メディアが流す映像が本当に事実かどうか、半信半疑である。
自分は全てフェイクじゃないかとすら思う。
つい先日のキエフの映像を視たのだが、平穏そのものである。
つまりロシアが言うように、西側諸国の対ロシアアジトと化した、兵器製造工場やらをピンポイントで狙っただけだろう。
ウクライナのロシア軍による攻撃地点が何なのか明らかにする事が出来ないからこそ、
捏造した動画をロシアの仕業にして、湯水の如く映像を垂れ流す。
いや実際のロシア軍の兵器に対し、西側諸国では全く歯が立たないのだろう。
米軍も正規軍は恐らく売電の命令系統には属していないのだろう。
現場での実力者や部隊は、官民問わずに、もはや世界寡頭勢力から離れ始めているのではないか。
最後に残された手段が、メディアコントロールと金融支配によるコントロールになっている気がする。
自分はコロナ禍の実体はなく、ただメディアが手先になって作り上げた虚構であると言ってきた。
感染症のほとんどを新型コロナに集約し、
いい加減な検査方法を正しいかのようにメディアで垂れ流し、
実数かも疑わしい感染者数を真実のように報道している。
年間の日本人タヒ者数135万人、そしてPCR陽性の出たタヒ者数が1万人。
この時点で日本人の8割が2度もワクチンを射っている。
何故なら、PCR陽性反応は絶命するより極悪であり、その全ての責任が本人にのみあるとされるからだ。
特に商業施設のスタッフのリアルな声として、罹かったら社会的抹殺されるからと言っていた。
今の感染者数報道はFCC真実法が施行されて、日本も批准した中での報道である。
つまりFCC真実法の真実を決定する連中は、新型コロナウイルスが蔓延すると言い張り、自分たちは絶対射たないワクチンを強要する輩なのである。
つまり報道とは、報道を牛耳る連中が真実だと認めたことだけが真実として伝える事が許される。
そんな中でのウクライナが絶対正義的な報道スタンスは、明白な嘘っぱちであると断言するしかなくなる。
昨日にTBSをチラッと視たのだが、某ジャーナリストがウクライナの現場で、
日教組が戦後教育を支配していた頃の戦争評宜しく、語っているのを見て、戦後の各地での戦争に吐いた言葉と変わらないスタイルだなと。
兵器を持たぬ者が団結したとしても、戦争を起こすと決めた連中を止めれた試しはない。
ジャーナリストの表情を見て、俺は今こんな正義感溢れる姿として映っているんだと陶酔しているんじゃないかとすら感じたのである。

by めい (2022-03-09 03:19) 

めい

関連情報、その都度追記していきます。

by めい (2022-03-09 04:46) 

めい

公安調査庁サイト内容変更

   * * * * *

「国際テロリズム要覧2021」中の「アゾフ大隊」に関する記載の削除について

2022年4月8日 更新
 近時、一部において、公安調査庁が「アゾフ連隊」をネオナチ組織と認めている旨の事実と異なる情報が拡散されている状況が見受けられますが、このような誤った情報が拡散されていることは誠に遺憾です。
 これは「国際テロリズム要覧2021」の「ネオナチ組織がアゾフ大隊を結成した」等の記載を根拠にするようですが、そもそも、「国際テロリズム要覧」は、内外の各種報道、研究機関等が公表する報告書等から収集した公開情報を取りまとめたものであって、公安調査庁の独自の評価を加えたものではなく、当該記載についても、公安調査庁が「アゾフ大隊」をネオナチ組織と認めたものではありません。
 ついては、上記のような事実と異なる情報が拡散されることを防ぐため、当庁HP上の「国際テロリズム要覧2021」から上記の記載を削除することとしたのでお知らせします。

 なお、削除後の同要覧についてはこちら。→https://www.moj.go.jp/psia/ITH/topics/column_03.html

by めい (2022-04-09 15:04) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。