昨日、厚労省のワクチンの接種後の副反応について検討する厚生科学審議会 (予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会)が開かれ、「新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要」が報告された。今回は、武田薬品工業(株)のモデルナ筋注についても加わる。《〇前回の合同部会(6月8日)以降、コミナティ筋注の副反応疑い報告において、医療機関又は製造販売業社から死亡として報告された死亡事例が新たに81件あり、令和3年2月17日から令和3年6月13日まで報告された死亡事例は計277件(モデルナ0件)となった。〇なお、上記に加え、令和3年6月14日から令和3年6月18日までに、医療機関又は製造販売業社から死亡として報告された死亡事例が78件(モデルナ1件)あった。》 つまり、6月18日までの死者報告件数は356件また死亡数以外では、6月13日までのファイザーコミナティ筋注は推定接種者数23,245,041人で副反応報告13,671人(0.06%)、重篤報告1,710人(0.01%)。モデルナ筋注は、推定接種者数440,278人で副反応報告79人(0.02%)、重篤報告3人(0.00%)。

この数をどう思うか。コロナ死者数とされる14,576人に比べてずっと少ないと思うとしたらとんでもない誤解。14,576人は「コロナ感染者死者数」であって、かりに交通事故死でも陽性反応でコロナ感染と判断されるとコロナ死者に数えられる。あるいは、舟山康江参院議員が、ワクチン接種による副反応被害に対する救済措置についての質疑で、何万分の一だとしても、その被害者としては100%》と田村厚労大臣に迫ったとき、名言と思った。https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2021-05-12-1  また、mespesadoさんが、ワクチン接種後の死を飛行機事故に例えたのもなるほどと思えて、こう書いた。新型コロナに罹って死ぬ確率(100万人罹って1万人)の方がワクチン接種(200万人受けて20人)で死ぬ確率より高いと言って、ワクチン接種をしない人を非難するのは、交通事故死の確率より飛行機事故死の確率の方が遥かに低いのに飛行機に乗るのを拒否する人を嘲笑する愚》に似ている。コロナ死には予防策があっても、ワクチン死に予防策はない。https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2021-06-09