4日の文教厚生常任委員会でのインフルエンザ罹患状況についての質問に対して、「山形県感染症発生動向調査」(山形県感染症情報センター(山形県衛生研究所))に基づく詳細な報告をいただきました。2019年と2020年についての置賜保健所、山形県、全国それぞれの罹患者報告数比較です。

南陽市では2021年2月上旬に沖郷小学校でインフルエンザによる学級閉鎖がありました。→https://www.yamagata-np.jp/news/202102/09/kj_2021020900194.php置賜保健所管内ではこの時(2021.2/8〜2/14)がピークで 44名罹患です。同時期、山形県44名、全国98名でした。ちなみに新型コロナ以前の2019年の置賜管内ピーク時(2019.12/23〜29)は368名でした。2019年のピーク時(2019.12/23〜29)と今シーズンのピーク時(2021.2/8〜2/14)を比べると、置賜368→44、山形県1,395→44、全国レベル115,002→98と激減しています。2019年ピーク時と2020年同時期比較では、置賜管内368→0、山形県1,363→0、全国115,002→62で、やはり激減です。山形県の累計では17,268→4,164となっていますが、この数字にはコロナ以前の2020年1〜3月も入っていますので、シーズン比較になると4,164はもっと下回るはずです。ともかく、コロナ以前とコロナ以後ではインフルエンザが異常ともいえる激減ぶりです。どう説明すればいいのでしょうか。一般質問で取り上げた死亡者数減少とも関連します。いくつか拾ってみました。

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