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「南陽青年団」に期待 [日記、雑感]

南陽青年団.jpg今朝の山形新聞に「南陽青年団」正式結成といううれしいニュース、今後の展開に期待したい。4年前の「めざせ100万円!南陽若者コンペティション」がきっかけとなって動きが始まっていたのが、この度正式発足になったとのこと。あのコンペ、波及効果を期待していただけにほんとうによかった。《これまで、イベントの開催や、高校生を対象としたまちづくりワークショップへの協力、キャリア教育推進のためのオンライン事業などを手掛けている。》という。お利巧さんの団体でなく、突き抜けてくれる集団になってくれることを切に期待したい。今朝「備忘録No.13」をつくったのだが、一般質問で取り上げた「いかにして”南陽衆”たりうるか!?」シンポジウムのことを書いたところだった。われわれ世代の青年時代だ。その時の文章、↓ に転載しておきます。

地震の日.jpgあの時から10年という節目の今日、朝に41年前の思い出にふけったのに始まって、マドモアゼル・愛さんのyoutubeがなんと「昭和歌謡の世界の楽しさhttps://www.youtube.com/watch?v=kdI1RI0eqgo」、そこからのリンクで「女たちの昭和歌謡https://www.youtube.com/watch?v=OIdQ1Pbq-50」に聴き入った。藤圭子のスゴ味(12:35〜)。さらに加えて、大学寮生活以来のごく親しい2人、酔っ払っての電話、寮の頃のあれこれを語り出す。これはもう50年前なのだが話しているとあいも変わらずつい昨日のよう。50年間が一緒くたになったような1日でした。2人目の孫のちょうど一歳の誕生日でもあります。

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https://oshosina.c.blog.ss-blog.jp/_images/blog/_e75/oshosina/E382B7E383B3E3839DE5A0B1E5918AE69BB8.jpg

◎シンポジウム「いかにして”南陽衆”たりうるか?」
 今から41年前の昭和55年の3月に、宮内、赤湯、和郷の商工会青年部が中心になって、「いかにして”南陽衆”たりうるか?」というシンポジウムを開催しました。その詳細な報告書が残っています。
 宮内商工会青年部が、当時「地域主義」の主唱者である清成忠男法政大学教授に講演をお願いしたところ、地域総合研究所のメンバーや日経記者総勢4人を引き連れて、全国的に話題になる大々的なシンポジウム開催になったのです。当日の資料にはこう記されています。《新しい時代は,決してタテマエ論からは,はじまらない。虚ろな中味
の市民憲章,゛地域エゴをなくそう”のお題目,そんな耳ざわりのいいきれいごとがもっともらしく通用しているとしたら,その地域はごくひとにぎりの人だけで動かされているから。わたしたちの南陽市を、南陽市民みんなのものに。きれいごとはいらない。ホンネで思いっきりいいあおう。まず混沌を生みだそう!きょうの集いで生まれた小さな渦が,南陽市全体をまきこむ大きな渦に育っていくことを願って。》
 報告書の「はじめに」にはこう記しました。《わたしたちは、ここ数年「ホンネで言い合おう」をモットーに活動をつづけてきました。「波風を立てないように」との配慮が、これまで私たちの気持をどれだけ縮こませてきたことか。時代は、私たちとは無縁に、ずっと遠くかけ離れたところでどんどん進んでいるように見えました。時代に乗り遅れてしまったわたしたちの南陽市、いまなんとかしなければ、そうした気持を、地域総合研究所の方々、行政当局の方々、そしてなによりも当日参加してくださった多くの方々の力でひとつの形にすることができたのが、この”講演と討論の集い”でした。/もうわたしたちは、「ホンネで言い合おう」とことさら声高に言う必要もなくなっているようです。いろんな場で、いろんな人が、それぞれの思いのたけを言い合い、そのことでかえってお互いの絆を深めてゆこうとする雰囲気が、南陽のあちこちに芽生えてきつつあるような気がします。/いま私たちがモットーにしていること、それは「時代にかぶりついていこう」ということです。そのためには、ただ単に講演を聞いたり、討論したりすることにとどまっていたのでは、時代はどんどん、わたしたちの脇をすり抜けていってしまいます。どんなに小さくてもいい、あちこちでのいろんな人のいろんな行動の積み重ねが、時代の大きな流れになってゆくはずです。「時代にかぶりつく」とは、そうした時代の流れをどんどん先取りしながら行動していこうということです。/そうした行動のためのヒントが、最初から最後までぎっしり詰まっているのが。この報告書です。この小冊子がひとつのきっかけとなって、いろんな具体的な行動が南陽のあちこちに湧き出してくれれば、」と言う思いをこめてまとめました。近い将来、いろんな人たちのいろんな場での実践を持ちよって。お互い発表しあったり、意見を交換しあう場を実現する時がくることを願いながら。》
 それから41年、遠い昔のようにも思えるし、あっという間にも思えます。当時の課題は今もそのままです。今日はあの震災からちょうど10年、過去を糧にしながら、これからどんな世の中になるのかをじっくり構想してみたいと思います。

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