アメリカの個人投資家たちがSNS上で団結して、ハゲタカヘッジファンドの空売りに対抗して株価を吊り上げ、ヘッジファンドを倒産寸前まで追い込んだ痛快な話。今朝へっぴりごしさんのブログで知ったのだが、アメリカでは大騒ぎになっているようで、日経にも出てるし、昼のNHKニュースでも言っていた。しかしマスコミは、さも個人投資家が悪いような取り上げ方。事の本質が伝わらない、というより捻じ曲げられている。一事が万事、大統領選もまさにその通り。早稲田大学の中林とかいう女の先生、今日はNHKで見た。トランプは悪者、もっともらしい顔でその印象づけに懸命。

日経、見出しは《米株揺さぶるSNS投稿 当局も憂慮、社会問題に》。そして書き出しが《米国の株式市場が個人投資家に揺さぶられている。》困っているのは個人投資家を食いものにしているヘッジファンド。マドモアゼル・愛さんが早速これを話題にしてくれている。→「ゲームストップ対ヘッジファンド 新たな金融経済時代の幕開け」https://www.youtube.com/watch?v=QP-DtaijMlI

《悪い時代はいつまでも続くものではない。》で始まるお話。《コロナ前とアフターコロナの時代とでは全く違う時代になります。普遍的な価値に支えられた企業は残り、そうでない企業は淘汰されてゆく。》投資の世界を変えるトランプ革命の派生ともいえる大きな出来事。証券取引所が個人投資家の買いに対して買い禁止、強制売却でヘッジファンドを救った。このことで市場の信頼を失ってしまった。ヘッジファンドに対して民意で対抗、これからは民意が残っていい会社だけを育てる。民意の力によってほんとうの社会に移ってゆく。わがもの顔でやってきたヘッジファンドが民意に負けた。ビジョンなき企業はあってはならないという劇的な出来事。春が近づいいている。》

愛さんを聴きながら、最近気になっている本ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論』をふと思ってアマゾンを覗いてみたら、4,070円の本に61件の評価。「役に立った」が298人の最初のレビューに世に蔓延る何のためにあるのかわからないクソ仕事(ブルシット・ジョブ)の存在を明らかにし、ブルシット・ジョブに従事する人の苦しみや、なんでそんなものが存在するのかを論じた本。》広告業、コンサルティング業、投資銀行業が「クソ仕事」の例としてあげられているらしい。ヘッジファンドもブルシット・ジョブということか。

以下は個人投資家逆襲事件の内容。

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