昨日(12/19)、グランドホクヨウ米沢で「故平吹岳導名誉会長を偲ぶ会」が開催されました。平吹先生の人柄そのままのいい会でした。この中の構成吟「故平吹岳導名誉会長愛吟回顧録より」のスライド作成を担当しました。11月23日の母の10年祭から始まってイベントつづき、いつものことながらギリギリなんとか出来上がりました。最後のツメが甘さが出てパソコン操作にミス、冷や汗ものでしたが。

この構成吟、最初の「楓橋夜泊(張継)」は佐藤岳紅さんの吟と舞だが、「神州(乃木希典)」から「客舎の壁に題す(雲井龍雄)」「九月十三夜不識公を詠ず(宮島誠一郎)」「最上川源流の滝(山形敞一)」「洛中の作(直江兼続)」「後夜仏法僧を聞く(空海)」までは、「平吹先生に甦ってもらおう」という宍戸会長の発案で、平吹先生の遺された吟詠の録音に合わせて詩舞や書道吟をするというもの。そして最後は会場全員の「九月十三夜(上杉謙信)」で締め。

◎「九月十三夜不識公を詠ず 宮島誠一郎」


この詩は、平吹先生が平成29年の60周年記念大会でも吟じられた。先生が公式の場で吟じられた最後の吟だったのではないか。平吹先生.mp3