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故平吹岳導名誉会長を偲ぶ会 [詩吟]

大山岳荘先生挨拶.jpg昨日(12/19)、グランドホクヨウ米沢で「故平吹岳導名誉会長を偲ぶ会」が開催されました。平吹先生の人柄そのままのいい会でした。この中の構成吟「故平吹岳導名誉会長愛吟回顧録より」のスライド作成を担当しました。11月23日の母の10年祭から始まってイベントつづき、いつものことながらギリギリなんとか出来上がりました。最後のツメが甘さが出てパソコン操作にミス、冷や汗ものでしたが。

この構成吟、最初の「楓橋夜泊(張継)」は佐藤岳紅さんの吟と舞だが、「神州(乃木希典)」から「客舎の壁に題す(雲井龍雄)」「九月十三夜不識公を詠ず(宮島誠一郎)」「最上川源流の滝(山形敞一)」「洛中の作(直江兼続)」「後夜仏法僧を聞く(空海)」までは、「平吹先生に甦ってもらおう」という宍戸会長の発案で、平吹先生の遺された吟詠の録音に合わせて詩舞や書道吟をするというもの。そして最後は会場全員の「九月十三夜(上杉謙信)」で締め。

◎「九月十三夜不識公を詠ず 宮島誠一郎」

s18一首豪吟鬼神を驚かす.jpgs19今に到り猶覚ゆ武威新たなるを.jpgs20清光獨有り能山の月.jpgs21見ず秋霜横槊の人.jpg

この詩は、平吹先生が平成29年の60周年記念大会でも吟じられた。先生が公式の場で吟じられた最後の吟だったのではないか。
◎「洛中の作 直江兼続」 
s26直江兼続 独り他郷に在りて旧遊を憶へば.jpgs27直江兼続 琴に非ず 瑟に非ず  自づから風流.jpgs28直江兼続 団団 影は落つ 湖辺の月.jpgs29直江兼続 天上 人間 一様の秋.jpg
「楓橋夜泊」「神州」「後夜仏法僧を聞く」「九月十三夜」は、平吹先生の娘さん安藤優美さんが画いた『吟詠教本』の絵を使わせていただいて助かった。
◎「神州 乃木希典」
08神州1.jpg09神州2.jpg10神州3.jpg11神州4.jpg
『吟詠教本』の前段階として日本詩吟学院岳風会の月刊誌『吟道』に連載されたのだが、その時の平吹先生と娘さんとの間で交わされたラフスケッチを見ることができた。父娘のやりとりのほのぼのとした感じが伝わってくる。こうやってできていたのかと感動した。何枚かを写真に収めた中から。
s客舎の壁に題すラフ ゆみさん.jpg客舎の壁に題すラフ.jpg
富士山ラフ.jpg富士山.jpg
・平吹先生の略歴
平吹先生略歴.jpg
・宍戸会長の挨拶
宍戸会長あいさつ.jpg
・大山岳荘本部理事長より平吹夫人へ感謝状伝達
感謝状贈呈.jpg
・宍戸会長の懇親会開会挨拶と大乗寺健上杉神社宮司による献杯
懇親会宍戸会長.jpg大乗寺宮司献杯.jpg
・大山岳荘本部理事長あいさつ
・平吹京子夫人あいさつ
・武田岳洲東根岳風会会長「なき人を 内柴御風」
・大山本部理事長「述懐 雲井龍雄」(最後、録音切れしてしまいました)
・宍戸会長の「受けつぎて 上杉鷹山」
・平岳謙先生の閉会の言葉



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