田中宇氏は、あえて濡れ衣を晴らそうとしないロシアに、長期戦の構えを読み取ります。腰を据えてじっくり考え行動してゆかねばなりません。頭の先っちょに振り回されずに。それぞれの肚(ハラ)が問われているのです。「連帯」があるとすれば、「肚」でつながる連帯です。先日の花見で感じた心地よさは、その可能性を感じたからに違いありません。→「最近、岩戸は少し開いている」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-04-17-1

ウクライナ戦争は第2段階に入り、ロシアの傘下に入った東部のドンバス2州に駐留するロシア軍と、2州とウクライナ側の新たな国境線に沿って展開するウクライナ軍との戦いになっていく。ウクライナ軍はすでに各地で露軍に包囲されており、戦いは長く限定的なものになる。米国側のマスコミは戦争を誇張し続ける。この戦争が続く限り、米国側と非米側の劇的な対立も続き、米国側の経済が崩壊していく。ロシアは自らにかけられた濡れ衣を放置し、すべてプーチンのせいにされた状態で、米国側の衰退と非米側の台頭が進む。》

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