昨日、こども園の裏手山にイノシシの被害ということで見てきた。りんご畑がある斜面一帯が穴だらけで草も生えなくなっている。カモシカが一頭、ずっとこっちを見ていた。イノシシは冬眠中のヘビを狙ったのではないかとも聞いたが、畑の持ち主の見立ては、葛根を掘ったらしいとのこと。農林課からのアドバイスは、電柵を張り巡らすこと。しかし昭和16年生まれという旦那と私と同級の奥さんとでは、電柵設置しても経費は大変だし、管理の手も回らない。 この辺は土砂崩れの危険地帯でもあり、土がむき出しの現状では大雨があれば近づけない。最後の言葉は、「もうやめるしかない。」ここまでの途中にも崩壊家屋。農家で60代なら十分「若手」で、見回しても後継者はほとんどいない。農業を救う活路は「新規就農者」しかないのでは。
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