昨日の山形新聞提言。県中小企業家同友会代表理事 川合勝芳氏「永久劣後ローンが必要」。

《永久劣後ローンは返済の優先順位が一般債務より低い借入金のこと。返済期限がないため、企業は長期間にわたって金利分だけを払えばよい。業績が回復し、財務状況に余裕ができた段階での返済が可能になる。・・・この制度なら「無利子で借りても5年後に返済が始まるのであれば、借り入れる勇気がない」と二の足を踏む中小企業も借り入れることができるだろう。・・・県民の雇用と地域社会を守り、各企業にとっては引き続き予断を許さない状況が続く。県民の雇用と地域社会を守り、地域経済の崩壊を防ぐためには、県内中小企業の維持と発展が不可欠だ。このような状況だからこそ、実質的に自己資本として機能し、固定費を賄える永久劣後ローンの活用が求められる。》

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