トランプのスレイマニ殺害以来の多くの情報にいちいち付き合っていたら大変です。大きな時代の流れが頭に入っていれば、おびただしい情報も整理して受け入れることができます。その大きな時代の流れを教えてくれるのが田中宇(さかい)氏です。(「田中宇史観:世界帝国から多極化へ」http://tanakanews.com/171013hegemon.htm



今朝読んだ論考「★イスラエルが対立構造から解放される日http://tanakanews.com/200111israel.htm」は、今起こっている現実の動きをしっかり見据えることで、世界の大きな動きが見えるようになるすごい論考です。



ユダヤネットワークを土台に作られた米英覇権システムの一部である諜報界や中央銀行のネットワークは、今や崩壊寸前だ。諜報界は、ロシアゲートなどトランプとの果し合いに負けている。中央銀行群は自滅策であるQEを何年も続け、バブルの大崩壊やドルの基軸性の喪失が不可避になっている。イスラエルがこのネットワークを取り戻すところには、折よく米英覇権は自滅し、ネットワークは中露など多極型の覇権構造の土台として再生されることになる。世界が多極化しても、ユダヤ人は覇権の黒幕であり続ける。習近平やプーチンはユダヤネットワークに支援されている。》


「フリーメーソン」を知ったのは40年ぐらい前のことだったでしょうか(https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2019-07-14)。以来「ユダヤ陰謀論」についてのいろんな方向からの見解にあたってきたつもりです。愛宕北山、太田竜、馬野周二、宇野正美、渡部悌治、副島隆彦といった名前が浮かびます。そうしたことも含めた世界全体の構図が見えてくる今回の田中氏の論考です。


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