まだ明けきらない朝、ラジオ体操に出たらこの時季には珍しいすごい天気。吾妻の山のシルエットもくっきり。ただ西の空に雲があり、飯豊の山はどうだろう・・・と思いつつ、家内と毎日読み進めてきて最終巻に入った『声に出して読みたい日本語 6』の今日の分が、西脇順三郎の「天気」という詩の一節《(覆された)宝石のやうな朝 何人か戸口にて誰かとささやく それは神の生誕の日。》今日は奇しくもクリスマス、その朝出会ったこの詩にこの天気、秋葉山に行ってみよう、昨日一日風邪気味で寝込んでいた家内を誘うと「行ってもいいよ」、陽が昇る前に行かねばと車に乗り込んだのが6時55分、家を出て約10分、秋葉山荘まであと一息のところに倒木、やむなく100mぐらい歩いて到着。秋葉山荘の2階で約30分、ありがたいひとときをすごしてきました。(息子のカメラを持ってたのですがシャッターが下りない。なんでかと思ったら電池切れ。やむなく全部、スマホで撮った写真です。)

当然のことながら、写真と実際の凄さの隔たりはあまりに大きい。今日の感動体験はしっかり心にとどめておきます。