「トランプの計画」(ドゥーギン) [トランプ革命]

《彼は「国民国家こそが世界政治の唯一の基本単位であり、その主権を超える存在はない」と考えています。そのため、グローバリズムの象徴である国連、WHO、EUといった機関を敵視し、それらを解体・弱体化させようとしています。彼の視点では、アメリカはアメリカ自身の利益のために存在し、他国の利益や世界全体の福祉を考慮する義務はないのです。》《トランプはリベラルなイデオロギーとグローバリズムの地政学の両方を断固として否定しました。単に拒否しただけでなく、必死のエネルギーで世界の現実を再構築し始め、ホワイトハウスに滞在して2週間で、世界のほとんどすべてを劇的に変えてしまいました。トランプが拒否し、現在急速に解体しつつある世界がどのようなものかは、多かれ少なかれ明らかです。それはグローバリストたちが構想し、構築し始めた世界です。その基本的な枠組みや方法は明確であり、論理的にどのような結末を迎えるかは想像に難くありません。しかし、このベクトルはトランプによって断ち切られました。そしてここで言えるのは、彼の行為はすでに不可逆的であるということです。》
《トランプは、大国の時代の到来を象徴的に告げた。グローバリストの時代が終焉を迎え、彼らの世界政治における全能が失われた今、全く新しい地平が開かれようとしている。》
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5月9日「 新ヤルタ会談」で多極化完成へ(田中宇) [トランプ革命]
《パレスチナ抹消に対し、MbS(サウジ皇太子ムハンマド・ビン・サルマーン)は賛成だが、他のアラブ諸国、たとえばエジプトのシシ大統領が強く反対しているのなら、サウジで行われる米露サウジ首脳会談の席上で、トランプがMbSに頼んでシシに電話させ、トランプとプーチンが次々に電話口でシシに、百万人余のガザ市民を受け入れろと加圧する。
トランプは直裁的に要求し、プーチンはシシをなだめつつ気持ちはわかるけどやるしかないよと言う、ボケとツッコミの演じ分けをやる。MbSもシシに、アラブの大義はあるけど米露がそう言ってるんだから仕方ないよねとシシに言う。》
トランプは直裁的に要求し、プーチンはシシをなだめつつ気持ちはわかるけどやるしかないよと言う、ボケとツッコミの演じ分けをやる。MbSもシシに、アラブの大義はあるけど米露がそう言ってるんだから仕方ないよねとシシに言う。》
《私はこれまで、4月20日と5月9日の日取りについて浅くしか考えていなかったが、そうではなかった。2つの日取りには、上記のような文明(宗教)的・歴史的な、米露協調にまつわる深い意味がある。
トランプは1月20日の就任以降、何度かプーチンと電話で話している。その過程で、ロシアにとって深い意味を持つ和解日程を決めたのだろう。トランプ就任から1か月経っていないが、すでに米露はかなり深い仲になっている。
トランプは1月20日の就任以降、何度かプーチンと電話で話している。その過程で、ロシアにとって深い意味を持つ和解日程を決めたのだろう。トランプ就任から1か月経っていないが、すでに米露はかなり深い仲になっている。
5月9日の戦勝記念日には、トランプとゼレンスキーがモスクワを訪問してウクライナ終戦の合意文書に調印する。それだけでなく、中国の習近平主席も、第二次大戦の戦勝国としてモスクワに来る。
米中露という世界の3大国の首脳がモスクワに集まる。そこでトランプは中露に対し、みんなで軍事費を半減させよう、核兵器も減らそうという提案をするつもりだと表明している。トランプは有限実行の人だ。すでに習近平にも電話して、この話をしているはずだ。
5月9日のモスクワでの米中露首脳会談は、米単独覇権を仕切ってきた諜報界の英国系がウクライナ戦争で潰れ、世界が多極型に転換したこと・多極化の完成を示す「 新ヤルタ会談」になる。》
米中露という世界の3大国の首脳がモスクワに集まる。そこでトランプは中露に対し、みんなで軍事費を半減させよう、核兵器も減らそうという提案をするつもりだと表明している。トランプは有限実行の人だ。すでに習近平にも電話して、この話をしているはずだ。
5月9日のモスクワでの米中露首脳会談は、米単独覇権を仕切ってきた諜報界の英国系がウクライナ戦争で潰れ、世界が多極型に転換したこと・多極化の完成を示す「 新ヤルタ会談」になる。》
《今回、トランプが復権し、プーチンと組み、ロシアの勝ちでウクライナ戦争を終わらせる。EU英加など英国系は、超愚策で自滅している。この状態でプーチンがG7に戻ってG8になると、G8は米露が組んで英傀儡の超愚策を懲戒しつつ廃止していく機関になる。》
《バンス米副大統領は欧州に乗り込んで2月14日、のミュンヘン安保会議で、リベラル全体主義化した西欧諸国の大間違いと極悪さを指摘するぶしつけな演説を放った。
これは、トランプがプーチンと和解してG7に再招待する件と同期している。イーロン・マスクは、ドイツ政府を非難しつつAfDを絶賛している件とも同期している。
米国は、欧州と同盟して露中を敵視する単独覇権の国から、露中と組んで欧州の間違いを懲戒する多極型世界で北米を代表する国に転向した。米国は、非米側に出ていってしまった。
米国側に残されたのは、自滅して右派に政権を乗っ取られそうになっている西欧諸国だけだ。日本は、ずっといないふりしている。》
これは、トランプがプーチンと和解してG7に再招待する件と同期している。イーロン・マスクは、ドイツ政府を非難しつつAfDを絶賛している件とも同期している。
米国は、欧州と同盟して露中を敵視する単独覇権の国から、露中と組んで欧州の間違いを懲戒する多極型世界で北米を代表する国に転向した。米国は、非米側に出ていってしまった。
米国側に残されたのは、自滅して右派に政権を乗っ取られそうになっている西欧諸国だけだ。日本は、ずっといないふりしている。》
《これまで世界を支配していた英国系は、リベラルな表向きと正反対に、世界中を敵対と戦争にして、軍事競争を扇動してきた。
トランプは逆に、米中露を仲直りさせ、覇権主義の英国系(英国やEUや米民主党などのリベラル派)を無力化し、戦争を終わらせ(中東はイスラエルの希望を叶えた後で平和化)、世界を安定的な多極型に転換する冷戦後の過程を完結させていく。》
トランプは逆に、米中露を仲直りさせ、覇権主義の英国系(英国やEUや米民主党などのリベラル派)を無力化し、戦争を終わらせ(中東はイスラエルの希望を叶えた後で平和化)、世界を安定的な多極型に転換する冷戦後の過程を完結させていく。》
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「世界中の悪の元栓を閉めてしまうような、とてつもないこと」 [トランプ革命]
《世界操作のメカニズムを見てきた人は、USAIDが解体されると聞いたときに、これが、グローバリストのアジェンダから、世界全体を解放することになるのがわかったと思う。これはまさに、世界中の悪の元栓を閉めてしまうような、とてつもないことだということがだ。》《就任して3週間ほどで、アメリカ国民の大多数は、もうトランプがやることをすっかり信頼しているのだ。これを見た世界中の人々も、すでに世界が転換したのを感じるだろう。それは、世界中の人々の中で封じ込められていた、生命の時間の花を目覚ましてしまうようなことだったと思う。》
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慎重論もあるが(「マスク氏によるデジタル暴力革命が生み出す米国ディストピア化計画にトランプ大統領は気づいているのか?」)、今は、「生命の時間の花が目覚める感覚」をじっくり味わいたい。→「(ミヒャエル・エンデが『モモ』で描いた、シュタイナーに通ずる)たしかな心の世界」https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2012-02-17/「「モモ」を読むーーますみのむすび」https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2012-01-13
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USAIDの解明 [トランプ革命]
「なぜ苦しかったのか、、、その答えが見えた (マドモアゼル・愛)」https://www.youtube.com/watch?v=P-X3qrY_iIA《(14:07)ヒラリークリントンが出て、共産主義革命を絶対化して人間牧場完成一歩手前まで行った時に、トランプが出ちゃったわけです。》
《USAIDの解明が進んでいますが、メディアは口をつぐんでいます。理由はわかりませんが、語ってはまずい何か、知られてはまずい何かがあるからでしょうか。 ところで、今回のトランプ革命の対象は何だったのか、、、単に不正を暴くというものだけではないと思われます。なぜ大規模な不正が行われていたのかの、その理由がわかることによって、そうしたことの本当の目的が見えてきます。 多くの秘密が公開される流れの中で、関係者やメディアの多くが興奮されるのですか、、、それなりの理由があるからにほかなりません。 なぜ彼らは興奮するのか、、一体その目的は何だったのかについて、今回はゆっくりと語らせていただきました。》
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