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「的外れの参政党批判」をめぐって⑺ 「気づき」ながら進む参政党 [緊急事態条項]

●konaさんへの返答
・「自由を守るための」緊急事態条項は、konaさんからの提案と思っていました。なるほどと思い、具体的に例示していただきたいと思っていました。
・私が「緊急事態条項」に現在「断固反対」するのは、政府のコロナ禍対応、ロシア対応を目の前に見せつけられたからです。まともでない政府によって「緊急事態」判断が下されるのはとんでもないことです。
・参政党の重要な柱は「國體」観です。そこを理解できない人は、とりあえず参政党には無縁な方です。ただし”敵”ではありません。参政党が目指すのは”八紘為宇(ゐう)”ですから。
・「文明史的大転換」について、「経済至上主義から人間関係第一主義へ」と言ったことがありました。→https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2020-04-04-2
・副島板への転載は、konaさんとのやりとりのきっかけが副島板だったので、報告の思いもありました。それにこのところずっと投稿が途絶えているので、応援したいという気持ちも強かったです。30年来のお付き合いですから。副島氏に罵倒(叱責)されたのはいい経験でした。→「廊下ひばり」https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2006-06-11)副島氏感覚との違いが明確になった議論もありました。→「「損得の視点」を超えるもの」https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2006-06-03  そうしたことも含めて、人後に落ちない副島ファンのつもりです。
・mespesadoさんからの返答、《いずれにせよ、憲法学だろうが、経済学だろうが、通説的な理解は今の世界を理解するには全く役に立たなくなってきていると認識しているので、大変不遜ながら、私は私自身で学説を一から作り直している、といった心境で意見を書かせてもらっています。》に快哉です。「博学」とかではないのです。ある意味、知識は邪魔でしかない。標準的な定義から説明》とか一般的な辞書的な意味》とか、そういうのでつくられたヒエラルキー、そんなのを優先してしまう教育が、日本の教育をダメにしている、参政党もそのことに気づいています。自分の頭で、自分の感覚で納得することがいちばんなのです。私が文章を書くのはそのためです。人に読んでもらうのはあくまで二義的です。だからついつい他人(konaさん)から見れば「ダラダラ」に見えるのかもしれません。書いている私にとっては”納得”の必然性をたどっているのです。私にとって、書くことは”発見”です。元来飲み込みが悪いこともあって、本気で読みたい(読まねばならない)文章はここにひとまず転載して読むようにしています。読むことも”発見”です。mespesadoさんの文章に出会ったのは4年前でしたが、はじめて読んだ時からずっとそうしてきました。いつも”発見”があります。konaさんにも多くの”発見”があることをご期待申し上げます。
参政党は、みんなで”発見”しながら進んでゆく政党、「ほんとうのことならなんでもあり」にはそうした期待を込めています。ご理解ください。言い換えれば「「気づき」ながら進む参政党」です。
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「的外れの参政党批判」をめぐって⑹ 玉音放送の原点に還れ [緊急事態条項]

konaさんからコメントいただきました。mespeasadoさんに早速答えていただきました。放知技板に転載なった方を下に転載させていただきます。

以下は私の考えです。

⑴緊急事態条項について

私はかねてより、占領下において制定された憲法は、内容の如何に関わらず改めなければならないと思ってきました。したがって「改憲」ではなく「創憲」です。参政党の考えにわが意を得た思いです。「緊急事態条項」については、日本がまともな独立国家あるならば、明記することに吝かではありません。しかし、現状は違います。私が「改憲反対」を主張するのは、国挙げてのワクチン接種へのなだれ込み、さらにロシア非難一辺倒を目の当たりにさせられたからです。現状日本においての「緊急事態条項」追加の改憲は必死で押しとどめねばならないと考えています。おっしゃるように「自由を守るための」緊急事態条項》は大切に思えます。mespesadoさんの「国民主権」の憲法にするのなら、「今の主権者が他者に奪われない仕組み」という一般的な憲法の原則に加えて、「力を持つ者による暴走を防ぐ仕組み」が不可欠になる。》に関わります。

⑵「文明史的大転換」について

川喜田二郎著『「野生の復興」デカルト的合理主義から全人的創造へ』(祥伝社 平成7年)の終章にある文章、《私が今ハッキリ言えることは、誰もがあのヘゲモニズム(常に他より上を目指してやまない覇権主義)の地獄から抜け出し、それぞれに安心立命を得た方がよいということである。/ このような内面体験の一つの大きな特色は、もはや「自我」という固い観念の穀を内側から叩き破って、広い世界の自由で新鮮な空気を深々と呼吸していることなのである。/ 「自我」ではなく、知・情・意いずれをも備え、肉体そのものである「己れ」として生きている。/ しかもその「己れ」は、そう自覚した方がよい場面でだけ存在するのであって、それが必要でなくなったら、いつでも「己れ」を退場させてしまう。つまり「己れ」は実体ではないのであって、方便として存在するだけなのである。》それがあたりまえの世の中になることです。それは急にガラッと変わるのでなく、もうどんどんそういう方向に進んでいるとは思いませんか。というより、人間は本来、そういう風に生きているのです。それなのに「自我」と「オカネ」が「所有」観念を媒介に結びついて「オレが」「オレが」が跋扈する。そんなのにもうみんな嫌気がさしているのです。文明史的大転換」などというと大ごとに聞こえますが、人間本来の当たり前の感覚が大事という認識に還るということです。私にこのことを気づかせてくれたのはメルロー・ポンティでした。→https://oshosina.blog.ss-blog.jp/archive/c2302827098-1 「大学紛争」を生きていた時代です。そういえば、「目を覚ませ!全共闘世代」と呼びかけたのが、ちょうど1年前のことでした。→https://oshosina3.blog.ss-blog.jp/2021-06-13-1 放知技板と副島重掲板にも同趣旨で書いたのでしたが、なんの反応もありませんでした。(このところのkonaさんとのやりとり、副島重掲板にも転載させていただいていたのですが、今見たらそっくり消されていました。副島さんの判断だったのか、迷惑がられていたとしたら、ちょっと心外。私にとって大事な副島重掲板、この時期にあってあまりに閑散なので応援のつもりだったのだが。)

参政党がDSに毒されていない保証はどこにもありません。》について

政策 山新6.26 3.jpgいまmespesadoさんの最新発言(989)を読んだところです。もし彼らが「偽物」なら改憲の最後の一押しになる可能性》。この点について、私は心配していません。参政党の立場は明確に「創憲」です。「創憲」については、私なりのイメージがあります。昭和20年8月15日正午の玉音放送、あの時点の日本人みんなの気持ちを「国民の共通意思」の原点(基点、起点)として構想することです。→『神やぶれたまはず』再々読(7)」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-05-17-5

はるか@覚書.jpg「泣いて生まれてきたけれど」の参政党への疑惑→

神谷氏が「わたしのいちばん大事な仕事は”切る”こと」と言っていたのを聞いて納得したことがありました。切られた方にしてみれば、切った方は”敵”に変わります。日々その戦いが繰り広げられているはずです。昨日そんな思いで、日々の暮らしのその目の前がそのまま「戦場」であり、常に「戦い」に直面させられています(「敵」は自分の中にもいる)。そういうプロセスを経ながら、「魂の共同体」はできあがってゆく、そういう時代です。》と書きました。(https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-06-26-1

松田氏の『日本をこう変える』を読んで気になったところを書いておきます。《戦争の惨禍を経験した私たち日本人は、二度と戦争だけはしたくないという思いをどの国よりも強くもつ平和主義の国民です。自国民を好戦的な国民だと侮辱するのでしょうか。戦後の日本は戦時とは政治体制も異なり、世界でも最も民主主義が徹底した国の一つです。もし危険な為政者が誕生して国民を不必要に戦争に巻き込もうとすれば、次の選挙で間違いなく政権を失うでしょう。実際に次の選挙を考えてこれだけ世論に敏感な政治家たち自身に、そんなことを考える余地はありません。戦後日本の民主主義をもう少し信用してほしいものです。》(229p)私は疑問です。隙を見せてはならない。だからこそ、8月15日の原点に還らねばならないのです。

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「的外れの参政党批判」をめぐって⑸「緊急事態事項(≒授権法)」には明確に反対 [緊急事態条項]

めいこさんの動画に対する異和感に始まったkonaさんとのやりとりから次の記事を書いた。(副島重掲示板に転載させていただいています→http://snsi.jp/bbs/page/1/

⑴的外れの参政党批判:めいこさん https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-06-20
⑵前記事へのコメント二氏へ https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-06-21
⑶私なりの歴史があって、参政党に出会いました https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-06-22  
⑷「ほんとうのことなら、なんでもあり」の参政党(付 新・mespesadoさん講義(159))https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-06-23-2

ここまでは、konaさんとの距離(違い/異和)に焦点をあてていた。しかし今回はmespesadoさんを介して、konaさんとの同じ土俵が見えてきた。

自由共和党.jpgkonaさん紹介の立憲自由党藤川氏、《現憲法を破棄して、結局は日本国憲法と同じようなものにならざるを得ないと思うが、新しく作るというのもロジックとして有りだと思っていた。/しかし人権無視のコロナ対策を経験して認識が甘過ぎたということに気付いた。/まず憲法で緊急事態宣言を出せないことで救われたと思っている。》このことは全く同感だ。リンク先に左の図があったが、憲法改正 コロナ政策.jpg右の図もある。参政党は基本的に「改憲」でなくて「創憲」、「緊急事態事項」には反対だ。ただ、かつて参政党HPに「日本版国防権限法(授権法)」とあったことがめいこさん動画での批判になっているのだが、それについてのめいこさんの誤解をていねいに指摘するサイトがあった→https://prettyworld.muragon.com/entry/6.html(下記転載)。 その結論は参政党は緊急事態条項≒授権法に反対しています/ドイツでの授権法なるものに相当する日本の話題と言えば、それは自民党案による緊急事態条項です。これについて参政党は明確に反対しています。》(動画がオススメです→https://hiyorimi.jp/sanseito-zyuken-douga

mespesadoさんには今朝、憲法に対する4つの立場について明快に分類していただきました。

konaさんのコメント参政党がDSに毒されていない保証はどこにもありません。》については、これはこれで非常に大事な問題なので、またあらためて後ほど。

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「ほんとうのことなら、なんでもあり」の参政党(付 新・mespesadoさん講義(159)) [緊急事態条項]

ポスター目標完了 南陽市 .jpgポスター目標完了 川西町.jpg参政党とやすえちゃん、やすえちゃんの分は宮内地区のみですが、二刀流のポスター貼り、昨日の分、目標達成しました。左写真は南陽市完了、右写真は川西町昨日分完了の記念写真です。同僚議員に「参政党はポスター貼るん?」と聞かれましたが、全県隈なく動いています。

さて、昨日の記事にもkonaさんからコメント(下記転載)いただきました。《めいさんは人徳があり自然かつ立派な人生哲学のある方との感想を持ちました。》と言われて、「還元主義」を思いました。人の働きをいちいち「金のため」と言い、政治家の行動についていちいち「票のため」と言う。それと同じように、「なにがほんとうか」を求めているだけなのに、「立派な人生哲学」とかの評価感覚を持ち出して、「ほんとうのこと」から目をそらしてしまう。私がいちばん「違和」とする感覚です。「ほんとうのこと」を求めるということは、自分を叩き壊す「覚悟」を持ちながら突き進むことです。

《①新たな枠組み(文明史的大転換)に基づいた帰結(利益)と②既存知に基づく論考への批判(不利益)》については、池田信夫氏に対する「異和」に通じます。→『限界費用ゼロ社会』アマゾンレビューhttps://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R2I5OFFSC8AE56/ref=cm_cr_getr_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=4140816872

《個を原理とする時代から共感を原理とする時代》というのは、「どっちがいいか選んだ結果」ではありません。→「「損得の視点」を超えるもの」https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2006-06-03

mespesadoさんによる「ポリコレ」「サヨク脳」批判(下記転載)もぜひ読んでみてください。

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mespesadoさん曰く、参政党が理想とする憲法改正も緊急事態条項の創設も、百戦錬磨のDSには、かえって彼らの企みを実現するために悪用されてしまう可能性が高い。》

松田学氏の『日本をこう変える』を読んでも、まるまるそのまま受け入れるものではありません。ただ、考えるべきことを網羅してくれているということで、いつも手元に置いておきたい、私にとっては教科書的な本と思えます。参政党のどこに惹かれるかといえば、「みんなでほんとうのことを求めながら、いい日本をつくっていこう」という「柔軟性」のような気がします。だから「参政」党なのです。「ほんとうのことなら、なんでもあり」と思って参加しています。

以下はkonaさんからのコメントです。

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参院選、私の立場 [緊急事態条項]

参院選、私の立場.jpg

一般質問報告号「たかおか亮一備忘録」No.25(2022.6.10)ができました。(家の前のボックスに入れておきます。)「参院選、私の立場」を書きました。

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◆参政党に心から共感します!

 「人まかせの政治ではダメ。一人ひとりが政治に参加しよう!」というのが参政党です。一般マスコミにはまだあまり登場していませんが、無党派層を中心ににすごい勢いで広がり、6/9時点で党員も48,000人を超えています。仙台の街頭演説には700人が集まりました。勢いだけの党ではありません。すごい頭脳集団でもあります。最高レベルの情報が流れ込み、そして発信できる、ほんとうにまっとうな政党と評価できます。参政党の出現で日本の政治は根っこから変わる、そう思えます。

◆やすえちゃんを守らねばなりません!

 やすえちゃんには「総理大事を目指して欲しい」と言っています。人柄もいいけれど、頭もすばらしくいいのです。速射砲のような弁舌に私の頭ではついていけなくて、大事な話は録音して聞き返すだけでなく、文字に起こすこともあります。すると、そのままで実に理路整然とした文章になっているのです。
 深刻な食糧危機を前に、落としてならない農業問題の第一人者です。小さい子どもを抱えての政治活動に同情したくもなりますが、心を鬼にしてでも、「日本のためにがんばってほしい!」と言わねばならない真の政治家です。山形県民の本気度、県民性が問われる選挙です。

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山形選挙区では参政党から黒木明氏(愛知県在住)が立候補を予定しています。参政党がどういう党かを知ってもらうために全県区で立候補、という党の方針によるものです。参政党の目的はあくまで、全国比例区でより多くの当選者を出すことです。参政党を応援する方も、ここはあえて舟山康江さんに投票することで、地方区の大事な一票を活かしていただきたいと切に思います。私は、やすえちゃんにとって、非常に厳しい選挙と認識しています。

参政党はどんな党なのか、阿修羅板で的確なコメントを見つけたので転載しておきます。10. 2022年6月09日 23:49:41 mkmJoCtiF6 SjdpZGQ3QUpsRkk=[5]  

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一般質問(1)前置き [緊急事態条項]

一般質問終わりました。長い前置き、演説みたいになりました。シーンとして聴いていただきました。

要するに、これがわかってほしいのです。↓ (https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-05-17-5

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昭和208月のある一瞬――ほんの一瞬――日本国民全員の命と天皇陛下の命とは、あひ並んでホロコースト(供犠)のたきぎの上に横たはっていたのである。》(長谷川三千子『神やぶれたまはず』

 

国民は、その一瞬が過ぎるやたきぎの上からたちまち降り立ち明日から生きてゆくための行動を開始した。薪の上に載った一瞬などその時だけの一瞬に過ぎない。そんな記憶は時間と共にどんどん遠ざかってゆくだけだ。そうしてあっという間に68年が過ぎてしまった。

 

しかし、国民にとっては「ほんの一瞬」であった 「この一瞬」は、昭和天皇にとってはその後の生を通して背負い続けなければならなかった「永遠の一瞬」だった。

 

いまあらためてあの一瞬からいままでの時の流れをふりかえるとき、あの一瞬が夢だったのか、はたまたあの一瞬を忘れて過ぎ去った68年の時の流れが夢だったのか。長谷川氏の「神やぶれたまはず」を読んだいま、私には過ぎ去った68年の方が夢だったのかと思えてしまう。

 

昭和天皇はその間、われわれにとってたちまち過ぎたあの一瞬を夢ではない現実として、たきぎの上から降り立つことのないまま昭和を生きて、平成の御代へとバトンを引き継がれていったのではなかったか。薪の上に在りつづけた昭和天皇のお姿こそが夢ではない現実ではなかったのか。そのことを抉り出してみせてくれたのが、他ならぬ「神やぶれたまはず」であった。民よ、再び薪の上に戻れ。そこで「神人対晤」のかけがえのなさを知れ。確たる現実はそこからしか始まりようがない。さもなくば日本人の精神はとめどないメルトダウンに抗すべくもなし。あの一瞬に目を瞑っての日本再生は、かつて辿った道を遡る道に過ぎない。

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嬉々として戦争を煽る輩に、怖気(おぞけ)を震う。ふと浮かんだ言葉が、”売国奴”。目を覚ませ!日本人。

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6月議会一般質問通告 [緊急事態条項]

6月議会一般質問通告締め切りが今日の正午。最初の「二度と戦争への道を歩まないために」の質問が、《一般質問の範囲/一般質問とは、議員がその属する地方公共団体の行政全般にわたり、執行機関に対し、事務の執行の状況及び将来に対する方針等について所信を質し、あるいは報告、説明を求め又は疑問を質すことです。『地方議会運営辞典』から外れるとのことで削らざるを得ませんでした。3月議会で、私以外の全員の賛成で「ロシアによるウクライナ侵略に断固抗議する決議」を採択したこともふまえ、参院選を前に、いま最も重要な問題と思え、意気込んで考えたのでしたがやむを得ません。以下、削除分をそのままにした通告書です。

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新・mespesadoさん講義(108)【超重要】憲法の主権者は誰か [緊急事態条項]

緊急事態条項を盛り込もうとする改憲に向けての動きに危険さを感じていました。その動きの奥に見えてきた、さらに恐ろしい目論見の指摘です。世界の主権がPE(あるいはDS)にあり、という主張を(自民党改正案の段階では実質的な主権者が誰であるかを隠していたけれど)もはや隠していない。》

◎第2回WHO特別総会結果(厚労省HP)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hokabunya/kokusai/tp210607-01_00005.html
1 概要
* 期間:令和3年11月29日(月)~12月1日(水)
* ハイブリッド会議
* 日本政府代表団:後藤茂之厚生労働大臣、中谷比呂樹執行理事(現地)、井上肇国際保健福祉交渉官、平岩勝国際課長等。
* 本会議では、3日間にわたり、1議題(技術)を協議。
 
※WHO総会は、全加盟国代表で構成される最高意思決定機関。毎年5月に開催され、保健医療に関する重要な政策決定を行う。特別総会(Special Session)が開催されるのは、WHO創立以来2回目である。


2 政府代表発言
WHO特別総会では、後藤茂之厚生労働大臣が政府代表発言を行い、
* 東京オリンピック・パラリンピック競技大会が世界の人々の団結の象徴となったこと。
* 兵庫県姫路市で開催された第72回世界保健機関西太平洋地域委員会が西太平洋地域の加盟国にとってCOVID-19対策に必要な地域の行動を議論する機会となったこと。
* 世界保健総会特別総会で議論される条約、協定、その他の国際文書といった新たな枠組の基本的原則のひとつとして、日本はユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の重要性を強調すること。
* 国際的な協力と連携を通じて、日本はパンデミックへの予防、備え、対応の改善に必要な新しい国際枠組と国際保健規則(IHR: International Health Regulations (2005))の強化に関する議論に引き続き参加していくことを述べた。 

3 主な成果
パンデミックへの予防、備え、対応を強化するための政府間交渉会議(INB: Intergovernmental negotiating body)の設立に関する以下5点が全会一致で決定した。
* INBの初回会合を2022年3月1日までに開催すること。
* INBは、新規国際文書の要素を検討し、同年8月1日までに開催する第2回会合に草案を提出すること。要素の検討後、新規国際文書の形式(条約、協定、規則、その他)を決定すること。
* INBは、新規国際文書と国際保健規則(IHR)の間に重複や矛盾がないよう、既存のWHOの加盟国作業部会※と連携すること。※Member States Working Group on Strengthening WHO Preparedness and Response to Health Emergencies (WGPR)
* INBは、第76回世界保健総会(2023年5月)に進捗状況を報告し、第77回世界保健総会(2024年5月)に成果物を提出すること。
* 部分改正を含めた世界保健規則(IHR)の強化の議論は、WGPRで継続すること。

       ↓↓↓↓↓↓↓↓↓

◎自民、感染拡大時の私権制限 特措法改正の検討開始(日経)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA177EM0X11C21A2000000/
2021年12月17日 21:30

自民党は17日、感染症の流行に備えた法改正を議論する作業部会の初会合を開いた。新型コロナウイルスに対応する特措法が検討対象になる。国と地方の役割分担や外出制限などの強い措置を含めて検討し提言をまとめる。

党の新型コロナ等感染症対策本部長を務める西村康稔前経済財政・再生相は会合後、記者団に私権制限も選択肢だとの認識を示した。「感染を抑える時に強い措置を持つのは一定程度必要だ」と語った。措置に伴う支援策の必要性も強調した。

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「近代文明の本質」(維新の会批判/国民民主党への期待) [緊急事態条項]

mespesadoさん紹介の「菊池さんという方の長編の哲学的論考」https://twitter.com/kikuchi_8/status/1464374139402088451から拾い書きしました。読みつつ、書いておかねばならないことに思い至ったのでそのことから書きます。

やすえちゃん2021.11.26.jpg26日、舟山康江議員も出席して南陽市後援会の会合がありました。国民民主党と維新の会の接近が大きな問題になりました。維新の会と一緒に動くようならこの会から離れざるを得ない、との強硬意見も出ました。以下、やすえちゃんの弁明です。《自民党もダメ、野党もダメと言っているところで、特に大阪を中心として、まさに改革という心地のいいことを言いつづけてきた日本維新の会があのように大きく躍進したのではないのかなと思っています。ただちなみに、山形県におきましては維新がさほど伸びてはいない。やはり多分これは、冗談ではなくですね、明治維新の記憶が東北のわれわれには残っているんじゃあないかと思うんですよね。維新にしてやられた、みたいなね。そういったところもあって、維新はそんな・(?)・もっと言えば、2012年とか2013年には、このあたりには維新全国的にけっこう支持率が高かったんです。それを考えると、今回、維新躍進躍進と言ってる割には大して躍進していないというのも事実ですので、報道にごまかされない方がいいかなと思っております。・・・・・国民民主党の立ち位置についていま非常に疑念を持たれている、こんな状況にあると思っております。その発端は、選挙戦の翌日、11月1日に毎日新聞に「国民民主党、維新との連携を模索」といった、こういうふうな報道が出たことがひとつの発端ではないのかなと思っています。実はこの時に、玉木代表は一言も維新との連携ということは言っておりません。そういう中でこの報道に対して、抗議をしまして、訂正記事も出ております。玉木さんが言ったのは、ひとつは、立憲、共産、国民と衆議院の国会対策でいつも連携していたんですね。要は、与党に対して野党で、国会運営にあたって連携をしていくというところで、衆議院では、立憲、共産、国民が連携しておりました。そこの枠組みから抜けますと言ったことがひとつ、そしてその上で、どの党とも等距離で、まさに、今回まがりなりにも議席を増やさせていただいたのはやっぱり自分たちの「対決よりも解決」改革中道路線が一定程度評価いただいた、という中でまさに、立憲、共産の枠組みから外れて、その中立の立ち位置に立ち、どこの党とも政策本位で連携していきたいと、その中に維新も入るのかというところで、維新にも連携を呼びかけていきたいというところが、まさに維新との協力連携というふうに報道なにった。そういうことでありまして、繰り返しになりますけれども、抗議の結果、それが訂正をされ、それを書いた記者は担当を外されて飛ばされたということもありますので、あらためて今日申し上げたいのは、もうそれ以上でもそれ以下でもありません。政策本位で、まさにどの党とも等距離でしっかりと連携をしていく、政策実現に向けて動いていくというこれだけでありますので、維新と共同会派を組むとか、維新と行動を共にするとかということは一切ございませんし、私自身も特に、山形においてはさっき言ったように維新の票は全く伸びていないわけですから、そういう中で、変な話、維新と組めばものすごくお得かも(?)という話があれば、ほんとにもういろんな野心を持ってそういうこともありうるかもしれませんけれども、特にそういった状況もない中で、維新と組むということはありえません。》ただ、ガソリン価格高騰の中での「トリガー条項凍結解除」に向けた法案提出について、日本維新の会と調整に入ったことが付け加えられた。(ガソリン高騰にリッター25.1円課税引き下げ「トリガー条項凍結解除」法案提出で国民と維新が調整

実は「菊池さんという方」の議論を読みつつ思ったのが「新自由主義(ネオリベ)の権化」ともいうべき「維新の会」だった。「近代文明の本質」としての「効率第一主義」、それにどっぷりはまる維新の会。今まさに問題にすべきがそれなのだ。その意味で「維新の会」アレルギーは正常な感覚だ。そんなわけで、やすえちゃんの言葉をきっちり記しておきたかった。

もう一つの維新の会への危惧が「改憲」志向。いまその先に見えるのが「緊急事態条項」で、「占領憲法」問題は一義性を失っている。国民民主党の踏ん張りどころだ。維新の会に巻き込まれてはならない。菊池氏は言う、《緊急事態条項は憲法を停止し政府に独裁的権限を与える。改憲を絶対に許してはならない。》ここの26日の記事でもmespesadoさんが、中村篤史医師の意見を紹介しつつ問題にしたところだ。→https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2021-11-26

国民民主党政策パンフ 1.jpeg国民民主党にさらにもうひとつ言っておかねばならないのが、財源問題。政策パンフ、景気良く「積極財政」を打ち上げつつ、その財源が見えない。やすえちゃんに言ったら「ちゃんと書いてますよ」ということで、「財源の多様化」というのがそうだった。国民民主党政策パンフ 2.jpegそこには「日銀保有国債の一部永久国債化」とあるが、これでは申し訳程度でしかないし、なんのことやらわからない。思い切ってMMTを打ち出さねば何も訴えない。できもしないことを並べているだけにしか見えない。三橋貴明さんと対談して高く評価されている玉木代表はわかっているはず。いろいろ事情もあるのかもしれません。しかし今後、れいわ新選組が核となって、自民党の一部と地方組織を巻き込んだMMT旋風が吹き荒れる。そうなれば維新の会はぶっ飛びます。その風に乗れるかどうか、というより、その風を巻き起こす力になれるかどうか、国民民主党の正念場と思っています。

26日のやすえちゃんとの会合のことを書かねばと思いついて長くなったが、今記事の本題は菊池氏の議論。かなりのボリュームですが、中味も十分濃い。タイムリーで大事なことがいっぱい書いてある。太字だけでもたどってほしい。

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新・mespesadoさん講義(104)「サヨク」的危うさへの警戒 [緊急事態条項]

私にとってはグッドタイミングのmespesadoさんの指摘です。《彼らにしか通用しない、そうじゃない人にとっては、単に顔が引きつるだけの、独特の世界》にハマってはいないかどうか、絶えざる自己検証を忘れてはならないということです。

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