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カホフカ水力発電所のダム決壊について(一般質問冒頭発言) [ロシア]

今日の一般質問、今朝スプートニク記事を読んで、冒頭こう述べた。
《質問に先立ち、昨年三月議会において発議された「ロシアによるウクライナ侵略に断固抗議する決議」にひとり反対した者として一言申し述べさせていただきます。/ ウクライナの南部ヘルソン州で6日に起きたカホフカ水力発電所のダム決壊が大きなニュースになっております。日本のマスコミはゼレンスキー大統領の言うままにロシア軍による破壊のように伝えていますが、真相はまだ明らかではありません。昨年ウクライナはこのダムを破壊させて洪水を起こす試験を行っており、ロシアは国連事務総長に対して、カホフカ水力発電所に関するウクライナの挑発行為に注意を向けるよう求めていたことが明らかになっております。ロシア外務省は、水力発電所に対するウクライナのテロ行為を非難するよう国際社会に呼びかける一方、国連安全保障理事会に真相を明らかにすることを要請しています。マスコミの一方的報道に惑わされることなく、実相解明に目を懲らさねばなりません。ロシアがなぜウクライナに攻め込まねばならなかったか、世界の半分以上はそのことを理解しています。かつてない大きな世の変わり目に在ることを認識して、しっかり自分の頭で考え判断行動してゆかねばならないことをあらためて訴えて、質問に入ります。》

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「日露の友好は日本が自立する道」(田中健之) [ロシア]

日本人が希望を失わずに米国に対し、はっきりノーと言えることでしょう。日本は今、NATOにも取り込まれつつありますが、日本には米国が押しつけた憲法の中で9条がある。これを利用しながら、米国の戦略に組み込まれないように抵抗していかなければいけない。国民自身の意識がしっかりすれば、米国から自由になることは可能です。あとは民間外交です。例えば今、露日の政府関係はよくないけれど、私は民間人としてロシアと交流をしています。人間どうしが仲良くなる民間外交は大事ですし、これで日本政府に対してある程度独自の路線を作っています。》

私の体験から言うと、ロシアの人たちの気持ちはまっすぐで、言葉にズルさがありません。こういう人たちと仲良くすれば日本は良くなると思い、善隣協会をつくったわけです。日本に留学する、就職するロシア人たちのお世話をしたり、またロシアに行く日本人にいいロシア人を紹介する活動を続けています。だから日本とロシアとの関係が悪くなることは非常に私は心が痛む。逆によくない時代だからこそ、頑張って良くなるような努力をしたいのです。》

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スイス情報筋が明かす「ウクライナ問題の真相」 [ロシア]


ロシアのウクライナ侵攻が始まってまもなくの、永世中立国スイスの陸軍大佐、軍事情報専門家、NATO・国連副代表のジャック・ボード氏のインタビュー。「スイスの軍事・国連専門家がウクライナの戦争にメスを入れる・ロシアが特別軍事作戦開始に至った簡単な経緯」https://note.com/tender_lotus58/n/n70a9f7030004

《プーチンが良いのか悪いのか、私にはわかりません。しかし、西洋で我々が下す彼への判断は、明らかに誤った要素に基づいている。》偏りのないウクライナ問題の真実が見えてくる。長いインタビューの最後はこう締められている。私の祖父はフランス人で、第一次世界大戦の兵士でした。彼はよく私に、この戦争がどうして始まったのか、それは集団ヒステリーの刺激の産物であると言った。欧米の政治家たちのヒステリー、操作、思慮のない行動は、1914年に起こったことと非常によく似ていて、とても心配です。中立国である我が国が、EUやアメリカから独立した立場をとることができなくなっているのを見ると、恥ずかしくなります。私たちは冷静で理性的で、メディア騒動の背後にある事実を知る必要があります。

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プーチン演説:日本へのメッセージ [ロシア]


我々にとって、ロシアにとって、西にも東にも非友好的で敵対的な国は存在しない。地球上の大多数の人々と同様に、私たちも平和で自由で安定した未来を望んでいます。》

日本への言及があった。日本の軍国主義との戦いにおける中国の戦士たちの武勲を思い出し、記念する。》「あの過ちを繰り返してはならない!」プーチンから日本への重大な警告のメッセージと受け止めた。


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どうする、日本。

以下、プーチン演説全文。

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ウクライナをめぐる情勢、流れは変わった [ロシア]

岩上安身ジャーナル(IWJ)からです。

《米国はどこまでもウクライナ紛争が長く継続するように「管理」してきました。ウクライナ人とロシア人に血を流させながら、米国本土だけは安全圏から、資源エネルギーと武器輸出で暴利を貪る米国に対し、グローバルサウスだけではなく、EU諸国も、距離を取り始めています。/そして驚いたことに、我が日本国政府も、しんがりながら、米国に忠実に従う「忠臣」の隊列から離れたらしいのです。驚くべきことです。G7で最後の声明を出すまでこの姿勢を貫けるか、不安はありますが、ぜひ、対露制裁からの離脱と停戦への同意を日本政府は示してもらいたいと思います。日本国家と国民に必要なのは、「脱・奴隷の魂」です。今回は、その萌芽といえるかもしれません。》

《『フィナンシャル・タイムズ』のスクープの翌日となる26日、もうひとつ大きく歴史が転換する廻り舞台を見せられました。/ウクライナのゼレンスキー大統領は26日、自身のツイッターで、中国の習近平国家主席と電話会談を行ったことを明らかにしたのです。/「中国の習近平国家主席との長時間の有意義な電話会談をした。この会談は、駐中国ウクライナ大使の任命と同様に、両国関係の発展に強力な弾みを与えるものと信じている」》

③時を同じくして、田中宇国際ニュース解説。要約【2023年4月26日】もうウクライナが勝てないことは確定している。事態を軟着陸させて漁夫の利を得るために和平提案した習近平が勝ち組に入っているのも確定的だ。ウクライナが西部だけ残ってポーランドの傘下に入る可能性も高い。米国と西欧の崩壊が顕在化し、東欧は非米側に転じ、NATOが解体する。ウクライナの国家名はたぶん残る(その方が和平が成功した感じを醸成できる)。ゼレンスキーが生き残れるかどうかは怪しい。EUも解体感が強まるが、国権や通貨の統合を解消して元に戻すのは困難だ。EUは再編して存続する可能性がある。

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ウクライナ電撃訪問の影(藤井聡) [ロシア]

昨日(4月6日)の山形新聞「直言」欄。藤井聡京都大大学院教授の「ウクライナ電撃訪問の影ーロシアとの長期的外交に影響」。

岸田総理とゼレンスキー大統領の共同声明「ウクライナ全土からの即時かつ無条件の撤退」について、《この共同声明は日本の対ロ外交の大きな転換をもたらす。なぜならウクライナ全土にはクリミアも含まれているからだ。これまで日本はクリミア問題に関して米国などと異なり、ロシアに対して比較的寛容な立場をとってきた。G7で唯一NATO加盟国ではないと同時に、北方領土問題まで抱えていたからである。・・・これは日本がロシアにとって米国やNATOと同様に「ロシアと全面的な”準”戦争状態」に突入することになったのだ。・・・その結果、今回の電撃訪問は北方領土の返還交渉を全て破壊することとなった。安倍晋三内閣が積み上げてきた経済や資源についての協力関係もまたご破算となる可能性が一気に拡大した。・・・日本はロシアという”準”友好国を失ったのである。・・・空気だけで動く総理外交は国家を地獄に導く。それをわれわれは太平洋戦争で学んだはずだ。しかし日本人はいまだ反省をできないでいるようである。

以下、スプートニクより、「親日のロシア」。

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ロシアの新外交政策コンセプト [ロシア]

ロシア、反欧米姿勢鮮明に 2016年以来の外交政策改定

ウクライナ侵攻

3月31日、ロシアのプーチン大統領は新たな外交政策の指針を大統領令で署名した=AP

ロシアのプーチン大統領が3月31日に大統領令で承認した外交政策の指針で、米国など西側諸国への対抗姿勢を鮮明にした。ウクライナ侵攻が長期化するなか、中国を筆頭に対ロ制裁に参加していない国との外交を強化する方針も示した。

2016年以来の改定となった「外交政策概念」では、ウクライナ侵攻に関して「米国と同盟国が(軍事力と非軍事力を組み合わせた)ハイブリッド戦争を開始した」と、米国を名指しで非難。「ロシアの文明的役割などを損ない、あらゆる方法でロシアを弱体化させることを目的としている」と訴えた。

その上で、米国と西側諸国などロシアの「非友好国」が通信技術などを軍事目的に利用していると強調。こうした国に対し、対抗措置を取る方針を示した。

世界の多極化が進んでいるとも説明し、中国が参加するBRICSや上海協力機構(SCO)との連携を一段と強める考えを示した。

ロシアと同盟関係にあるベラルーシのルカシェンコ大統領は3月31日の年次教書演説で、ロシアによるベラルーシ内への戦術核配備を認める意向を示した。プーチン氏は25日に戦術核の配備でベラルーシと合意したと述べており、こうした外交方針の一環とみられる。

米シンクタンクの戦争研究所は31日の分析で外交政策概念について、ロシアによる反欧米ブロックの形成強化が目的と考えられると指摘した。

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【スプートニク日本】記事より~↓↓

    ロシアのプーチン大統領は31日、新たな対外政策概念を大統領令によって承認した。

プーチン大統領は、国際舞台における深刻な変化により、重要な戦略文書を修正することになったと強調した。プーチン大統領によると、外務省がその他の関係官庁と連携して、対外政策概念を現代の現実に適合させるための骨の折れる作業を行った。

「発表された概念は、国際問題に関する我われの今後の作業のための確固たる教義的基盤になると思う」

改定された対外政策概念の主な規定は以下。

・ロシアは自らを西側の敵とはみなしてはおらず、西側から孤立もしてもおらず、敵意も持っていない。

・ロシアは、西側が対立の無益さに気づき、対等な協力関係に戻ることを期待している。

モスクワは、米国の方針を自国の安全保障および世界の平和にとってのリスクの主な根源とみなしている

・世界における米国支配の痕跡を消すことに対して、注意が優先的に払われる。

・モスクワは、相互主義の原則に基づいて、すべての国に平等に安全を確保することを目指す。

中国およびインドとの関係の包括的な深化ならびに連携は特に重要な意味を持っている

・旧ソ連諸国における主な目標は、この地域を平和、善隣、繁栄のゾーンにすること。

・また概念によると、他国に対するロシアの態度はそれらの国の建設的、中立的、または非友好的な政策によって決まる。また概念では、ロシアは自国とその同盟国への攻撃を撃退および未然に防ぐために軍を使用することができると述べられている。

・ロシアはまた、世界戦争が始まるための前提条件および核兵器使用のリスクを排除することに特別な注意を払うという。

 

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ロシアの言うことはそのまま素直に理解できます。

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「世界最終戦争」段階に突入か(ロシア兵士へのインタビュー記事で思う) [ロシア]

ドゥーギンによると、ロシアのウクライナへの特別軍事作戦は、ある時点から国民意識の変化をもたらしたという。国民の意識も変わった。〈これは限定的な反テロ作戦や領土の統合ではなく文明の戦いだということを国民が理解し始めた。〉こうしてこの戦争は、ロシアが勝利するか人類滅亡になるかの2択。3つ目のシナリオはない。〉ということになった。》(「ロシアの覚悟」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2023-02-21-1)と書いた。そのことをうかがわせるロシア人兵士のインタビュー記事があった。今やロシア社会そのものが歴史的使命感をもって戦いに挑んでいるかのようだ。いわく、《ロシアのウクライナ攻勢は1年近く続いており、その間、多くの人がこれを解放の戦争と考えるようになった。》そして事実、その方向に社会全体が動き出している。今の市民社会は、国防省よりもはるかに効率的に兵士を装備することができます。人々は、政府が行き詰まった問題を解決する術を身につけました。紛争の間に、膨大な数の横のつながりが生まれました。これは、一見するとわからないかもしれませんが、捕獲されたすべての都市よりも重要な、前向きな進展です。だから、ロシアの変化を語るとき、私は退役軍人だけでなく、ソ連時代にすべて破壊されたこの新生市民社会にも注目したい。》

この一兵士のインタビュー記事を読み、石原莞爾の「世界最終戦争論」を思った。→「馬野周二『世界最終戦争論』」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-04-10-1

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口先ではない真実が伝わってくる(プーチン演説全文) [ロシア]

《我々は仲良くし、約束を守り、誰も騙すことなどなく、どんな時でも困難な状況にある人を支援し、困っている人がいれば、ためらうことなく助けに行く。・・・まさにロシアの民こそ、この国の主権の基礎であり、権力の源泉である。我が国民の権利と自由は不変だ。それらは憲法で保証されており、外からの挑戦や脅威があろうとも我々はこれを渡さない。虚心に読めば口先ではないことが理解できる。

その一方の西側といえば、《米国とNATOは、我が国の国境付近に自国の軍事基地と秘密の生物学研究所を急速に展開していた。彼らは、将来の軍事行為の演出をマスターし、自分たちに従属させ、自分たちの手で奴隷化したウクライナの政権に大戦争に向けた準備をさせていたのである。/そして今、彼らはそれを公然と、あからさまに、恥じることなく認めているではないか。ミンスク合意も「ノルマンディー形式」も外交的なショーではったりだと言って、まるで自分たちの背信行為を誇り、楽しんでいるかのようだ。ドンバスが燃え、血が流され、ロシアが誠実に(私はこれを強調したい)平和的解決に邁進していた時に、彼らは人々の命を弄んでいたことが明らかになった。/この気色の悪い、ごまかしの方法は、これまでにも幾度も試されてきた。ユーゴスラビア、イラク、リビア、シリアを破壊した時も同じく、彼らは恥知らずで二重人格的に振舞った。この恥辱を彼らが洗い落とすことは決してないだろう。名誉、信頼、良識という概念は彼らにはない。/何世紀にもわたって植民地支配、独裁、覇権主義を続ける間に、彼らは何でも許されることに慣れ、世界中を無視するようになった。しかも彼らは自国民までも同じように堂々と軽蔑して扱うことがわかった。自国民もシニカルに騙し、平和を模索し、国連安保のドンバスについての決議を順守しているなどと作り話をして、だまし続けた。実際、西側のエリートは原則を完全に欠いた嘘の象徴と化してしまった。/我々は自分たちの利益だけでなく、今日の世界においてはいわゆる文明国とそれ以外の人々という区分は存在すべきではなく、いかなる排他性も、攻撃的排他性であればなおさら、断固として拒否する誠実なパートナーシップが必要であるという立場を堅持する。》《繰り返したい。戦争を始めたのは彼らだ。我々はそれを止めるために武力を行使し、今後もこれを行使する。/ドネツク、ドンバス、ルガンスクへの新たな攻撃を計画した者らは、次の目的がクリミアとセヴァストポリへの攻撃であることを明確に理解していた。そして我々もそれを知っていたし、理解していた。ところが今、その遠大な計画をキエフも公然と語っている。我々がすでによく知っていたことを彼らは明らかにした。/我々が守っているのは人命であり、自分たちの生家だ。だが西側の目的は無限の権力である。》《米国の専門家らの試算では、戦争の結果、(この数字は我々が算出したのではなく、米国人自身が出した点に注意を促したい)、2001年以降、米国が始めた戦争による死者数は約90万人、そして3800万人以上が難民となった。米国は今、こうした全てを人類の記憶から消し去り、何事もなかったかのように振舞っている。だが、世界でこれを忘れた人は誰もいないし、忘れ去られることもない。》《我々はウクライナ国民と戦争しているわけではない。このことは今まで何度も言ってきた。ウクライナの国民は、キエフ政権とその西側の支配者らの人質となった。西側は事実上、この国を政治的、軍事的、経済的に占領し、数十年にわたってウクライナの産業を破壊し、その天然資源を略奪した。その論理的帰結が社会の退廃、貧困と不平等の爆発的な増加だ。そして、そのような状況では当然ながら、戦闘行為のための材料集めなど容易くできる。人々のことなど誰も考えず、人間を破滅のために準備し、最後は消耗品にしてしまった。痛ましく、語るのも恐ろしいことだが、これは事実である。/ウクライナ紛争を煽り、拡大させ、犠牲者を増やした責任は、すべて西側エリート、そしてもちろん、キエフの現政権にある。この政権にとってはウクライナ国民は本質的に他人だ。ウクライナの現政権は自国の国益のためではなく、第三国の利益のために奉仕している。》《西側世界の何百万人もの人々が、自分たちが正真正銘の精神的破局に導かれていることに気づいている。はっきり言ってエリートたちは気が狂っており、もう手の施しようがないようだ。それでも、前に言ったようにこれは彼らの問題であり、我々がすべきことは子どもたちを退廃と退化から守ることだ。/西側諸国がこれからも我々の社会を弱体化させ、分裂させようとすることは間違いない。彼らは常に国賊をあてにする。こうした者らはいつの時代でも(私はこれを強調したい)自分の祖国を軽蔑するという変わらぬ毒を持ち、喜で金を払う人たちにその毒を売って金を稼ごうとする。これはいつの時代にもあった。》

米国が自国の自己中心的な利益のためだけに、世界秩序を自分たちの都合のよいように作り変え始めたことは、受け入れがたいことだ。/今、彼らはNATOの代表らを通じてシグナルを送っている。事実上、我々に最後通牒を突きつけているのだ。お前たちロシアはSTART条約をはじめ、合意したことを無条件に実行せよ。我々のほうは好きなように行動する。》

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「プーチンのロシア」をどう見るか [ロシア]

《ソ連・共産革命の本質とは、ノーメンクラトゥーラ(エリート層)にユダヤ人が付いて現地のロシア人を支配する体制を作ろうとしたわけです。つまり、このエリートとは選民であり、元は『ユダヤ教』の発想です。従って共産国家の運営は、(かつての)モスクワや北京ではなく、ロンドン・NY・ワシントンでした/いまも『反プーチン勢力』というのは、ロシア・ウクライナの『ユダヤ・ロビー』なんです。それはソ連時代と同様に、ユーラシア大陸における、ユダヤ系の選ばれた選民・大富豪が、西側のユダヤと組んで、ロシアの資源から国民の私有財産までも搾取・独占しようとする方針はずっと変わっていないわけです/ユダヤはソ連時代の栄光を取り戻したい、またソ連崩壊後の(西側のやりたい放題の)体制に戻したいという野望があるにも関わらず、日本の有識者は、プーチンはソ連の残滓を受け継ぐ、共産主義者だとか、独裁者だと批判していて、全く真逆の解釈を続けています。ロシアを独占したいのは『ユダヤ』です》(geo | ジオ@diplo_geo)

『世界人類を支配する悪魔の正体』を読む
『悪魔の正体』.jpgあまりに飛びすぎて「トンデモ」本と読まれかねないことを危惧しつつ、私は「知(インテリジェンス)の最先端」と読んだ。基調をなす、以下の発言に納得。
ベンジャミン・フルフォード:いまの中近東地域で古代の人間たちが、それまでは、それしかなかった狩猟民族をやめたとき、人類は3つに分かれた。1つはそのまま狩猟民族を続けた人たち。次は運河や灌漑設備を作って農業を始めた人たち。3つ目が遊牧民族(ノウマド)。遊牧民族は、数は少なかったけれど、肉は食べるし、乳製品も摂っている。だから、がたいがよくて、馬を乗り回してたくましかった。/古代の遺跡の発掘で分かっていることは、農業をやるようになった人たちが人口ではずっと多い。でも、遊牧民族に比べると、体は小さかったし、強くもなかった。数だけが多かった。遊牧民族は、家畜を支配する技術をもっていたから、草を食べる動物たちを支配できた。だから人類は農業をするようになって、3つ目の遊牧民系の人々が動物だけでなく、草を食べる人間たちをも家畜としてずっと支配し続けた。このことが、じつは現代にまで至る欧米の長い歴史なのです。》副島氏の納得発言の後こうつづく。《実際に一神教を見ると、神様のことを「よい羊飼い(グッド・シェパード)」と言います。羊たちは一生、狼に脅えながら過ごすけれど、最後に実際に羊を殺すのは羊飼いですからね。羊飼い(神)が羊を殺すわけです。だって、そうですよね。殺されて肉を食べられるわけだから。これが欧米の歴史そのものだと言っていい。/今回のパンデミックによるマスク騒動もそうです。皆が黙って言われたとおりにマスクをしている。世界中の人間がもう何百年も前から家畜化されていると言っていい。日本人は欧米人に比べたらその度合いは低いかもしれないですが、その歴史が一番長いのが欧米人で、欧米人の場合は、何千年も前にその家畜化が始まったわけです。その長い長い歴史にいま、終止符が打たれようとしている。》(284-285p)前には次の発言があった。ロシアがそいつらと戦っている、でいいと思う。要するに、この悪魔教の者たちの、世界を二分して戦争をおこしてやろうとか、そういう邪悪な考えではなくて、先ほども言ったように、みんなで仲良くしていく世界を目指そうと、ロシア、中国は考えている。とそう思うけれど、でも、そのためにまんまと戦争させられている、と見るならば、ロシア、中国も操られている。この見方も成り立ってしまいます。/だけど、アジア的な発想は、間違いなく、どうやったら、そういう悪魔的な考えの人たちを排除して、みんなが共存できる世界を作り上げることができるか。この方向に向いていることは間違いない。/家畜制度全廃論序説.jpgいままで、欧米人は自分が家畜化されていることも知らず、知らないうちに屠殺されていた羊だった。でも、アジア的発想は、殺される羊じゃあなくて、自分たちで、この捕われて囲われている柵を出て、自分の足で牧草地巡りを楽しむ羊になろうよ、ということだと思うのです。でも、それは羊飼いにとっては、絶対認めることができないことだ。いま、このストーリーの中で世界が再編されようとしている、ということではないかと私は思うのです。》(94-95p)

太田龍著家畜制度全廃論序説―動物と人間は兄弟だった』に最安値でも6万円の値がついていた!

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