『議会だより』でふりかえる4年間 [議会]
令和2(2020)年4月から令和6(2025)年1月まで、この間発行された「議会だより」vol.160からvol.176の中から私関連の記事をピックアップし、QRコードでこのブログにリンクさせました。年明けから始めた作業でした。
その時々議場での発言も大事ですが、後期に取り組んだ「発掘『南陽の歴史』」シリーズを後世に残したい思いがありました。市内全戸に配布されてもどれだけ丁寧に読まれているかは心許ないのです。こうして冊子にすることではじめて知る方も多いと思います。できるだけ多くの方に開いていただけるようがんばります。家の前の情報箱に常時入れておくようにします。遠方でご希望の方にはお送りしますのでご連絡ください。→oshosina@omn.ne.jp
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『議会だよりvol.176』の「訂正とお詫び」について [議会]
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訂正とお詫び
10月16日発行の本誌13ページの一般質問の記事の内容について。 一部補足を要する部分がありましたので、白岩市長の補足説明を以下のように掲載いたします。
《市長補足文》
誤解を招く点がありましたので、市長の真意を補足いたします。
質問の中での「ワクチンは医療業界にとって一番金になる」との指摘は違います。
ワクチン接種の目的は、市民が感染症で苦しむことを軽減し予防することです。 また、病気がまん延して医療が逼迫し、市民が必要な医療を受けられなくなることを防ぐためです。
膨大な労力を割いてワクチン接種にご協力いただいた医療従事者の皆様に改めて感謝と敬意を表します。
《市長補足文》
誤解を招く点がありましたので、市長の真意を補足いたします。
質問の中での「ワクチンは医療業界にとって一番金になる」との指摘は違います。
ワクチン接種の目的は、市民が感染症で苦しむことを軽減し予防することです。 また、病気がまん延して医療が逼迫し、市民が必要な医療を受けられなくなることを防ぐためです。
膨大な労力を割いてワクチン接種にご協力いただいた医療従事者の皆様に改めて感謝と敬意を表します。
「コロナで潤った人がいるということも確か」との指摘は、いつどこで誰が幾らもうけたのかと言うことがなければ、風評の域を出ないものです。
質問に対する答弁が舌足らずで誤解を招いたことにつきまして、率直にお詫びいたします。
そのうえで「議会だより」が、職場での議論を市民の皆様にわかりやすくお伝えする重要な機能を今後も発揮されますよう期待いたします。
質問に対する答弁が舌足らずで誤解を招いたことにつきまして、率直にお詫びいたします。
そのうえで「議会だより」が、職場での議論を市民の皆様にわかりやすくお伝えする重要な機能を今後も発揮されますよう期待いたします。
南陽市長 白岩 孝夫
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議会報編集委員会では、記事の正確性に留意し、市民の付託に応えられるよう努めて参ります。
委員長 伊藤 英司
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私が問題を知った時点で、「9月議会一般質問市長答弁をめぐって」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2023-11-30-1 の記事で事実の経過をそのまま記していますが、一部補足も必要なのであらためて記しておくことにします。
問題の発端は、9月議会の私の一般質問に対する市長答弁です。「おかしなことを言うもんだ」というのが率直な感想でした。ワクチンの問題について真正面から受け止めてもらえないことに対する不満もあり、議会報にそのまま載せました。「風評云々」については、決算委員会で事実確認をしたことでもあり、あえて省きました。その後「風評」の語を入れてくれとの申し入れがあったのですが、それは拒否しました。私が出席しない最終校正で、「利益を得た方が多くいるかどうかは事実確認が必要だ。」の一文を入れてもいいかと、委員長から電話での要請があったので了承し、10月16日に全戸配布なりました。
ところが、この市長発言に対して医師会からクレームがついたということなのです。だいぶ強硬な内容だったらしく、市長もかなり大変だったと聞きました。舩山議長宛に市長名の下記文書が届いています。11月24日付です。それをうけての今回の「訂正とお詫び」です。
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一般質問⑵ 愛郷心② 神社の意義 [議会]
次のような壇上答弁があった。
市長《「愛郷心」とは、生まれ故郷を愛する心と理解しております。なお、市では令和5年4月に「南陽市教育、学術及び文化の振興に関する施策の大綱」を策定し、「たくましい心と身体を鍛え、愛郷心を育む環境づくり」を、大綱が目指す四つの方向性の一つとして掲げております。その趣旨に沿って、南陽市みらい議会や南陽高校市役所部の活動の充実を図り、教育委員会が掲げている地域総合型教育の推進を支えてまいりたいと考えております。》
教育長《南陽市教育委員会では、「地域総合型教育」を中核とした第6次南陽市教育振興計画を策定し、実践しております。「地域総合型教育」は、地域の教育機関や団体、あるいは、個人の持つ教育機能を連携・連動・一体化を図り成果を高めていく手法と理論を兼ね備えた実践型の教育です。/子どもたちは、多くの市民の方々との「かかわり」の中で、社会性や規範意識等を身につけ、地域の一員としての自覚を高めながら成長を遂げています。同時に、子どもたちの学びが地域の中に組み込まれることで、歯車が動き出し、そこで生活する人々の繋がりが増したり、各種団体の学び・活動が充実したり、地域の活性化や文化の継承・充実等まちづくりの起点の一つになっております。/このように地域総合型教育の充実は、生涯にわたる学びの中で、子どもたち、ひいては市民の愛郷心の醸成に繋がるものと捉えております。》
再質問で、「”愛郷心”ということで何を思うか。行政の観点からではなく個人的なレベルでお答えいただきたい」と市長と教育長に訊ねた。さらにそのあと、愛郷心の拠り処(物実)としての神社の意義についてただしました。市長からはいい答弁をいただきました。
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一般質問⑴ 愛郷心① [議会]
今回の一般質問、なかなかテーマが定まらなくて、これまでになく難産だった。『激安ニッポン』を読んでの異和感から出発したことは先に書いていた。→「12月議会一般質問 ”愛郷心”」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2023-11-24 ”愛郷心”までたどり着いたがその先が見えなかった。どうなるだろうと思いながら、とにかく前日までに書き上げたのが↓ の原稿。その先は当日朝、ご先祖様に教えてもらった。それが再質問につながる。相変わらずのゆきあたりばったりだが、言うべくして言わねばならないことを言った内容になった。言わされている気がする。あらためて書く。
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9月議会一般質問市長答弁をめぐって [議会]
今日から12月定例会です。10月16日発行の9月定例会「議会だより」、私の一般質問に対する市長答弁が問題になっているようです。ちょうど今日「南陽市議会会議録」が渡されたので、事実の経過をたどっておきます。
まず市長とのやりとりです。
【追記 12.2】9月定例会議事録アップなってました。→http://www.city.nanyo.yamagata.jp/up/files/giyousei/sigikai/gikaikaigiroku/05-9-2.txt
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●9月5日一般質問
○高岡議員
これを言っちゃおしまいだよということなんですけれども、結局ワクチンは医療業界にとって一番金になる。 普通の薬は病気になった人しか使ってくれないけれども、ワクチンは健康な人に使ってもらえる。その意味で無限の金のもととなるという。 これを言っちゃおしまいだよということで言ったんですけれども、やっぱりその辺も頭の片隅に置きながら、これは確かにそう言われてしまえば、なるほどな、って思わざるを得ない。
今回、ファイザー社、モデルナ社がどの程度ワクチンでもうかったか知らないですけれども、あるいはいろんな、新型コロナで金銭的にいい思いをした人はたくさん、我々大変な思いをする一方で潤った人がいるということも確かなわけで、その辺も残念ながら、今の世の中では現実なのだということも頭に置きながら、いろいろなことを考えていかねばならないなと、自分なりにも思っているところなんで、市長、その辺についてちょっと、市長なりのお考えを最後にお聞きしたいと思います。
○市長
ワクチンは、お医者さんにとっては非常に望ましくないといいますか、 利益を追求するお医者さんにとっては望ましくないものです。なぜかというと、病気が、議員がおっしゃるように撲滅されていくからです。 永久にもうけるためには、ずっと病気が発生していなければいけないのを、先ほどおっしゃった例のように、撲滅されてしまえば自分の診療報酬 にはつながらない、その点は逆であります。
それから、もうける人がいっぱいいるということについては、いつどこで誰が幾らもうけたのかということがなければ、風評の域を出ないものと考えております。
○高岡議員
予防接種にした予算、例えばここで去年の 報告書では6,620万2,089円。この金額というのがどこにどう流れたか、その辺をちょっと私なりにまた探って、改めてお尋ねしたいと思いますけれども、その辺を最後に言わせていただきまして、今日の質問を終わります。
これを言っちゃおしまいだよということなんですけれども、結局ワクチンは医療業界にとって一番金になる。 普通の薬は病気になった人しか使ってくれないけれども、ワクチンは健康な人に使ってもらえる。その意味で無限の金のもととなるという。 これを言っちゃおしまいだよということで言ったんですけれども、やっぱりその辺も頭の片隅に置きながら、これは確かにそう言われてしまえば、なるほどな、って思わざるを得ない。
今回、ファイザー社、モデルナ社がどの程度ワクチンでもうかったか知らないですけれども、あるいはいろんな、新型コロナで金銭的にいい思いをした人はたくさん、我々大変な思いをする一方で潤った人がいるということも確かなわけで、その辺も残念ながら、今の世の中では現実なのだということも頭に置きながら、いろいろなことを考えていかねばならないなと、自分なりにも思っているところなんで、市長、その辺についてちょっと、市長なりのお考えを最後にお聞きしたいと思います。
○市長
ワクチンは、お医者さんにとっては非常に望ましくないといいますか、 利益を追求するお医者さんにとっては望ましくないものです。なぜかというと、病気が、議員がおっしゃるように撲滅されていくからです。 永久にもうけるためには、ずっと病気が発生していなければいけないのを、先ほどおっしゃった例のように、撲滅されてしまえば自分の診療報酬 にはつながらない、その点は逆であります。
それから、もうける人がいっぱいいるということについては、いつどこで誰が幾らもうけたのかということがなければ、風評の域を出ないものと考えております。
○高岡議員
予防接種にした予算、例えばここで去年の 報告書では6,620万2,089円。この金額というのがどこにどう流れたか、その辺をちょっと私なりにまた探って、改めてお尋ねしたいと思いますけれども、その辺を最後に言わせていただきまして、今日の質問を終わります。
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あまりに思いがけない市長答弁に詭弁性を思いつつ、私には「風評の域を出ない」と断じられたのが心外でした。そのことから9月15日の決算特別委員会での質疑になります。こうも言っていました。《私のこの間、一般質問で、このワクチンについて問題にした経緯があります。/それで、その最後にその金がどういうふうな、結局このワクチンの背後には医療業界の大きな動きがあって、何とか収入につなげたいといったそういった動きがある。 そういったふうなことを指摘しましたところ、市長のほうは、それは具体的にどういうようなところから調べてみる必要があるんではないかと、そういうふうなことを最後に言われましたので、そういったこともありまして、先ほど私、南陽市内の医療機関にどれだけ、どういうふうな形でこのワクチンの金が流れているかと、そういったふうなことを先ほどお聞きしたところでした。》けっこう長い決算特別委員会での質疑でしたが、議会だよりでは ↓ のようにまとめています。(質疑の全文は下に掲載)
さて議会報編集委員会。各議員の一般質問は基本的に議員提出の原稿通り掲載されます。問題の質疑部分、初出はこうでした。
当局校正で「風評の域を出ない」との文言を入れてほしいとの申し入れがありましたが、「風評」論については決算委員会の質疑によって反論したつもりでした。編集委員会の議論を経て、私も了解した上で次のように改めました。
以上が私の立場から言える事実の経緯です。それがどう問題になっているかについては私自身確認していないのでふれません。
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12月議会一般質問 ”愛郷心” [議会]
今日正午締切の一般質問通告書を提出してきました。
今回は難産だった。そして産まれたのが ”愛郷心”。なんとかうまく育て上げたい。
日本経済30年の停滞について考えつつ、『激安ニッポン』を読んだ。《「世界最安値」のニッポン》《「日本人全体」が貧しくなっている》《成長していないのは「日本だけ」》《なぜ、日本企業は儲からないのか》《時代に合わない「日本株式会社」のビジネスモデル》・・・といったネガティブな見出しが並ぶ。では30年前と比べて暮らしは「大変になった」のだろうか。そこで2018年の野村総合研究所の調査結果を見つけた(https://www.sbbit.jp/article/cont1/37152)。1万人の生活者の意識調査の結果、「日本人の生活レベルは着実に向上している」と結論づけられている。とくにインターネット活用度の高い人ほど生活満足度が高い傾向にあるという。デジタル化によって「楽になった」ということだ。「消費者余剰」の言葉に納得した。すぐ思い浮かんだのがプリントパックだった。どれだけ恩恵に与ったかしれない。『宮内小学校創立150周年記念誌』A4フルカラー160pの印刷代が@240円だった。学区内全戸配布が可能となった。8年前読んだ『限界費用ゼロ社会』がリンクした。「オカネ」本位の資本主義から「共感に満ちたかかわり」本位の資本主義へ。昨夜はここまで。
朝目覚めて布団の中であれこれ思い巡らした。「共感のよろこび」をどうやったら行政につなげるか。そして思い至ったのが「共感の土台としての”愛郷心”」だった。ここからどう展開させることができるか。登壇は12月5日(火)の午前10時からの予定。
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「地方議会から良くしていこう」(深田萌絵/うた桜子) [議会]
23:45〜《(深田萌絵)私もなんかたまに考えるんですけれども、なんかこう日本政府のやろうとしていることの逆行った方が豊かな人生送れるんじゃあないかな、といつも疑っているんですよね。政府が旗掲げてやっていることで良いことが何もない。
(うた桜子)うん、なんか何もないですね、残念ながら。
(深田萌絵)それを議員として、今後地方議会から良くしていこうということで、いろんな方を啓蒙活動して、議会で活動していただいているということで・・・》
(うた桜子)うん、なんか何もないですね、残念ながら。
(深田萌絵)それを議員として、今後地方議会から良くしていこうということで、いろんな方を啓蒙活動して、議会で活動していただいているということで・・・》
以下、食に関する有益な亀さん情報連発。
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ワクチン政策について(一般質問②) [議会]
再質問は、感染症という病気そのものとワクチンによる副反応の根本的違いから始めた。感染症という病気そのものは、罹った人にはそれなりの内的な理由があって病気になっているが、ワクチンの副反応というのは、全く健康な人に突然襲ってくる。メリット、デメリットについて、単純に結果のみを秤にかけて判断できるものではない、と。厚労省への新型コロナワクチン接種後死亡報告が2000人を超え、補償認定対象も210名に達している。(今朝、東北有志医師の会がその数字を載せたチラシを発行していたのを見つけた。)そうこうしているうち南陽市はHPVワクチン接種に力を入れ出した。新型コロナワクチンについてはこれまでいろんな角度から述べてきたが、ワクチンそのものについて問題にすべきと考えての今回の質問だった。
そもそも日本脳炎やジフテリアの予防接種が必要なのか。《現在、日本脳炎を発症する患者数は年間10名以下で、ほとんどが60歳以上の高齢者です。ワクチン接種によって患者数は激減した、と説明されますが、違います。大きな要因は農薬の普及により、田んぼのかが減ったことです。日本脳炎を発症する患者が減ったのは、生活環境の変化、栄養状態の改善のためなのです。・・・近年では、日本脳炎による死者は届出上はもう出ていないのです。》(母里啓子『もうワクチンはやめなさい』)その日本脳炎の予防接種、南陽市では昨年延べ1118人が接種しています(1期、2期)。また、《ジフテリアがどういう病気か知っている人は、ほとんどいないでしょう。当然です。もう今の日本には、ジフテリアを発症する人はいなくなってしまったからです。現在の日本には届出上、患者が出ていません。2001年に1人、疑わしい患者が出たきりです。》(同上)そのジフテリアの予防接種、破傷風と混合ですが、昨年202人接種でした。市長は「ワクチンのおかげで病気が減った」と言うので、インドの例を出した。
(インドは、子宮頸がんワクチンの最も多い国でした。それでも2005年までに50%減少しました。その後、アメリカの非政府組織「保健分野における適正技術導入プログラム」(PATH)によるHPVワクチンの実証プロジェクトが行われたのですが、7人の女児死亡等があり、定期接種は頓挫しました。しかしその後もPATHはワクチンメーカーからワクチンの無料提供を受けてワクチン接種プロジェクトを続けました。インド連邦議会の委員会はこのプロジェクトに対して「状況を商業的に利用するために巧みに練り上げられた計画」との見解を示し、「この予防接種プロジェクトにおける子どもの安全と権利は非常に傷つけられ、侵害された」と結論づけました。「(PATHの)唯一の目的は、HPVワクチン製造企業の商業的利益を促進することだった。PATHがHPVワクチンを国の定期予防接種プログラムに入れることに成功していたならば、HPVワクチン製造企業は莫大な利益を得ていたであろう。・・・このPATHの行為は、これらの女児や青少年の人権に対する明らかな侵害であり、明白な児童虐待の事例である。」と記しています。その後、インドの科学者はこのプロジェクトについて、「ワクチンが子宮頸がんの予防に成功するかどうかを見極めることはできない」とし、子宮頸がん発生率の低下は「衛生状態が改善されたこと、供給される水がより清潔になったこと、栄養状態が改善されたこと・・・」等によるのであり、その方面を強化することの方が「ワクチン接種という不確実な介入を全人口に強いるよりもはるかに生産的」と結論づけたのでした。さらにワクチンの根本的な安全性について疑問を投げかけます。ワクチンには最高の安全性が期待されて当然なのです。《健康な16歳の少女が子宮頸がんで死亡する直接的なリスクはゼロである。しかし、そんな少女が、子宮頸がんをまだ一例も予防していないワクチンで死亡したり重篤な障害を負ったりするという、稀ではあっても現実のリスクに直面するとしたら………この国で集団予防接種を行うことについて懸念を抱く真摯な理由がそこにはある。》こうしてインド政府は2013年に「実証プロジェクト」を中止します。実はこのプロジェクトに資金提供していたのはビル&メリンダ・ゲイツ財団でした。2017年、インド政府はゲイツ財団等外部団体からの資金提供を阻止します。しかしせめぎ合いは今も続いているようです。以上、『子宮頸がんワクチン問題』から)
インドでは、子宮頸がん発症の減少はワクチンのせいではなく、「衛生状態が改善されたこと、供給される水がより清潔になったこと、栄養状態が改善されたこと・・・」等によると結論づけ、ワクチン接種は「商業的に利用するために巧みに練り上げられた計画」との見解をもって、ビル&メリンダ・ゲイツ財団からの資金提供を阻止したのだ。
《薬は病気になった人しか使わないけれども、ワクチンは健康な人が対象。その意味で無限のカネの種。それを言っちゃあおしまいだよ、ということで言うんだけれども、世の中そういうところで動いているということも現実ということも考えていただきたい。新型コロナによって、大変な思いをした多くの人がいる一方で、ファイザー社、モデルナ社はじめ大きな収益を上げた人もいる。南陽市で予防接種(新型コロナワクチン以外)に使った金額66,202,089円。その金額がどこにどう使われたかも探ってみたい。》ということで質問を終えたのですが、市長の発言、そのまま文字起こししておきます。《ワクチンはですね、お医者さんにとっては非常に望ましくないといいますか、利益を追求するお医者さんにとっては望ましくないものです。なぜかというと、病気が撲滅されていくからです。永久に儲けるためにはずっと病気が発生していなければいけないのを、さきほどおっしゃった病例(日本脳炎・ジフテリア)のように、撲滅されてしまえば自分の診療報酬には繋がらない。その点は逆であります。それから、(予防接種で)儲ける人がいっぱいいることについては、いつどこで誰がいくら儲けたのかということがなければ風評の域を出ないものと考えております。》それに対する《南陽市で予防接種に使った金額66,202,089円。その金額がどこにどう使われたかも探ってみたい。》でした。
以下、登壇での用意した原稿と、市長答弁。
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宮内公民館改築について(一般質問①) [議会]
一般質問の① 宮内公民館改築について。市長が共感した鯖江市の竹部美樹さんの講演内容を武器に、宮内公民館改築に「市民主役性」を盛り込もうとしたのだが、「市民が主役」と口では簡単に言えても、いざ実践となると難しいようだ。宮内公民館改築問題はその好機と考えての質問だった。
宮内公民館改築については、「宮内から市民の新しい拠点をつくろう会」が中心になっていろんな場で議論の機会をつくってきた。すべての会に出席はできなかったが、いつも私の見えなかったところでの宮内のエネルギーを感じさせられてきた。2020年1月の会合について書いていた。《1月28日のこと、宮内公民館での「宮内から市民の新しい拠点をつくろう会」の議論を見ながら「これだ!」と思った。この会は、宮内公民館改築問題に取り組もうと一昨年から会合を重ねてきた。チラシで参加を募ったりして、昨日は20人ほど集まって、これまで出された「どういうものをつくりたいか」案をカードにしてそれを分類してみるという議論(KJ法)だった。ワンコ、ワンコになっていた。その様子の中に居て、目指すべき新しい拠点とは、こういう場面が日常的に展開される場なのではないか、と思った。いろんな問題、いろんなテーマを、地域のいろんな人同士で自由闊達に語り合う、そこから問題が解決し、また未来への展望も拓けてくる。ひとりでは考えられないコミュニケーション、そこから豊かな交流がつぎつぎ生まれてくる。そんな場があったらサイコー、そう思えたのだった。/ 若い人は議論をしなくなっているという。SNSがあるのでわざわざ集まって語り合う必要もなくなっているのかもしれない。いろんな情報が飛び交いはするけれども、みんなそこで足りた気分になっている。ほんとうは顔を突き合わせてはじめてわかること、見えてくることがあるんだけれども、なかなかそこまでいきにくい。その結果、共通の場で議論すべき問題が見えなくなってしまっている。でもその日は「新しい拠点をどうするか」でみんなが議論に参加する場ができていた。》(「宮内の地霊が動き出した!」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2020-01-29-1 )その半年前の記録もあった。この会合もすごかった。《公民館改築問題に関わる「宮内から市民の新しい拠点をつくろう会」の呼びかけに応えて集まった約30名の第一回会議が6月3日、宮内公民館で開催された。・・・/何と言っても、若い層からのエネルギーを感じ取れたことが良かった。さらにあのエネルギーを掘り起こし、そのエネルギーの「ぶっつけ合い」を通して、そこから「新しい何か」を産み出して行くというのが基本です。私がこれまで言ってきたような「あらかじめの構想」は叩き台でしかない。「自由に叩き合う場」ができたというのが画期的意義と思えます。それを活かすにはあらゆる「決めつけ」を排することが前提です。何ものにも囚われずに自由な発想からの「新しい何か」が生まれることに期待したい。》(「「宮内から市民の新しい拠点をつくろう会」第一回会議メモ」https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2019-06-16-1)そうして昨年の8月8日、市が市民によびかけての会が開かれた。→「熱気溢れた宮内公民館改築説明会」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-08-10 それらをふまえて再質問だったが、「市民が主役」への転換は言うは易く行うは難しを痛感させられた。
以下、用意した原稿と市長答弁。
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9月議会一般質問通告 [議会]
9月議会一般質問通告書を提出してきました。6番目で9月5日(火)の11時頃からです。NCVまたはネット中継で傍聴できます。→http://gikai.city.nanyo.yamagata.jp/nanyocity/index.asp
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