「女大関 若緑」が山形新聞に紹介されました [宮内よもやま歴史絵巻]
徳勝龍優勝のおかげで、今朝の山形新聞「談話室」に「女大関 若緑」が登場しました。
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▼▽小さい時分から男をしのぐ力持ちだった。14歳の少女の頃、いじめっ子たちをとっちめようと銭湯の男湯まで追い掛けたことがある。そこで逆にいじめっ子の親分格のガキ大将から相撲を挑まれたが、見事に転がした。
▼▽昭和の初め、歳の女学生だった時に女相撲の巡業を見る。「自分も相撲取りに」という思いを抑え切れず、故郷の宮内町(現南陽市)を飛び出し興行元に入門した。しこ名「若緑」を名乗り戦前に各地を巡業、人気を集めた。経緯は遠藤泰夫著「女大関 若緑」に詳しい。
▼▽引退後は縁あって愛媛県に住み、料理屋を営みながら子どもを育てる。ただ相撲界は存在を忘れなかった。親交のあった高砂親方(元横綱前田山)は一門を引き連れて愛媛に巡業、勧進元として若緑を男相撲の土俵に上げた。女人禁制の伝統からすれば異例中の異例だった。
▼▽こちらも異例ずくめである。大相撲初場所千秋楽、結びの一番に幕尻の西前頭17枚目、徳勝龍が登場し初優勝を決めた。 決して若いとはいえない33歳、しかも再入幕したばかりだ。 辛抱を続ければいつか花咲く日が来る。優勝直後の男泣きはそんな言葉を実感させてくれた。
▼▽昭和の初め、歳の女学生だった時に女相撲の巡業を見る。「自分も相撲取りに」という思いを抑え切れず、故郷の宮内町(現南陽市)を飛び出し興行元に入門した。しこ名「若緑」を名乗り戦前に各地を巡業、人気を集めた。経緯は遠藤泰夫著「女大関 若緑」に詳しい。
▼▽引退後は縁あって愛媛県に住み、料理屋を営みながら子どもを育てる。ただ相撲界は存在を忘れなかった。親交のあった高砂親方(元横綱前田山)は一門を引き連れて愛媛に巡業、勧進元として若緑を男相撲の土俵に上げた。女人禁制の伝統からすれば異例中の異例だった。
▼▽こちらも異例ずくめである。大相撲初場所千秋楽、結びの一番に幕尻の西前頭17枚目、徳勝龍が登場し初優勝を決めた。 決して若いとはいえない33歳、しかも再入幕したばかりだ。 辛抱を続ければいつか花咲く日が来る。優勝直後の男泣きはそんな言葉を実感させてくれた。
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イルミネーション点灯しました! [宮内よもやま歴史絵巻]
このところ土曜日イベントが続きました。11月23日、米沢から宮内に移った先祖の300年祭も併せた母の10年祭、30日平教場と宮内岳鷹会の合同発表会、そして昨日7日がイルミネーション点灯式。土曜以外でも11月14日、遠来の方にもおいでいただき熊野大社での大嘗祭対応修法、さらにこれから12月15日、家に祀る染屋の神様「愛染明王」さまのお祭り、さらに19日、吟道岳鷹会「平吹岳導先生を偲ぶ会」、気の抜く隙のない日々がもう少し続きます。若い頃は物事を並行して考えることができたのに、今はそれができなくて、一つ終えるごとに頭を切り替え切り替え進まねばなりません。
さて、昨日のイルミネーション点灯式、もっと大掛かりにも考えていたのですが、近所に大騒ぎできない状況があっておとなしくやりました。それでも入れ替わり立ち替わりいろんな方においでいただきました。チラシには「サービス品などもそろえて楽しくやります」とだけ書き、玉こんにゃくと甘酒(酒粕)と日本酒等を無料でふるまいました。ポケットティッシュ効果もなかなかです。ストーブを囲んでいい気分であれこれ語らう楽しいひと時になりました。車の中からイルミネーションを眺めようという方もあったようで、車の往来もいつもより多かったようです。雪が降って寒かったらいやだなと思っていたのですが、そんなに寒くはなかったのもよかったです。
南陽市全域にB3チラシ新聞折込 [宮内よもやま歴史絵巻]
消費税増税に伴う商店街応援事業ということで、県と市から10万円ずつ、20万円の広告費補助。わが粡町商店街は、毎年恒例のイルミネーション点灯に合わせ、「光り輝くまち 粡町通りで幸せ気分」大売出しと銘打って広報することにしました。チラシのほかに、かねたんママのポケットティッシュもつくりました。
明日(7日)午後4時半をめどに点灯式をします。こんにゃくや飲み物を用意します。お待ちしています。