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ウクライナをめぐる情勢、流れは変わった [ロシア]

岩上安身ジャーナル(IWJ)からです。

《米国はどこまでもウクライナ紛争が長く継続するように「管理」してきました。ウクライナ人とロシア人に血を流させながら、米国本土だけは安全圏から、資源エネルギーと武器輸出で暴利を貪る米国に対し、グローバルサウスだけではなく、EU諸国も、距離を取り始めています。/そして驚いたことに、我が日本国政府も、しんがりながら、米国に忠実に従う「忠臣」の隊列から離れたらしいのです。驚くべきことです。G7で最後の声明を出すまでこの姿勢を貫けるか、不安はありますが、ぜひ、対露制裁からの離脱と停戦への同意を日本政府は示してもらいたいと思います。日本国家と国民に必要なのは、「脱・奴隷の魂」です。今回は、その萌芽といえるかもしれません。》

《『フィナンシャル・タイムズ』のスクープの翌日となる26日、もうひとつ大きく歴史が転換する廻り舞台を見せられました。/ウクライナのゼレンスキー大統領は26日、自身のツイッターで、中国の習近平国家主席と電話会談を行ったことを明らかにしたのです。/「中国の習近平国家主席との長時間の有意義な電話会談をした。この会談は、駐中国ウクライナ大使の任命と同様に、両国関係の発展に強力な弾みを与えるものと信じている」》

③時を同じくして、田中宇国際ニュース解説。要約【2023年4月26日】もうウクライナが勝てないことは確定している。事態を軟着陸させて漁夫の利を得るために和平提案した習近平が勝ち組に入っているのも確定的だ。ウクライナが西部だけ残ってポーランドの傘下に入る可能性も高い。米国と西欧の崩壊が顕在化し、東欧は非米側に転じ、NATOが解体する。ウクライナの国家名はたぶん残る(その方が和平が成功した感じを醸成できる)。ゼレンスキーが生き残れるかどうかは怪しい。EUも解体感が強まるが、国権や通貨の統合を解消して元に戻すのは困難だ。EUは再編して存続する可能性がある。

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