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「旧ソ連が開発したウクライナ製のミサイルだった」 [田中宇]

ポーランドの2人を死亡させたミサイルは、「ロシア製」ではなく、ウクライナから飛んできた「旧ソ連が開発したウクライナ製のミサイル」だった。

ロシアは戦争プロパガンダの戦いでは、米英にボロ負け、というか不戦敗している。今回のミサイル騒動で、ロシア犯人説は引っ込められたもののウソと確定しておらず、ロシアへの濡れ衣は晴らされていない。4月初めの「ブチャ虐殺事件」も、ロシアに濡れ衣がかけられたままだ。今回ロシアにかけられた戦争犯罪の濡れ衣はいくつもあるが、いずれに対してもロシアがあまり反論せずに話が終わっている》

ロシアはプロパガンダの戦いで連敗しているが、戦場の戦いではおおむね優勢だ。「名を捨てて実を取る」の観がある。露軍は巧妙な攻撃でウクライナのエネルギーインフラの半分近くを破壊し、ウクライナはこれからの厳冬期、多くの地域で居住不能になり、国民の戦意喪失と難民化が加速する。ウクライナは厳しい戦いを迫られている。今後の厳冬期に居住不能になるのはウクライナだけでなく、ロシアからの石油ガス輸入を急減したドイツなど西欧諸国も同様だ。ドイツでは燃料不足が悪化して停電も予測され、市民生活が困難になり、経済成長が止まって自滅的な退化が進んでいる。ウクライナ戦争は世界大戦の懸念すら高めてしまい、ドイツなど欧州にとって何の利得もない。欧州人は馬鹿だ。》

《露軍は10月後半、ドニエプル川右岸のケルソン(ヘルソン)から撤収してウクライナ軍に明け渡しており、これが「露軍の惨敗」として米国側で喧伝されている。だが、ロシアはウクライナで長い戦争を予定しており、露軍とウクライナ露系住民の犠牲を最小限にするため、ウクライナ軍が米欧から支援されてしつこく攻撃してくる場合は撤退するようにしている。ウクライナ戦争が長引くほど、ドイツなど欧州の自滅が進み、欧州が対米従属とロシア敵視をやめて親露・非米側に転換する可能性が強まる。欧州の非米化が、ロシアと米多極派が共有するウクライナ戦争の隠れた目標になっている。》

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世界は「債券金融システム」崩壊に向かっている [田中宇]

田中宇の国際ニュース解説会員版。

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債券金融システムの終わり
 【2022年11月17日】1980年代から米英を中心に世界に資金を大量供給してきた「債券金融システム」が終わりにさしかかっている。このシステムは、1972年のニクソンショックによる金本位制の崩壊後の状況を利用して構築され、1980-90年代に開花・拡大した。だが、拡大はバブル膨張でもあり、2000年代になるとバブル崩壊し始め、2000年のIT株バブル崩壊、2007-08年のサブプライムローン危機からリーマン倒産で信用不安を引き起こし、いったんシステム破綻した。その後、米欧日の中央銀行群が造幣した資金で債券を買い支えるQEを開始し、破綻した債券システムを蘇生したように見せかけて延命させた。この延命体制は現在まで続いているが、かなり行き詰まっている。

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長い本文からピックアップしておきます。

①1990年の日本のバブル崩壊、その後の「失われた20年」は、あえて対米従属を選んだ日本の演出(選択)の結果。
②2008年リーマン危機以後の金融システムは、自然の(生きた=人間の暮らしに即した)需給関係から切り離され、QE(金融緩和)という生命維持装置でなんとか生き延びている植物人間状態(死に体)。
③多極化勢力の意図に沿った動きが優勢。
④そもそも「仮想通貨」は「ドルの対抗馬」などではなく、「債権金融システム」が生み出すバブルを吸収する役割でしかなかったことが明らかになりつつある。
⑤金地金が正当な評価に向かうのは必然。

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人口動態統計の死亡増の原因を探る⑦結論 [mespesado理論]

《計算結果の評価としては、「実際のワ〇チ〇死亡者は報告件数の少なくとも10倍以上である」という結論になり、この結論は、多くのワ〇チ〇に疑いを持つ人たちの主張する結果とほぼ同じレベルになっています。》

よく反ワ○チ○界隈で、接種後死亡報告の数字がどの程度過小評価されているかについて、10倍どころか数十倍、あるいは100倍とか言っている人がいますが、私はそれは行きすぎだと思っています。・・・あまり数量的な根拠は無いですが、せいぜい10倍から15倍くらいの間じゃないかな、という気がしています。》

本格的な統計分析による結論です。感覚の裏付けとして実にありがたい。新たなデータが出た段階であらためて詳細な分析が行われるとのことです。今後どのように推移して行くのか、冷静な分析をさらに期待したいと思います。

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人口動態統計の死亡増の原因を探る⑥「心疾患」と「悪性新生物」 [mespesado理論]

《死亡全体の推移だけを見ていたのでは、ワ〇チ〇と超過死亡の関係は見えて来ませんでした。ところが死因別に見たときに超過死亡が平均より大きかった死因として、心疾患に注目したら、男性の50代という「微妙な年齢」において、ハッキリと「不整脈」「心筋梗塞」の超過死亡とワ〇チ〇接種との間に強い関係があることがわかったわけですが、それでは他の死因についてはどうでしょうか?》→「心疾患」と「悪性新生物」の超過死亡とワ〇チ〇接種との間に強い関係がある。

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人口動態統計の死亡増の原因を探る⑤心疾患とワ〇チ〇接種の強い相関 [mespesado理論]

《いわゆる反ワ〇界隈では結論を急ぎ過ぎて、超過死亡のうち公表されている新型コロナによる死亡を引いた残りを全てワ〇チ〇死だと主張したため、感染症の専門家(鈴木基所長)により因果関係の矛盾を指摘されてしまった。しかし、公表されている新型コロナによる死亡は実はウイルスによる直接死亡のみの数字に過ぎず、ウイルス撲滅後の免疫との闘いで臓器不全で死亡した間接死亡のことを忘れている。超過死亡には当然これらの新型コロナによる間接死亡が含まれている。ところが全死因による超過死亡ではなく、死因別に超過死亡を調べると、心疾患の一部である「不整脈」と「心筋梗塞」だけを抜き出して調べると、50歳代や、70歳代前半において、これらの死因による超過死亡とワ〇チ〇接種との間に強い関係があることがわかった、というわけです。ちなみになぜ50歳代でこのような強い相関が出たのかということですが、この年代は、通常の病気で死亡するにはまだ若く、従って新型コロナで死亡する例も少ないが、今回の新型コロナワ〇チ〇のような、新型コロナに罹患した場合より何百倍も多くのスパイクタンパクを産生するような「過度な負担」を体に強いた場合はその影響が強く出るほどには年を取っている、という微妙な年齢層だった、ということではないかと思うのです。つまり、それより若い世代ではそもそも新型コロナでもワ〇チ〇でもめったに死ぬことは無い。逆にそれより高齢の世代では、通常の死亡が増えてきて、ワ〇チ〇による死亡がその中に埋もれてしまって統計上は目立たなくなってしまう、ということではないか》

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人口動態統計の死亡増の原因を探る④「自殺」と「老衰」 [mespesado理論]

大規模な感染対策や自粛に伴う経済活動の萎縮に伴う失業のような社会的要因を原因とする考察があります。まあ、普通に考えて「そうだろうな、気の毒に…」という感想を持ちますが、男性は女性ほど自殺が増えておらず、リストラや採用の調整が女性に対して行われる程度が大きいことを表しているのかもしれません。/ ところが、このような社会的要因だけでなく、純病理学的な要因に原因を求める考え方もあります。》

《70代前半と、実年齢はまだ若いのに、例えば10歳ほど老けてしまうと80代と同じ体になる。それなら80代であれば老衰死は別に不思議なことではない、ということになりますよね。実際、ツイッターなどでもワ〇チ〇を打ってから異様に老けたという話もちらほら見かけます。ただ、もちろんワ〇チ〇による老化もあるでしょうが、統計でみる限り、老衰死のピークがワ〇チ〇接種のピークではなく新型コロナ流行のピークと対応しているところを見ると、ワ〇チ〇よりは、新型コロナによる老化の方が統計上は、より顕著に表れているということになるのではないかと思われます。》

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人口動態統計の死亡増の原因を探る③ [mespesado理論]

《一般に、ウイルスというのは、変異すればするほど感染力は高まるかわりに弱毒化すると言われていますが、この統計的な分析結果によれば、新型コロナは、既に第③波の段階で、季節性インフルよりも危険の低い「ただの風邪」になってしまっていた、ということを意味するわけですね。もちろん新型コロナも発生当初は、やれウイルスが肺がやられて呼吸困難になったときの「息苦しさ」を感じるセンサーを破壊するので重篤化するまで自覚症状が無くてある日突然バタッと倒れて窒息死するとか、コロナの症状が治っても嗅覚がマヒするなどの後遺症が残るとか、怖い話がいろいろあって、そんな感染症に対処した経験も無い政府としては、その時は非常事態に近い対応を取ったのもやむを得ないところもあったかもしれませんが、ウイルスが何度も変異を繰り返して弱毒化するに従って、季節性インフルよりも弱毒化した時点で非常事態のような対応をするのは止めるべきだったのです。しかしながら、まあ感染症に対する科学的対応よりも、コロナ利権とかNWOの命令といった、「政治」の方が「科学」を抑え込んでしまった

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「分かり易い世界」(堺のおっさん) [現状把握]

mespesadoさんのリンク先「あらら 上院、下院ともに民主党逆転勝利してしまった バイデンジャンプ」https://golden-tamatama.com/blog-entry-biden-jump.htmlmesさん引用の後に続く文、ただもう住み分けがしたい。/今後、徐々にまともな人はマスコミを見なくなる。TV局、新聞社等は潰れて消えていく。/そして、中央政府は廃れ、人々は地方に移り住む。/中央の統制が効かなくなり、地方は独自に動いていく。/おバカな連中を見限って、自分達は自分達だけで楽しい世界を作りましょう。/そういうよっぽど創造的な道を選択する人が増えることでしょう。そしてmesさんの結論、要は自分の内面をどうするか、という問題に専念すべし、ということで肚を括るときがきた、ということでしょうね。》

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先日の吟行、NCVニュースで放映 [詩吟]

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米沢の同級生から、「NCVで見た」とのメールが届いていて、テレビつけたらちょうどニュースが始まったところでした。7日の南陽宮内岳鷹会25周年吟行「宮内から斎藤茂吉を想う」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-11-08にNCVのカメラマンがずっと同行してくれたのでした。いい記念になります。

※ちょっと間違いありました。南陽市の斎藤茂吉の歌碑は、取上坂の一基だけです。熊野大社にあるのは黒江太郎さんの歌碑です。

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小田仁二郎の現在的意義を探る(市民大学講座)(下) [小田仁二郎]

「小田仁二郎の現在的意義」を言うならば、小田仁二郎がドゥーギンにつながっていることが今の私にはいちばん語りたいところだった(「小田仁二郎→ドゥーギン→井筒俊彦」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-11-10-4)。ところが講座前日にそれが封印された。3月議会最終日、議会発議案「ロシアによるウクライナ侵略に断固抗議する決議」にひとり反対(「「ロシアによるウクライナ侵略に断固抗議する決議」に反対」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-03-19)して波紋を呼んだのだが、そのことの再燃を危惧してのことだった。資料からそこのところを削除することを了承し、A4両面の補遺資料を用意して臨んだ。結局ドゥーギンには触れずじまいだった。

福田恆存は、《なんら既成概念も先入観もなくはじめてこの世界にはいってきて、感覚以外のなにものも隔てずにじかに現実に接触する嬰児の、あの原初的な一人称》を回復することが小田仁二郎の企てであり、《「触手」においては完全な一人称小説がーおそらく日本ではじめて ーうちたてられた》という。《他人の存在を意識することによって、ひとははじめて自己を確認する。・・・が、じつは、三人称をうちに含まぬ一人称は存在する。ひとびとがこの場合一人称というのはたんなる自我意識にすぎぬのだ。・・・(「触手」の作者は)一人称をこの自我意識のそとに設定しようともくろんだのである。》いわゆる「自我意識」は「他者意識」と表裏をなす。そして必ず「他者と比べる」のが「自我意識」の宿命(業)といっていい。しかしそれは本来の「一人称」ではない。小田が目指したのは「自我意識」とは無縁な「原初的な一人称」だ。福田はそこに《能動性を欠いた性格の弱さを究極にまで押しつめ、そこで負を正にかえた強さであり、新しさ》を見てとり、小田が《自我意識そのものの無意味さから出発している》ことを高く評価した。

その達成を見た種村季弘は、そこに《見渡せば花も紅葉もない藤原定家の匂いたつ虚無の香り》を感じ取ったのだった。定家は「鎌倉殿の13人」と同時代人だ。ここ宮内はかつて「北条郷」と呼ばれていたが、北条時政の妾腹の子北条相模坊臨空に由来する。《相模坊ト申スハ拙寺中興清篇法印ヨリ相模坊ト名乗り申シ候右相模坊父ハ鎌倉北条遠江守平時政、母ハ沼田氏妾腹ノ子也 生得武ヲ嫌ヒ、沼田ノ家二罷在り歳十三二シテ清誉憎正ノ御弟子ト成リ、僧名ヲ臨空ト申ス 後年師二暇ヲ乞ヒ、佐野何某ト申ス者一人道連レ諸山巡拝シ、羽州羽黒山二来り数日山篭ノ後、何連レノ故御領内宮内二来リテ年行事ノ寺跡ヲ継ギ、是ヨリ相模坊ト名乗り三十三郷ノ霞支配仕り罷在り候処、北条ノ子ナル事ヲ知り時ノ人口々二北条相模坊ト唱へ、夫ヨリ自然ト三十三村ノ郷名ト相成り自今北条郷ト唱ヒ申シ候》(南善院由緒書)生得武ヲ嫌ヒ」出家した。「鎌倉殿の13人」の殺し合いを見るにつけ北条相模坊を思う。定家も同じ時代の空気を吸っていた。そして「触手」は戦時下において構想されていた。

さて、うまく伝わったかどうか心許ないのだが、私の意図したのは「自我意識」と「ゼニカネ感覚」をつなげることだった。「自我意識」は「ゼニカネ感覚」に見合っている。貨幣経済の進展とともに「自我意識」は幅をを利かすようになった。福田恆存をどう紹介しようかとあれこれ探して見つけたのが、小林よしのりにとっての福田観だった。(すぐに『修身論』を注文したのだがまだ届いていない。)私の意図とぴったりではないかもしれないが、《人間は生産を通じてでなければ付合えない。消費は人を孤独に陥れる》の言葉、大事な言葉に思えて入れておいた。この言葉の背景に「ゼニカネ」がまつわりついていることは確かだ。『ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事 』を思った。

「ゼニカネ感覚」が似合わないのが小田仁二郎だった。その分、奥さんがどれだけ苦労したことか。先日吟行の後の懇親会で、仁二郎の母たかさんの実家である杵屋本店大女将マーさん(90歳)と隣り合わせて話したのだが、杵屋本店にとって瀬戸内晴美なる女は悪女以外のなにものでもなかったとか。金沢道子さんと寂聴さんがわだかまりなく同席した仁二郎文学碑の除幕式にも、杵屋本店からの参列は一切なかったという。(ただし、文学碑を建立した南陽文化懇話会会長は、駅前杵屋支店の菅野俊男さんだった。俊男さんは婿養子で奥さんが仁二郎の従兄妹。↓は「週刊置賜」に連載された講演録)

https://oshosina.c.blog.ss-blog.jp/_images/blog/_e75/oshosina/10.jpg

《「他者と比べる」のが「自我意識」の宿命》と書いたが、その延長上にあるのが「ヘゲモニズム」。川喜田二郎は「常に他より上を目指してやまない覇権主義」と言い換えた。その「自我意識」とは別次元の「一人称世界」を切り拓いたのが小田仁二郎だった。ぶち壊しぶち壊しして、そこにたどりつくことが往路とすると、現実世界で生きて行くにはそこに立ち停まるわけにはいかない。環路がある。「にせあぽりや」は、往路であるとともに環路でもある。そのとき再び、あの宮内の生々しい情景が甦る。私の中では、ここからドゥーギンに繋がってゆくのだが、それはまた別に書く。

仁二郎の母の「自我至上の生き方うたがひ街を歩く生あたたかき風の吹く夕べ」をむすびとした。たかさんが感じ、仁二郎に引き継がれた宮内の空気を思いつつ。

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