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新・mespesadoさん講義(181)「多極化論」をどう評価するか [mespesado理論]

mespesadoさんが、田中宇氏の議論について、《何が起きてもすべて黒幕の思惑どおりだと考えていることで、これが「わざと~している」とか「隠れ多極主義」という言い回しに現れています。しかし私はそこまでいくと勘ぐり過ぎじゃないのかなあ》という。たしかに私も、「深読みしすぎ」と思わされることがしばしばあった。ところがこのごろ、田中宇氏の「多極化論」がひっかかりなくスッとおさまるようになっている。
《米英覇権体制下で洗脳されてきた人々は「人類にとって最良なのは米英覇権体制だ。中露が台頭する多極型などうまくいくはずがない」と言うだろう。「米国が世界を自由に支配できる単独覇権体制を自ら破壊して、敵である中露に覇権を分散譲渡する多極化をやりたいはずがない」という考えも強い。そのような軽信者たちのために、米諜報界は、コロナ独裁体制や対露戦時体制を使い、米欧の社会状況をどんどん悪いものにしていっている。米国は、インフレ激化と貧富格差増大、犯罪増加、違法移民流入、2大政党支持者間の対立激化などで「住めない社会」に成り下がっている。ドイツなど欧州や英国も似たようなものだ。現時点で、おそらくドイツよりロシアの方が住みやすい状態だ。人類にとって最良なのは米欧でない。米英覇権体制は世界を悪化させている。そういう話にするために、多極派に牛耳られた諜報界が活躍してインフレや犯罪増加、とんでもリベラル政策のゴリ押しによる混乱増、コロナワクチンの永久連打、妄想に基づく自滅的な温暖化対策などを推進している。(日本はこっそり非米側なので、社会が自滅させられていない) 》
世の中はとどのつまり「ヘゲモニズム(支配欲)vs 反へゲモニズム」の相克と思える。→「新・mespesadoさん講義(110)根っこにある「支配欲」」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2021-12-30  言い換えれば、「勝ちさぶ心 vs 自然(じねん)ごころ」。熊野先生の言葉「魄特有の勝佐備の気線」が世の中を覆い暗闇にしてきました。しかし、多くによってこのことが自覚されつつあります。自覚とは相対化の謂いです。光は見えています。》(「熊野霊学(2) 宗教行為の根源」https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2012-10-08)多極化論は、「自然ごころ」に適っている。
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