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米沢藩士・宇加地新八 [本]

「東洋経済」最新号の書評『忘れられた日本憲法——私擬憲法から見る幕末明治が取り上げられ、米沢藩士・宇加地新八を知った。検索して著者の畑中章宏氏によるブログ記事を見つけた。→https://www.akishobo.com/akichi/hatanaka/v2 最後にこうあった。選挙権は「すべての天下百姓」、つまり全国民に与えられる。そして、それこそが「民選議院」と呼ばれるゆえんなのであると宇加地はいった。戊辰戦争を乗り越え、優れた英語教育とおそらくは欧米の政治事情を学んだ宇加地の建白書は、その後の私擬憲法と比べても先進的なものだったのである。/ 宇加地はその後、西南戦争に従軍し、米沢・置賜地方の出身者の親睦団体に名を連ねているものの、詳しい生涯は明らかではない。あくまでも想像にすぎないが、宇加地新八と同じような憲法構想を練っていた人物が、ほかにもいたのでないだろうか。》宮島誠一郎を思わないわけにはいかない。→「「置賜発アジア主義」(7)宮島誠一郎と雲井龍雄」https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2019-02-21-1 その精神をたどれば、おのずと鷹山公へと遡る。
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