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新・mespesadoさん講義(176)キラリ光った言葉 [mespesado理論]

生産的とは言えないDOHCさんとのやりとりですが、そんな中にもキラリと光るmespesadoさんの発言が散りばめられています。とりわけ以下の2点がありがたい。

《世の中が今のように「嫌な方向」に悪くなったのは、そんな昔のことじゃなくて、世の中で新自由主義がブームになってからだと思うね。それまでは、高度成長で、貧富の差は今まで以上にあったけれど、人口の大半を擁する中流層が、白物家電の普及と共に日々豊かになり続けていて、経済に関して今のように大多数の人間が困窮に不満を感じているということはなかった。ところが信用創造の激減で貨幣が増えなくなってから、正しい貨幣論を知らない一般大衆が「犯人捜し」で見当違いな「怠け者のせいだ!」と庶民同志でドツキ合いをし出してからおかしくなったんだよ。》祖父母が生きていた頃はもっと豊かな食卓だったなあ、とこの頃食事の時によく思う。50年以上前のことだ。決して金銭的に豊かな家ではなかったけれども、祖母は年がら年中家族に何を食べさせようかと考えて料理していた。なんか今はエサ感覚。昔は外食なんか全くなかったし。昔は「料理」、今は「調理」(https://business-textbooks.com/chouri-ryouri/)。

サヨクの人達は、この「自己批判」が大好きだ。なぜか?それは、「自己批判」という、自分にとって一見嫌なことを進んで努力している自分は「偉い」「一歩進んで進歩した」という、別の面での自分への「ポジティブ評価」が得られるからだ。つまり、自己批判という「反省している俺偉い」という高揚感だ。》《「自己否定」で満足しているのは貴殿らサヨクの特質であって、真に目覚めた人は「自己否定」ではなく、「他者の決めた価値観による囚われからの開放」を目指している》大学紛争時代はやった「自己否定」、中身のない人間が好んで口にする言葉ということが、年を重ねるごとにわかってきた。もっとも「中身」といっても、どうしようもなく動かしようのない自分ということだけれども。

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