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検証「松田プラン」(2)(新・mespesadoさん講義(165)) [mespesado理論]

松田学氏と安藤裕氏との間の意見の対立、ここから「松田プランとは何か」が見えてくるはずです。聴いただけでは何が何やらさっぱりわかりません。mespesadoさんが文字に起こしていただいたのはありがたいです。後ほどもどってあらためて考えることにして、とりあえず、mespesadoさんが14でリンクの、

国の借金をお金に変える政府暗号通貨「松田プラン」とは
https://mymo-ibank.com/money/3439

について別記事にしたところです。→「検証「松田プラン」」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-07-05


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検証「松田プラン」(1) [参政党]

mespesadoさんが>>14でリンクの「国の借金をお金に変える政府暗号通貨「松田プラン」とはhttps://mymo-ibank.com/money/3439」を読んでみました。

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松田氏の誤り

①『商品(金属)貨幣観』→MMTは「政策」のひとつと考えている。(ほんとうは、「変動相場制下の自国通貨建て国債はデフォルトしない」という真理を示しているだけ)

②出口論が必要→不要

③金利が上昇した場合にMMTは解決法がない→金利込みで考えればいい

④国債をもっている個人はほとんどいない→直接保有だけではない

結論:松田プランは、「国債をお金に変えてしまうことで、便利な世の中が・・・」と言っているのですが、「既にお金にかわっていますよ。」

   ↓

《万が一、松田氏がこの全てを理解した上で、さも新しい手法だと喧伝しているのだとすれば、ネットの中でも批判がある『デジタル監視社会化を企んでいる』との批判は無理もない》

問題点をあげれば

《緊縮財政を主導する国際金融資本家は、「政府の借金は返すもの」という嘘の定義で洗脳して緊縮財政(政府に需要を生ませない=貨幣を発行させない)を強いている》

《国債でなく「政府暗号通貨」となれば、「金利」がなくなります(銀行業の根幹も無くなります)》需要と供給のコントロール手段の選択肢として「金利」がなくなり「収支(財政支出と税金による回収)」だけになる点も私は大問題》

要するに

松田氏は恐らく「デジタル円」を資産(=資本)として捉えていると考えます。従って政府の国債がデジタル円に置き換わる(償還して赤字が解消した)との表示をしみましたが、概念としては「デジタル円」も負債として考えるのが私は妥当だと思います。》

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根っこの問題として、

①ブロックチェーンは「デジタル監視社会」につながるかどうか。

②「デジタル円」を資産と考えるか、負債と考えるか。

この2点です。

①については、「そんなこと言っていると世の中の動きから遅れて、いつの間にか中国にごっそり持って行かれてしまう。今ならまだ間に合う。ことは緊急を要する」と、何度も何度も松田さんが強調するところです。

②については、「デジタル円」は「政府通貨」としての発行で、政府にとっては負債ではなく資産(=資本)である。銀行の介在は不要。ベーシックインカムでもなんでも自由自在。これまでの「オカネ」とは別次元。

とりあえず、そう思ったのですがどうでしょうか。(つづく)

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