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『DSはウクライナ戦争を第3次世界大戦にする』を読む  [本]

副島 DSは第三次世界大戦にする.jpg『DSはウクライナ戦争を第3次世界大戦にする』を読んだ。時代が求めていた本だ。一気に読まされた。いち早い刊行を喜こびたい。
《今の天皇家は、昭和天皇裕仁が、ディープステイト(英と米)に騙されて、まんまと策に嵌まって、中国侵略をやらされた。(1931年9月16日の満州事変から)。さらに罠に落ちて、アジア侵略を行い、そして真珠湾攻撃までやらされた。(1941年12月8日)。そしてディープステイトの計画通りに英米を相手の戦争にまで引きずりこまれた。その前に、すでに中国戦線で10年の泥沼の戦争をしていたのだ。/日本は、英米とソビエト・中国の東西の2つの敵を作って挟み撃ちにあい、股裂き状態にされて、「北支と南方」の2つの戦線で多大の損害を出した。兵士だけで160万人、民間人200万人を入れて360万人の死者を出した。/そうやって昭和天皇を頭にしてディープステイトの術中に落ちた。だから、昭和天皇は、敗戦後は日本国憲法というアメリカが作った座敷牢に自ら入って、ひたすら、「もう騙されない。戦争はしない。象徴天皇制でいい」と堅く決意した。そして戦没者の供養のためにひたすら祈りを捧げる天皇家という自分たちの姿をはっきりさせた。この深い決意が、息子の明仁上皇・美智子上皇后、そして孫の今の徳仁天皇、雅子皇后、そしてその次の愛子天皇にまで、強い戒めとして、しっかりとつながっている。この「2度と騙されるな。平和憲法を守れ」という昭和天皇の遺訓を、私たちは何よりも大事にしないといけない。》(99-100p)
名著『神やぶれたまはず』(長谷川三千子氏著 2016)を思った。昭和208月のある一瞬―ほんの一瞬―日本国民全員の命と天皇陛下の命とは、あひ並んでホロコースト(供犠)のたきぎの上に横たはっていたのである。》とある。国民は、その一瞬が過ぎるや薪の上からたちまち降り立ち明日から生きてゆくための行動を開始した。薪の上に載った一瞬などその時だけの一瞬に過ぎかった。しかし、昭和天皇にとってはその後の生を通して背負い続けなければならなかった「永遠の一瞬」だった。今、新たな危機を前にして思う。あの一瞬は夢だったのか、はたまたあの一瞬を忘れて過ぎ去った77年の歳月が夢だったのか。
昭和天皇は、われわれにとってたちまち過ぎたあの一瞬を夢ではない現実として、薪の上から降り立つことのないまま昭和を生きて、平成の御代へとバトンを引き継がれていった。薪の上に在りつづけた昭和天皇のお姿こそが夢ではない現実ではなかったのか。国民も等しく、あの一瞬の現実に立ち還るべき時が迫っている、そう思わされる時代になった。そこからしか始まりようがないのだと、今回の副島著を読み終えてあらためて強く思う。(「『神やぶれたまはず』再々読(7)」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-05-17-5

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新・mespesadoさん講義(163)「一なるもの」 [mespesado理論]

mespesadoさんの大事な記事、見逃していました。

《今より精神性が高かったのではないかと言われている縄文時代には、別に「天皇」など居なかったのに、何万年も安定して続いたのは、実は彼らは「一なるもの」を中心に据えた思想を持っていたからではないか、と密かに思っています。》縄文以来の人類の精神史の中に「天皇」が位置付けられようとしています。それはまた、「東洋」vs「西洋」を止揚する可能性につながります。井筒俊彦の世界です(「ニセだらけの現実世界→リアルな宗教的世界」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2021-03-07)。折しも昨日の記事を書いて、参政党を「霊性」レベルで考え始めたところです。今後の展開、ゾクゾクしながら待ってます。(「mespesadoさん講義(4)井筒俊彦ワールドへ」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2019-12-14

suyapさん、大きな転換を図るムーブメントは、必ず賛否両論喧々諤々を伴うものです。それを逐一否定・追放していると、ムーブメントは縮み、やがて消えてしまいます。今までの日本の弱小ムーブメントはそのパターンの繰り返しだった。それを乗り越えるパワーを吸い上げられるか、これからが見ものです。》全くその通りです。

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「的外れの参政党批判」をめぐって⑺ ”霊的”レベルの戦い [参政党]

●konaさんからのコメントを読んで

⑴、⑵については、わかっていただける人にわかっていただけばいいのです。

⑶について、副島氏の最新刊『DSはウクライナ戦争を第3次世界大戦にする』に、統一教会についての言及がありました。《ウクライナのネオナチの思想(ステバーン・バンデーラ主義とドミトロ・ヤロシの思想)は、相当に奥の深いカルト教団に根ざしている。今度の戦争をきっかけに、ヨーロッパに蔓延る、ネオナチの思想の研究を、私は始める。それをごく簡単に描写し類推すると、私たちの東アジアでは、北朝鮮で発生(発祥)して、日本にも伝わった岸信介と孫の安倍晋三が体現する統一教会(Moonie 文鮮明主義)の思想になる。これはローマ・カトリック教会と米CIAが作った反共産主義のカルト宗教だ。》(196p)《今も続いている愚劣なるウクライナのゼレンスキー大統領という男は、私にとっての敵である。ネオナチの極悪人である。そしてゼレンスキーを背後から操って、ウクライナを鉄砲玉のように使っている、西側のアメリカのバイデン大統領たちは極悪人である。そこの主要な閣僚たちは、強固な反共右翼の統一教会Moonieの大幹部たちである。今もヒラリー・クリントンがバイデンの背後で動いている。とりわけ、「ヘビのジェイク」”Snakey Jake(Jacob)"と呼ばれる安全保障担当大統領補佐官と、ヴィクトリア・ヌーランド国務次官は、悪魔教(Diabolism)の祭司で、人類を滅ぼそうとしている悪魔そのものである。》242-243p

となると、”霊的”レベルの戦いです。おのずと参政党の立ち位置がくっきり見えてくるのがおわかりでしょうか。日本人の魂に響いているゆえの勢いです。現世的利用を企む勢力などは弾き飛ばされるはずです。副島氏の心配も、konaさんの危惧も杞憂です。”最終戦争”に向かっているのかもしれません。(→「石原莞爾『最終戦争論』(1)」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-05-09

視界が開けたような気がします。まさに「文明史的大転換」です。ここにたどり着くきっかけを与えていただいたkonaさんに感謝です。

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新・mespesadoさん講義(162)「的外れの参政党批判」(補) [参政党]

副島板に転載した「的外れの参政党批判:めいこさん」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-06-20 へのコメントから始まったkonaさんとのやりとり、放知技板でmespesadoさんが同類の発言を紹介したところ、suyapさんが《典型的な隠れ共産党シンパの論理っちゅーか、釣りですやん》と喝破されたことで一件落着の観。こちらが歩み寄ろうとしてもかえって遠ざかる、全く発展性のない議論にならない議論にいい加減くたびれていたのが正直のところ。

ただ思いがけないことが起きた。副島板を応援したいというなかば親切心から議論の経緯を副島板に転載したら、最初の分も含めてそっくり消されてしまった。その答えを副島氏に書いていただいた。副島隆彦です。 参政党(さんせいとう)などという 政党は、統一教会 が作った、別動隊だ。 それを、ぐだぐだ、書くな。》[3428]NHKの日曜討論で、NHK党幹事長、黒川敦彦氏が、快挙。だと、私は思う。http://snsi.jp/bbs/page/1/

副島氏の参政党観がわかった。その批判は参政党の対中国観に向けられている。24日、参政党の選挙カーに乗って南陽市内を街宣して黒川あきら氏の演説を聴き、違和を感じたのがそこだった。ウクライナへのロシア侵攻を台湾有事に結びつけている。自ずとそこから国防力強化へ。

「国を守る」ことは大事、mespesadoさんが紹介してくれた神谷氏の動画→https://twitter.com/eternal_blue_p/status/1541385528691814400?cxt=HHwWgMDTuZj-jOQqAAAA

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私たちの考える抑止力は、核ではなくて、日本人、特に男性6000万人が命が
けで日本を守る、という風に??を固めることが、よほど大きな抑止力にな
ると思っているので、強い兵器でなく、??日本人が??を絶対に上陸させ
て??を取らせないぞと、お前ら??にならないぞ、ということを我々が強
く決意することが、まず一番最初の抑止力だと…
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mespesadoさんは、国民全員が国防の当事者になった決意で頭と体を使って敵の侵攻を防ぐために全力を尽くすべきで、安易に核兵器に頼るのでは真の国防にならない》と噛み砕いてくれた。神谷氏の国防への思い、覚悟はそのとおりだと思う。ただ「台湾有事」の言葉にまんまと乗せられて軍備増大に流されるとしたら、まさにDSの思う壺なのではないか。→「「中国と戦争しますか?」 (田中宇)(附・ジョセフ・ナイ『対日超党派報告書』)」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-05-24 

次の街頭演説で私はこう言った。「黒木君の演説、まるまる全部私も賛成というのではないと思いながら聴いた。いろんな考えがあっていい参政党、とにかく政治に参加してこれからいい日本をつくっていこう、というのが参政党です。」→「「ほんとうのことなら、なんでもあり」の参政党(付 新・mespesadoさん講義(159))」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-06-23-2 

あそこが違う、何が不足、そう言いながら今の現状をだまって見過ごしてしまうのは、この歳になって正直辛いのです。自分のできることはやるだけやるしかない。

猿都瑠さんの卓見、下に転載しました。世界経済を人体に例えれば、26/80億に半分血液が集中した状態。/もはや通貨は機能していない。/己さえ良ければという我欲の成れの果ては、通貨の価値が消えるということだ。》

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「的外れの参政党批判」をめぐって⑺ 「気づき」ながら進む参政党 [緊急事態条項]

●konaさんへの返答
・「自由を守るための」緊急事態条項は、konaさんからの提案と思っていました。なるほどと思い、具体的に例示していただきたいと思っていました。
・私が「緊急事態条項」に現在「断固反対」するのは、政府のコロナ禍対応、ロシア対応を目の前に見せつけられたからです。まともでない政府によって「緊急事態」判断が下されるのはとんでもないことです。
・参政党の重要な柱は「國體」観です。そこを理解できない人は、とりあえず参政党には無縁な方です。ただし”敵”ではありません。参政党が目指すのは”八紘為宇(ゐう)”ですから。
・「文明史的大転換」について、「経済至上主義から人間関係第一主義へ」と言ったことがありました。→https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2020-04-04-2
・副島板への転載は、konaさんとのやりとりのきっかけが副島板だったので、報告の思いもありました。それにこのところずっと投稿が途絶えているので、応援したいという気持ちも強かったです。30年来のお付き合いですから。副島氏に罵倒(叱責)されたのはいい経験でした。→「廊下ひばり」https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2006-06-11)副島氏感覚との違いが明確になった議論もありました。→「「損得の視点」を超えるもの」https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2006-06-03  そうしたことも含めて、人後に落ちない副島ファンのつもりです。
・mespesadoさんからの返答、《いずれにせよ、憲法学だろうが、経済学だろうが、通説的な理解は今の世界を理解するには全く役に立たなくなってきていると認識しているので、大変不遜ながら、私は私自身で学説を一から作り直している、といった心境で意見を書かせてもらっています。》に快哉です。「博学」とかではないのです。ある意味、知識は邪魔でしかない。標準的な定義から説明》とか一般的な辞書的な意味》とか、そういうのでつくられたヒエラルキー、そんなのを優先してしまう教育が、日本の教育をダメにしている、参政党もそのことに気づいています。自分の頭で、自分の感覚で納得することがいちばんなのです。私が文章を書くのはそのためです。人に読んでもらうのはあくまで二義的です。だからついつい他人(konaさん)から見れば「ダラダラ」に見えるのかもしれません。書いている私にとっては”納得”の必然性をたどっているのです。私にとって、書くことは”発見”です。元来飲み込みが悪いこともあって、本気で読みたい(読まねばならない)文章はここにひとまず転載して読むようにしています。読むことも”発見”です。mespesadoさんの文章に出会ったのは4年前でしたが、はじめて読んだ時からずっとそうしてきました。いつも”発見”があります。konaさんにも多くの”発見”があることをご期待申し上げます。
参政党は、みんなで”発見”しながら進んでゆく政党、「ほんとうのことならなんでもあり」にはそうした期待を込めています。ご理解ください。言い換えれば「「気づき」ながら進む参政党」です。
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「的外れの参政党批判」をめぐって⑹ 玉音放送の原点に還れ [緊急事態条項]

konaさんからコメントいただきました。mespeasadoさんに早速答えていただきました。放知技板に転載なった方を下に転載させていただきます。

以下は私の考えです。

⑴緊急事態条項について

私はかねてより、占領下において制定された憲法は、内容の如何に関わらず改めなければならないと思ってきました。したがって「改憲」ではなく「創憲」です。参政党の考えにわが意を得た思いです。「緊急事態条項」については、日本がまともな独立国家あるならば、明記することに吝かではありません。しかし、現状は違います。私が「改憲反対」を主張するのは、国挙げてのワクチン接種へのなだれ込み、さらにロシア非難一辺倒を目の当たりにさせられたからです。現状日本においての「緊急事態条項」追加の改憲は必死で押しとどめねばならないと考えています。おっしゃるように「自由を守るための」緊急事態条項》は大切に思えます。mespesadoさんの「国民主権」の憲法にするのなら、「今の主権者が他者に奪われない仕組み」という一般的な憲法の原則に加えて、「力を持つ者による暴走を防ぐ仕組み」が不可欠になる。》に関わります。

⑵「文明史的大転換」について

川喜田二郎著『「野生の復興」デカルト的合理主義から全人的創造へ』(祥伝社 平成7年)の終章にある文章、《私が今ハッキリ言えることは、誰もがあのヘゲモニズム(常に他より上を目指してやまない覇権主義)の地獄から抜け出し、それぞれに安心立命を得た方がよいということである。/ このような内面体験の一つの大きな特色は、もはや「自我」という固い観念の穀を内側から叩き破って、広い世界の自由で新鮮な空気を深々と呼吸していることなのである。/ 「自我」ではなく、知・情・意いずれをも備え、肉体そのものである「己れ」として生きている。/ しかもその「己れ」は、そう自覚した方がよい場面でだけ存在するのであって、それが必要でなくなったら、いつでも「己れ」を退場させてしまう。つまり「己れ」は実体ではないのであって、方便として存在するだけなのである。》それがあたりまえの世の中になることです。それは急にガラッと変わるのでなく、もうどんどんそういう方向に進んでいるとは思いませんか。というより、人間は本来、そういう風に生きているのです。それなのに「自我」と「オカネ」が「所有」観念を媒介に結びついて「オレが」「オレが」が跋扈する。そんなのにもうみんな嫌気がさしているのです。文明史的大転換」などというと大ごとに聞こえますが、人間本来の当たり前の感覚が大事という認識に還るということです。私にこのことを気づかせてくれたのはメルロー・ポンティでした。→https://oshosina.blog.ss-blog.jp/archive/c2302827098-1 「大学紛争」を生きていた時代です。そういえば、「目を覚ませ!全共闘世代」と呼びかけたのが、ちょうど1年前のことでした。→https://oshosina3.blog.ss-blog.jp/2021-06-13-1 放知技板と副島重掲板にも同趣旨で書いたのでしたが、なんの反応もありませんでした。(このところのkonaさんとのやりとり、副島重掲板にも転載させていただいていたのですが、今見たらそっくり消されていました。副島さんの判断だったのか、迷惑がられていたとしたら、ちょっと心外。私にとって大事な副島重掲板、この時期にあってあまりに閑散なので応援のつもりだったのだが。)

参政党がDSに毒されていない保証はどこにもありません。》について

政策 山新6.26 3.jpgいまmespesadoさんの最新発言(989)を読んだところです。もし彼らが「偽物」なら改憲の最後の一押しになる可能性》。この点について、私は心配していません。参政党の立場は明確に「創憲」です。「創憲」については、私なりのイメージがあります。昭和20年8月15日正午の玉音放送、あの時点の日本人みんなの気持ちを「国民の共通意思」の原点(基点、起点)として構想することです。→『神やぶれたまはず』再々読(7)」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-05-17-5

はるか@覚書.jpg「泣いて生まれてきたけれど」の参政党への疑惑→

神谷氏が「わたしのいちばん大事な仕事は”切る”こと」と言っていたのを聞いて納得したことがありました。切られた方にしてみれば、切った方は”敵”に変わります。日々その戦いが繰り広げられているはずです。昨日そんな思いで、日々の暮らしのその目の前がそのまま「戦場」であり、常に「戦い」に直面させられています(「敵」は自分の中にもいる)。そういうプロセスを経ながら、「魂の共同体」はできあがってゆく、そういう時代です。》と書きました。(https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-06-26-1

松田氏の『日本をこう変える』を読んで気になったところを書いておきます。《戦争の惨禍を経験した私たち日本人は、二度と戦争だけはしたくないという思いをどの国よりも強くもつ平和主義の国民です。自国民を好戦的な国民だと侮辱するのでしょうか。戦後の日本は戦時とは政治体制も異なり、世界でも最も民主主義が徹底した国の一つです。もし危険な為政者が誕生して国民を不必要に戦争に巻き込もうとすれば、次の選挙で間違いなく政権を失うでしょう。実際に次の選挙を考えてこれだけ世論に敏感な政治家たち自身に、そんなことを考える余地はありません。戦後日本の民主主義をもう少し信用してほしいものです。》(229p)私は疑問です。隙を見せてはならない。だからこそ、8月15日の原点に還らねばならないのです。

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新・mespesadoさん講義(161)山本太郎氏崇拝者とのやりとり [mespesado理論]

山本太郎さん支持のDNAさんとのやりとりですが、mespesadoさんの436が重要です。財務省の出世要件そのものを、「財政赤字を増やさない」から「円の総量を経済成長に見合った貨幣量にコントロールする」に根こそぎ変えてしまうこと。それしか抜本的な解決にならない》

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プーチンの偽悪戦略に乗せられた人類 (田中宇) [ロシア]

田中宇氏のすごい深読み。抄出分だけでも必読です。

今や中立は許されず、非米諸国はロシアと結束せざるを得ない。》は、昨日読んだIn Deep氏のこの 1年半で起きた「分断」は、もう修正されることはないと私は思っています。/戦争中に敵と味方にわかれた場合があるとすれば、/「永遠にそのまま」/だと感じます。》「ワクチン未接種者の戦争は終わった」という記事を読みながら、実際には戦争はこれからが本番と思わざるを得ない現実の中でhttps://indeep.jp/war-with-unvaccinated-never-ends/) ということは、日々の暮らしのその目の前がそのまま「戦場」であり、常に「戦い」に直面させられています(「敵」は自分の中にもいる)。日本をこう変える.jpgそういうプロセスを経ながら、「魂の共同体」はできあがってゆく、そういう時代です。・・・そう思えます。(魂の共同体《そこでは人々は、特定の価値に対する共感、共鳴で結びつくことになります。一人ひとりが大事だと思う多種多様な価値をみんなで支えあっていく社会です。》(松田学『日本をこう変える』8p)

(以下、抄出分)

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ロシアはウクライナ開戦後、軍事的にも経済的にも予定通りに勝利・成功している。開戦時に派手な侵攻劇を展開する「大失敗」をやったことが、今後の経済面の「大成功」につながっている。派手な侵攻劇は「失敗」でなく意図的な「偽悪戦略」だったと考えられる。プーチンは米国側の親露政治家たちから「なぜあんな派手な侵攻劇をやって極悪のレッテルを貼られる大失敗をやってしまったのか。ロシアを擁護したくてもできないよ」と言われているらしく、最近「キエフなどウクライナ全土を軍事作戦の対象にする戦略は、私が命じたことでなく、軍の上層部の希望で進めたことだ」などと言い訳している。ロシアは重要なことを全部プーチンが決める。キエフへの派手な侵攻劇は、軍だけで決めて実行できるものでなく、プーチンが決めた策略である。プーチンは「大失敗しちゃったよ。ぽりぽり。でへへ」とニヤニヤしている。

《近現代の人類の戦争では、オスマン帝国や日独からサダム・フセインまで、負ける側が戦争犯罪者として極悪のレッテルを貼られてきた。覇権を持つ英米はいつも正義で、いつも勝者だった。ベトナムやイラクやアフガンで米軍が極悪な戦争犯罪をやって敗退しても、マスコミ権威筋は米国に敗北や極悪のレッテルを貼らず、米国は無傷のまま次の戦争を展開してきた。日独の戦争犯罪は、戦時プロパガンダをそのまま「事実」にした誇張歪曲捏造だらけだが、今でも日独は極悪のレッテルを貼られたままだ。戦争犯罪は真偽と関係なく永遠の汚名だ。永遠の土下座。そのような常識からすると、プーチンの偽悪作戦はコペルニクス的転回だ。完全洗脳で軽信的な日独の人々(とくに知識人)には理解不能で想像もつかないだろう。》

プーチンの偽悪戦略は、中国など非米諸国を米国側と分離させて覇権の多極化を進めるための策でもある。世界が今のように米国側と非米側に分裂しておらず、米国覇権下の世界単一市場だった従来、世界各国は米国側と非米側のどちらに属すか二者択一で決める必要などなかった。だが今や中立は許されず、非米諸国はロシアと結束せざるを得ない。否応なく多極化が進む。 》

今後の時代、ロシアや中国への敵視は、資源を入手できなくする馬鹿者の態度だ。日本では、右翼が対米従属の一環として昔からソ連ロシア敵視であり、彼らは米覇権崩壊とともに存在そのものが消えていきつつある(代わりにちゃんとした右派・保守派が出てくればいいのに、右の人々は米覇権衰退にも気づかずダメなままだ)。他方、左翼政党はかつて中露に寛容だったのに、最近になって中露敵視に転向しており、こちらも米英ネオコンのうっかり傀儡の馬鹿者になっている。諜報界肝いりの国際共産主義運動から発生したくせに、ちゃんと世界を見ていない。 》

《・・・・・・・最大の戦争犯罪者とは実のところ、戦争反対とか地球温暖化対策とかコロナワクチンを全員にとか、インフレ対策として利上げすべきだとか言っている、永久に軽信的な人々だと思う。

(以下、全文転載)

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「的外れの参政党批判」をめぐって⑸「緊急事態事項(≒授権法)」には明確に反対 [緊急事態条項]

めいこさんの動画に対する異和感に始まったkonaさんとのやりとりから次の記事を書いた。(副島重掲示板に転載させていただいています→http://snsi.jp/bbs/page/1/

⑴的外れの参政党批判:めいこさん https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-06-20
⑵前記事へのコメント二氏へ https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-06-21
⑶私なりの歴史があって、参政党に出会いました https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-06-22  
⑷「ほんとうのことなら、なんでもあり」の参政党(付 新・mespesadoさん講義(159))https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-06-23-2

ここまでは、konaさんとの距離(違い/異和)に焦点をあてていた。しかし今回はmespesadoさんを介して、konaさんとの同じ土俵が見えてきた。

自由共和党.jpgkonaさん紹介の立憲自由党藤川氏、《現憲法を破棄して、結局は日本国憲法と同じようなものにならざるを得ないと思うが、新しく作るというのもロジックとして有りだと思っていた。/しかし人権無視のコロナ対策を経験して認識が甘過ぎたということに気付いた。/まず憲法で緊急事態宣言を出せないことで救われたと思っている。》このことは全く同感だ。リンク先に左の図があったが、憲法改正 コロナ政策.jpg右の図もある。参政党は基本的に「改憲」でなくて「創憲」、「緊急事態事項」には反対だ。ただ、かつて参政党HPに「日本版国防権限法(授権法)」とあったことがめいこさん動画での批判になっているのだが、それについてのめいこさんの誤解をていねいに指摘するサイトがあった→https://prettyworld.muragon.com/entry/6.html(下記転載)。 その結論は参政党は緊急事態条項≒授権法に反対しています/ドイツでの授権法なるものに相当する日本の話題と言えば、それは自民党案による緊急事態条項です。これについて参政党は明確に反対しています。》(動画がオススメです→https://hiyorimi.jp/sanseito-zyuken-douga

mespesadoさんには今朝、憲法に対する4つの立場について明快に分類していただきました。

konaさんのコメント参政党がDSに毒されていない保証はどこにもありません。》については、これはこれで非常に大事な問題なので、またあらためて後ほど。

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やすえちゃんの底力 [舟山やすえ]

やすえちゃん決起集会.jpgやすえちゃん決起集会2.jpg

昨日、「舟山やすえ決起集会(個人演説会)」がシェルターなんようの大ホールで開かれた。選挙戦始まって最初の決起集会とあって責任重大、東置賜ブロック長板垣致江子南陽市議への重圧がひしひしと伝わっていた。そのブロック長挨拶、後で聞くと「考える暇もなかった」とのことだったが、それがかえってよかっったのかもしれない、切羽詰まった感がよく伝わって、会全体の流れを決定づけた。

やすえちゃんの演説に先立って19歳の娘さんが登壇して挨拶した。「母は物心ついたときからあまり家にいなかった。ただ、たまに帰ってきたときのテンションが高くて、歩く足音も声も大きくて、”お母さんうるさい!”と言われていた。今回選挙活動に関わってみて、母がみんなからいつも”元気”をもらっていることがわかった。それがあのテンションの高さになっていたのだと思う。これからもどうか母に”元気”を与え続けてください!」こうやって語ったのは初めてとのことだったが、いい話だった。

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