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田中宇的深読み楽観論(承前) [現状把握]

田中宇氏の新記事「ドイツの失敗」(会員版)を読んだところです。昨日の「田中宇的深読み楽観論」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-05-30-2とは別視点からの「楽観論」です。

IHR.jpg昨日の記事で危惧していた「パンデミック条約」が一応忌避されたとの情報があります。《朗報です。WHOは昨日ジュネーブでIHRの改正をめぐり、47のアフリカ地域加盟国を代表してボツワナが改革への支持を留保すると発言し、後退を余儀なくされた。また、ブラジルはWHOに服従するよりも、WHOから完全に脱退することを表明した。》https://twitter.com/freethought202/status/1531230716851212293   ただし、一方でこの記事も。《世界保健機関(WHO)の会合で、国際保健緊急事態規則の改革に向けた第一歩を採択/[ジュネーブ 28日 ロイター] - 世界各国は土曜日、国際保健規則(IHR)として知られる疾病発生をめぐる規則について、米国主導の初期改革を採択したという。/世界保健機関(WHO)の総会で採択されたこの改正は、COVID-19の大流行で約1500万人が死亡した後、国連の保健機関がその役割を強化する一世一代のチャンスと見なされる会合で合意されたものである。/アフリカやその他の国々からの初期の反対が今週克服された後、突破口となるIHRの第59条の改正が行われたのである。/ワシントンが求め、日本や欧州連合などの他の国も支持したこの変更は、疾病の発生に関する各国の法的義務を定めたIHRのより幅広い改革の第一歩であり、最長で2年かかると予想される。/ジュネーブの国連大使であるシェバ・クロッカー氏は、最初の改正と、的を絞った実質的な改正を検討する作業部会の設置で合意したことを「重要な成果」と評価した。/「更新され、近代化されたIHRは、すべての国の助けとなり、将来の世界的な健康危機に対処するために必要な情報、資源、能力、透明性を確保することができます」と、彼女は声明で述べています。》https://www.reuters.com/business/healthcare-pharmaceuticals/first-steps-reforming-global-health-emergency-rules-adopted-who-meeting-us-2022-05-28/ 突破口となるIHRの第59条の改正」というのがいまいちわからないのですが(最後に条文転載)単純にまるまる「よかった」と言える問題でもないものの、当面はなんとか切り抜けることができたということのようです。

田中氏の記事、会員版なのでキモの部分のみ転載しておきます。日本は「無能な小役人」をうまく演じ、ドイツに比べて超愚策を不真面目にしかやっていない。日本の方がまし》というのが今回の結論ですが、いつまでものらりくらりを続けるわけにはいきません。そろそろシャキッとしないと、根っこから腐ってしまいます。今回の参院選、大事な節目と認識します。→参政党山形支部 https://twitter.com/sanseitoyamagat

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