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石原莞爾『最終戦争論』(3)「橋頭堡」 [現状把握]

徹底したロックダウンを伴う中国の「ゼロコロナ」政策は、習近平指導部の強固な意志に基づく。以下日経記事。
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ゼロコロナ徹底を確認、習指導部「上海でも必ず勝利」
中国の習近平総書記(国家主席)

【北京=羽田野主】中国共産党の習近平(シー・ジンピン)指導部は5日、政治局常務委員会を開いた。厳しい規制で新型コロナウイルスを封じ込める「ゼロコロナ」政策を徹底する方針を確認した。上海市のロックダウン(都市封鎖)などに反発がでており、引き締める考えで一致した。

中国国営中央テレビ(CCTV)によると、最高指導部である政治局常務委員会のメンバーは「我々は(感染が最初に広がった)湖北省武漢市での防衛戦に成功した。より大きな上海でも必ず勝利できる」との認識で一致した。

「わが国の防疫方針を疑い、否定する言動とは断固として闘う」とも表明した。党が決めたロックダウンや隔離政策はゼロコロナの達成まで堅持する考えで一致した。

中国は高齢者が多く、医療資源が不足しているため、防疫方針を緩めれば多くの重症患者と死者を出しかねないとの危機感も共有した。「思想のまひや厭戦(えんせん)感情は克服する必要がある」と強調した。・・・

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このことについてのマドモアゼル・愛さんの見解https://ameblo.jp/mademoiselle-ai/entry-12741087930.htmlに、「時代の射程はここまで及ぶ!」と驚き、戦慄した。習近平対江沢民一派の最終決戦的な面がありはしないでしょうか。習近平が求めている中国は、アメリカDS勢力と組んで発展した江沢民一派が成すこれまでの中国とは違います。自立独立を強固にし、腐った経済勝組を犠牲を払ってでもつぶし、新しい中国を作ることを画策しているのかもしれないです。/その際、中国経済をつぶしてでも、軍事・食料・現体制が維持できればいいわけで、都会に住む幾多の勝ち組の勝ち分を、農民など下の階級に配ればとりあえず、国の運営は可能でしょう。人民軍はそのほとんどが都会から出てくることはなく、貧しい農民出ですので、軍事維持のために働く方面に食料を流すという物凄い政策も予想されます。》そしてさらに、混乱時に何が強いかと言えば、本当の食料本当の軍事でしょう。本当の、、、というのは、武器商人はいくら武器を売れても自分たちでそれを扱い、使用することはできませんので、行使できる軍事力を持っている国や組織ということになります。アメリカではその部分をトランプ氏が抑えているわけで、武器商人直属の軍隊とは別の働きをするはずです。/金融も手品のような金融マジックによってグローバリズムの中で金を増やしてきましたので、そうしたものが意味を持たなくなる方向であることをはっきり認識すべきだと思います。その究極の姿が、金本位制だったのですが、実際にロシアはそちらの方向に向かい出しています。これは、マジック金融を壊す強い意志であり、トランプ氏も、実は習近平も同様であり、世界的にDSと一体化して蓄積された数字上の富は、消えるかするでしょうおのずと関心が『最終戦争論』に向いた。mespesadoさんに反応していただいた。広い視野でモノを考えると、人類の落ち着く先や如何、という観点では石原莞爾の予言はまだ十分考慮する価値があり、その根本は間違っていない、という感想を持ちました。》

昨日、石井理紀之助という人に出会った。(https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-05-10)おそらく、これ以上掘り崩せない揺るぎない基盤的存在として。そこで「橋頭堡」という言葉が浮かんで、長谷川三千子氏の『神やぶれたまはず』を思うことになる。こう書いていた。これほど力強い本をかつて読んだことがあったろうか。「いかにして「我々の神学」をうちたてるか」という切実な課題に明確に答えようとする著。今のままの状態がつづけば、日本人の精神はずるずるとメルトダウンしてゆくしかない。そのぎりぎりの瀬戸際にあって、防戦一方の体勢から反撃に転じる確かな橋頭堡を築くことに成功した。われわれは、ここから出発すべきである。》長谷川三千子著「神やぶれたまはず」を読む」https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2014-01-04)確かな手応えを感じているところです。

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