「優勢なロシア、行き詰まる米欧、多極化する世界」(田中宇) [ロシア]
ウクライナ危機、フランス人ジャーナリストが証言「ウクライナを爆撃しているのはロシア軍ではない」https://twitter.com/matatabi_catnip/status/1501125358585843712?s=12&fbclid=IwAR1oDFuRhL7igD6JUIKeaA1kV1tm-iVNhdM6rBaTbEdlQTHYWPnERIQrY-U フル動画はhttps://www.youtube.com/watch?v=V1rffL9EEOM
(以上2022.3.11追記)
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《①ロシアアイデンテティの回復。
②アングロサクソン(DS)による撹乱から脱して、ヨーロッパ本然の相互関係への回帰(国境安定)とヨーロッパ諸国の自立。
③新世界秩序(NWO)構築の流れから脱して、民族の歴史と文化が尊重される「多極世界」へ。
④決して西側を敵視するのではなく、共に「新しい世界」をつくってゆく。》
②アングロサクソン(DS)による撹乱から脱して、ヨーロッパ本然の相互関係への回帰(国境安定)とヨーロッパ諸国の自立。
③新世界秩序(NWO)構築の流れから脱して、民族の歴史と文化が尊重される「多極世界」へ。
④決して西側を敵視するのではなく、共に「新しい世界」をつくってゆく。》
と整理できたのだったが(https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-03-06)、この③が、田中氏の「多極化」論と重なった。それで一般質問ではこう言えた。《つまるところ、一部利権者によって主導されるグローバリゼーション化、一極集中的な「新世界秩序(NWO)」を目指す流れから脱して、それぞれ固有の民族の歴史文化が尊重される「多極世界」を目指すための戦いということができそうです。》(https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-03-08-2)
そして今回田中氏の記事「優勢なロシア、行き詰まる米欧、多極化する世界」。「多極化論」がクローズアップされる。
《田中宇の妄想と切って捨てられない現実が、少し考えると見えてくる。米国はロシアからの石油を輸入しなくても、ベネズエラやカナダや米国内シェール油田の石油があるので何とかなる。米国は、世界が多極型になっても米州内で自活できる。しかし欧州は対照的に、ロシアから石油ガスを輸入し続けないとやっていけない。すでに述べたように、イランやサウジなど中東の産油国は、以前よりはるかに非米側であり、欧州に石油ガスを売ってくれるとしても以前よりかなり高い値段になる。これまでのように中露イランを敵視したままだと、誰も欧州に石油ガスを売ってくれない。欧州が行き詰まって米国に相談しても、米国は何もしてくれず、「うちは西半球の国だからね」と言われる。 》
《欧州だけでなく日本も同様だ。中露と敵対し続けていると石油ガスを得られなくなっていく。サハリン油田は大事にすべきだ。ロシアや中国で服を売り続けるユニクロが、これからのビジネスモデルとして正しい。逆に、軍産傀儡の道を行く楽天の経営者は、今後の世界が見えていない(軽信者ばかりの日本国内向けだけの演技なら、こっちの方が良いのかな?。一億総自滅。哀しいね)。多極化を妄想と言って軽視していると、日本はしだいに貧しくて行き詰まった状態になっていく。今ならまだ間に合う。それとも一億総自滅の方が楽か?》
実は米国自体にとっても「多極化」は望ましいことなのだ。よって、《④決して西側を敵視するのではなく、共に「新しい世界」をつくってゆく。》は戦わずに可能だ。敵はその先に在る。戦わねばならないのは「新世界秩序(NWO)構築の流れ」に対してだ。このたび、ロシアの射程はどこまで及んでいるのだろうか。
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