『イベルメクチン』(大村智編著)を読む [本]

イベルメクチンが、なぜ新型コロナに効くのかについて大村博士のわかりやすい説明がある。《細胞にウイルスが侵入する際、ウイルス表層にある突起状の糖たんぱく質であるスパイクたんぱく質にイベルメクチンが結合して、ACPレセプターとの結合が阻害されるのです。ACPレセプターは、気管支、肺、心臓、腎臓、消化器などの臓器表層細胞の細胞膜にあり、臓器保護作用があるとされていますが、新型コロナにおいては、ウイルスのスパイクたんぱく質と結合する受容体として機能しています。この受容体との結合をイベルメクチンが阻害することで、ウイルスは細胞の中に入れなくなるのです。》(49p)

にもかかわらず、イベルメクチンが新型コロナ適応薬としての承認が進まないのはなぜか。米国の医師らが組織する「新型コロナ救命治療最前線同盟」(FLCCC)は、WHOが出した、イベルメクチンの新型コロナ治療への使用に反対するガイドライン公表に公式声明で異議を唱えた。(2021.4.3)《科学的なデータに基づいて決定されるべき事柄が、巨大なワクチン市場や新規医薬品市場を見込んだ巨大製薬企業が多額の資金を投じて主導する巨大科学、多数の研究者を動員して行われる巨大試験、巨大国際機関、巨大学界、巨大メディアの組み合わせによる非科学的な政治的・経済的な虚偽情報に基づいて決定されていることに警鐘を鳴らしています。》(146p)さらに、イベルメクチンへの攻撃はネット上にも及ぶ。《2021年になってjからイベルメクチンに関するネット上の情報をブロックする動きが始まり、急速に広がりつつあります。Facebook、YouTubeなどが、イベルメクチンのニュースや論評をブロックすることを始めているのです。》(251p)

----------------------------
「ワクチン反対派」を分類する(石川友奈) [コロナ危機]
ここまでくると、ワクチン1回も打ってない人は、ほとんど「変わり者」扱いです。そんな中、「ワクチン反対派」を10種類に分類する記事がありました。最後に「追記」として「空気が読めない人」が挙げられています。《空気が読めない人は、ワクチン嫌いまでは行かないけど打たない事が多いようです。/大衆のコロナ恐怖を感じ取らないためです。恐怖に煽動されないため、コロナもワクチンの情報も、どちらも調べることもなく、いつも通りの健康的な日々を淡々と過ごしているようです。(いいなぁ…)》「空気を読まない人」もあり、と思います。
・
* * * * *