「全体主義」への道 [コロナ危機]
《ワクチン接種した国民は、私のような未接種者に対して苛立っています。「自分たちは副作用のリスクを冒したのに、打たないままに自由を享受しようなんてアンフェアだ」と、政府の肩を持っています。》(中村 篤史/ナカムラクリニック)
16年間住み慣れたオーストラリアの「未接種者差別」に耐えきれず、オーストラリア人夫を残して5歳の子供と共に日本に帰国した女性の言葉です。この女性《日本に来て、ギャップに驚きました。「なんて平和なんだろう」って。》
その「ギャップ」、私には「程度の差」としか思えません。大きな声が跋扈し、ひたすら忖度によって世界が狭まる「全体主義」への道にどう抗(あらが)うか、という問題に直面させられています。
* * * * *