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「英米覇権の一部である科学の権威をコロナや温暖化で自滅させる 」(田中宇) [現状把握]

田中宇氏の大局観。《上の覇権運営者・米英諜報界は、医者や学者を駒として使ってコロナや温暖化の問題を過激に歪曲し、世界経済の成長と米英覇権の基礎にあった科学や医学の権威を崩壊させている。覇権運営者が、過激な運営によって覇権を自滅させている。これは、テロ戦争の時に過激な政権転覆策をやって米覇権を自滅させ、世界を多極化に導いた米諜報界のネオコン(隠れ多極主義者)のやり方と同じだ。コロナや温暖化の歪曲はこれから長引くほど、米英覇権を自滅させていく。対照的に、中国は習近平になってから、米英主導の権威体制の傘下から出て、科学や産業の技術に関して中国独自の権威の体系を新設しようとしている。》

さらに21日の会員版「★欧日で原発の復活 」では、化石燃料をやめて自然エネルギーだけで暮らすという「妄想」がいかに非現実的か(そもそも温暖化人為説も妄想だし)、妄想の強要がいかに危険かを示すだけの結果になった。欧州では同時に、「敵国」であるロシアにエネルギー源を依存するのは安全保障上良くないという意見が強まり、二酸化炭素を出さず、化石燃料の輸入も減らせる原発の復活が必要だという話になっている。》として、《「世界の上の方(覇権運営体。資本家。米英諜報界)は、原発の技術をこれまでの米国覇権下でどんどん開花させてしまうと、技術が米英側の所有物になってしまい、中露など非米諸国がそれを使えなくなってしまう。高く売りつけられてしまう。それを防ぐため、原発の技術開発が一定まで達したところで、ちょうど起きたチェルノブイリなどの事故を奇貨として原発の危険性を誇張して市民の反対運動を扇動し、今のように多極化がかなり進むまで欧米日での原発の開発を止めた。その間に、中国は米側の資本家から入れ知恵されて原発の開発や建設を進め、技術力を涵養した。最近、米国の覇権衰退と中国の台頭、覇権の多極化が不可逆的に進み、原発の技術でも中国が世界最先端になっていくメドがついたので、そろそろ許してやるかということで、温暖化対策を口実に、欧州や日本が原発を復活して良いことになった・・・」》とのシナリオで、「原発再評価→再開発進展」の展望も。

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