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”どう生きるか” が問われている(田中宇) [田中宇]

田中宇史観の集大成的論考です。https://tanakanews.com/211102corona.htm

①多極化策は「資本の論理」

《コロナ危機が「風邪並みの病気を大変な伝染病と誇張することで作った有事体制」で、それが「欧米を経済政治の両面で縮小し、中露など非米諸国を相対的に強化して覇権を転換・多極化する謀略」だとしたら、コロナ危機は世界大戦の代替物である。》《全人類を中産階級にして消費させることが目標の「資本の論理」》→多極化策

大戦の代替物とししてのコロナ危機

中国が台頭すると米国から覇権(の一部)を奪う展開になるので、米中戦争はそれを阻止するための戦争だ。規模的にも、覇権争奪の意味でも、米中戦争は第3次世界大戦である。》《覇権転換を引き起こすには、覇権を喪失する側(今回は米欧)が経済的に大打撃を受けて瓦解することが必要で、以前は戦争でそれをやったが、今後はそれができない。》

③「従コロvs反コロ」

《「従コロvs反コロ」の分裂構造が社会と政界を席巻》《いずれ、従コロに立脚する欧米のエスタブ・覇権運営勢力は民主的に権力を喪失し、欧米は覇権運営を放棄するようになる。》《トランプが復活する流れは欧米での「反コロ」と覇権放棄のポピュリズムの勃興を象徴》

④上手く対応している日本

日本では、野党とマスコミが「従コロ」である半面、自民党は安倍晋三以来、コロナのインチキへの加担をなるべくやらずに無視して過ごす「無視コロ」だ。》《日本人はノンポリ(政治をいやがる現実主義)なので「反コロ」が少ないが「無視コロ」が増えている。》《今回の「代替大戦」ではノンポリに徹し、米国より中国が「長いもの」になったら中国に巻かれる従属先変更をやって、隠然とうまく対応している。》

⑤ギリギリのところで ”どう生きるか?” が問われる時代です

今回の覇権転換も「コロナのインチキ」を土台としており、「新たな戦勝国」である中露側はコロナをインチキだと永久に認められないことになる。》《今後もずっと「コロナは風邪だ」という発言が「ガス室はなかった」と言うのと同じになる。》《権威と正反対の「頭のおかしな人」の方が、抑制なしに分析できて良い。》

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