SSブログ

トランプ大統領と石破総理の親和性 [本]


「再選を大きく引き寄せたトランプ暗殺未遂事件」の第1章に、トランプが属しているカルヴァン派は、いわゆる宗教右派ではありません。アメリカの中流以上に多い、エスタブリッシュされた主流派です。 /今回、銃弾は耳をかすった。あと3センチずれていれば、頭がブチ割れて完全に死んでいる。それなのに死なないのは、やはりトランプは神様から選ばれている証明だ。多くのキリスト教徒がこう確信しました。トランプがいかに世俗化されていて、普段、教会に通っていなくても関係がないのです。・・・「驚くべきことに、撃たれる前、もし私が最後の瞬間に頭を動かさなかったら、暗殺者の弾丸は完璧に命中していたでしょう。そして私は今夜ここにいなかったでしょう。私たちは一緒にいなかったでしょう」(「FOX10」ウェブサイトより佐藤訳)。このくだりは、自分は神様に選ばれていたので、命を奪われなかったというカルヴァン派的信条に基づくものです。》とある。一方「まえがき」に石破総理について、同志社の創立者である新島襄から洗礼を受け、後に牧師となった金森通倫(みちとも)を曽祖父に持つ石破氏は・・・現在も日本基督教団鳥取教会の会員だ。ちなみに私も石破氏と同じくかつてはカルヴァン派の日本キリスト教会に属していたが、現在は日本基督教団の組合派系教会に属しているプロテスタントのキリスト教徒だ。だから石破氏の信仰を皮膚感覚で理解することが出来る。とあった。同志社出身北垣俊一先生の最初の勤務地が鳥取教会! https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-07-01


副島隆彦重掲示板で副島氏、日本国民の多くが、「石破さんで 良かったー」と安堵(あんど)のため息を付いた。この言葉がすべてだ。これで最低あと2年は、日本は戦争に引きづり込れることはない。 石破政権が保(も)つ間は、日本は大丈夫だ。台湾有事、すなわち、中国との戦争を煽(あお)る連中の動きを、石破首相がどのように深い知恵で制止するか。複雑で重厚な手口であいつらを抑え込んで、日本を安全な国で維持するか。このことが日本国民の最大の願いだ。》「石破新政権のこと。アメリカ大統領選のこと・・・」

副島さん、ネット界隈では異色の「石破評価」と思っていたら、深田萌絵氏が【緊急配信】エマニュエル大使が玉木氏に会談要請。首班指名の行方は?」《実はあの意外とDSと石破さん戦ってんのみたいなね、うんそう、NTT法も廃止に向かってるし、TSMCもなんかトーンダウンしてる、あの半導体投資もトーンダウンしてる。このDSの動きが急にシューンてなってる様子もあるんで、財務真理教は全然元気なんだけど、向こうのDSは弱ってるわけじゃないですか。ていうことを考えるとなんかこう、もしかして、ネットていうかメディアではすごく叩かれてるんだけれども叩かれてるのってもしかしたら・・・みたいなね風にも私思ったんですよ。石破さんっていう人をよく知らないのでね、ただ石破さんを支えている森山さんチームの人達ていうのがまあなんだろうな、そこまでグローバリスト寄りでもない感じなんですよ。そういうことを考えると反グローバリズムっていうのを明確に打ち出さなくても、グローバリストにそこまで寄り添ってない政治っていうのはとあの我々にとってフェーバーなのかもしれないですねっていう風にちょっとどうなんだろうと思いました。》(8:19〜)と石破さんを見直していました。

プロテスタントでしかも同じ長老派というトランプ大統領と石破総理、意外と親和性があるのかもしれません。

*   *   *   *   *


・・・同志社の創立者である新島襄から洗礼を受け、後に牧師となった金森通倫(みちとも)を曽祖父に持つ石破氏は、プロテスタントの4代目のクリスチャン。クリスチャンが日本の首相に就くのは、第92代首相を務めた麻生太郎副総裁(84)以来、15年ぶりとみられる。(中略)石破氏の父である石破二郎は、鳥取県知事や参議院議員時代に自治相(当時)などを務めた政治家。浄土真宗の仏教徒でクリスチャンではなかったが、金森以来、プロテスタントの家系の母が通っていた日本基督教団鳥取教会で石破氏は洗礼を受けた。幼少期は、同教会の宣教師によって始められた愛真幼稚園に通った。鳥取大学教育学部附属中学卒業後、上京して慶應義塾高校に進学。東京では日本キリスト教会世田谷伝道所(現世田谷千歳教会)に通い、教会学校の教師も務めた。》(9月27日、 Christian Today )

 石破氏が洗礼を受けた日本基督教団鳥取教会は、同志社系(組合派)だ。組合系にはさまざまな考え方がある。他方、石破氏が東京で通っていた日本キリスト教会世田谷伝道所は長老派(カルヴァン派)の教会だ。カルヴァン派では、各人は生まれる前から神によって定められた使命があると考える。どんな逆境でも試練と受け止めれば、必ず選ばれた者であるあなたは救われると教える。この教会で、石破氏は教会学校の教師(聖書の先生)をしていたのだから、聖書や神学についても勉強しているはずだ。
 学生時代に洗礼を受けた人でもその後はキリスト教から離れたり、信仰が薄くなってしまう人もいる、石破氏は信仰が強い方だと思う。現在も日本基督教団鳥取教会の会員だ。ちなみに私も石破氏と同じくかつてはカルヴァン派の日本キリスト教会に属していたが、現在は日本基督教団の組合派系教会に属しているプロテスタントのキリスト教徒だ。だから石破氏の信仰を皮膚感覚で理解することが出来る。
 キリスト教関係のメディアで石破氏は、2018年8月30日、渡部信氏(クリスチャンプレス発行人)と山北宣久氏(前日本基督教団総会議長)の取材でこんなやりとりをしている。https://christianpress.jp/2018-news-ranking/

 《 ―― クリスチャン議員として、どのような思いで政治に向き合っておられますか。
私は、神様の前に自分の至らなさ、誤っているところをお詫び申し上げるようにしています。そして、「過ちを正してください」、「ご用のために用いてください」という思いでお祈りしています。
 ―― 特に政治家として強調したい点は。
ヨーロッパにしろ、アジアにしろ、米国もそうですが、同じ信仰を持つ人は多いはずです。にもかかわらず、世の中は争いが絶えない。いかに争いをなくしていくか。いかに互いが神の前には無力であることを共通認識し、自分だけが正しいという思いを持たず、弱い人のために働き、祈ることができるか。それをできるだけ共有したいと思っています。常にこの思いをもって、平和な世界を作りたいと考えています。
 ―― 世界にはさまざまな緊張が存在します。日本が韓国などと平和外交するためにはどうすればいいと思いますか。
韓国の近現代史、韓国と日本が過去にどういう関係にあったのかを知らないまま、外交努力をしても説得力がありません。慰安婦問題、領土問題など、一致できない点もありますが、共にやれることもたくさんあるはずです。韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権と共にできることは何なのか。これを考えていくことが重要だと私は思います。(中略)
 ―― 最後に、日本のクリスチャンに向けてメッセージを。
「共にお祈りください」とお願いをしたいです。》(2018年9月5日 、Christian Press

 石破氏は、自民党員の選挙によって総裁に選ばれただけではなく、神の召命によって自民党総裁、内閣総理大臣になったと一人のプロテスタントのキリスト教徒として確信しているのだと思う。本書では、ドナルド・トランプ氏に長老派(カルヴァン派)の価値観が与えている影響の重要性について言及した。石破氏に関してもそのことが言える。11月の米大統領選挙でトランプ氏が当選すれば、宗教的価値観を共有する石破氏との間で興味深い外交を展開することができると思う。


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。