SSブログ

「もう一回バブルが始まるとしたら、それは中国の力だ。」(副島隆彦) [現状把握]

副島隆彦氏の『次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた』を読んだのは18年前のことだ。↓、

「次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた」を読む(1) https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2006-06-19

「次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた」を読む(2) https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2006-06-24

副島氏は、その主張「アジア人同士戦わず」の裏付けとなる多くの中国評価本を書いてきた。
たとえば、
『DSとの血みどろの戦いを勝ち抜く中国』 https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2021-12-17
《中国政府は、新疆ウイグルで100万人以上のウイグル人を収容所の入れて、ひどい虐待をしていると、言い続ける人たちがいる。だが、現場に行って本当に調べてきた日本人が果たしているのだろうか。/イギリスのBBC放送やアメリカのCIA情報だと思われる映像を根拠に、とにかく中国の悪口を言い、中国をけなし続ける。だが、そろそろ大きく中国を正面から冷静に見るという考え方を、私たちは身につけなければならないだろう。》(228p)
あるいは、
『習近平独裁は欧米白人(カバール)を本気で打ち倒す』 https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-12-30

《中国は日本に対して「台湾問題で口を出すな」「台湾に手を出すな」とはっきり言っている。台湾は中国の領土であって、日本があれこれ自国の防衛問題として論議するなど許さない、ということだ。/先に私の結論を言っておくが、台湾情勢ではこれ以上、何も起きない。だから、何も心配いらない。/中国は大人だから、台湾とワシントンのMoonie(統一教会。法輪功も)勢力の扇動、挑発(provocation)になど乗らない。騙されない。/「台湾に中国軍が攻めて来る。侵略だ!」とさんざん何年も書いて、扇動してきたのは、まさしく統一教会Moonieたちだ。日本のメディアにも潜り込んでいる。統一教会系のジャーナリスト、言論人を気取っている連中がやっているのだ。/台湾は、これから5年後には、平和的に中国の24番目の省である「台湾省」になっているだろう。何の問題もない。》(116p)


《これまでは明治からの150年、裏からイギリスが日本を支配していた。日本の近代化と文明開化はイギリスが主導していた。そして戦後の80年間はアメリカ主導だ。日本はアメリカ型社会にされた、憲法体制以下全部。そして、ここまで来た。そして35年前にバブルがはじけてた(1990年)ということで、もう一回バブルが始まるとしたら、それは中国の力だ。このことを日本人は、分かっているんだけど、誰も書かない。だから、私だけが書く。そしてのちにこのことが歴史の証言となる。》

ただし、そのバブルは日本人にとって、中国人と一緒のなって躍りはじけるバブルとは一線を画している、そう思う。

*   *   *   *   *

最近、越後湯沢の駅のそばで、古い日本家屋の旅館が、中国人に買われた。本当にタダに近いような安値だったと思う。それを手入れして、その中国資本が、中国から冬にスキー観光客を大量に呼び込むだろう。それが現に始まっている。韓国人たちは、群馬や栃木のほとんど潰れかかっているゴルフ場を、1億円とかで買って、韓国からゴルフツアー中心の観光客をたくさん連れ来るだろう。台湾からも香港からも来る。もう日本の国は、このように中国文化圏に(ちゅうごくぶんかけん)に完全に入っている。 このことを自覚しない日本人は、アホだ。あるいは、統一教会支持の反共右翼の愚か者たちだ。・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・今がバブルの逆の日本経済のボトムだ。これは、「ゼロ物件」という言葉で象徴的に言われるようになった。「この古い家は、管理している者が居なくて、放置していますので、ゼロ円で売ります」ということだ。
それがネットで平気で売られている時代になった。

 この最低限度の 不動産価格ゼロ円の、ここから日本は、今から持ち直していくだろう。私、副島隆彦はこの25年間ずっと大暴落と大恐慌を書き続けた人間であるがゆえに、副島隆彦は、もう次の流れが見える。だからといって、さあ、日本のバブル経済が再び始まったという本を私はまだ書きません。それは、それを書くと、これまで私の本を読んできた人たちが混乱するからだ。

 しかし、その足音というか、兆(きざ)し、兆候は既に始まっている。バブル経済は再び来る。経済は周期性ですから、天気と一緒だ。何で今日は天気がいいのかって、誰もわからないん。今日はなぜ雨なのか。それは簡単なことだ。その前が晴れていたから、なんです。何で今日は晴れなんだといったら、その前が雨だったから、曇りもあるけど。このように周期性ですから、だからバブル経済がもう一回来るんです。ただし、今度起きる日本のバブル経済は中国が主体です。

 これまでは明治からの150年、裏からイギリスが日本を支配していた。日本の近代化と文明開化はイギリスが主導していた。そして戦後の80年間はアメリカ主導だ。日本はアメリカ型社会にされた、憲法体制以下全部。そして、ここまで来た。そして35年前にバブルがはじけてた(1990年)ということで、もう一回バブルが始まるとしたら、それは中国の力だ。このことを日本人は、分かっているんだけど、誰も書かない。だから、私だけが書く。そしてのちにこのことが歴史の証言となる。

 


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。