もうひとつのサミット（於 西安）

ゼレンスキーからバフムート陥落の泣き言をコソコソ聞かされているであろう広島サミットの一方で、習近平主導の中央アジアサミットが西安で開かれていた。習近平首相は「中国と中央アジアの関係は歴史に彩られ、広範な実際のニーズによって推進され、強固な民衆の支持の上に築かれている。私たちの関係は、新時代の活力と活力に満ち溢れている」と基調講演で演説した。
《サミットは西安で終了した。ロシア抜きで、中国に鉄道を敷設することが決定したのだ。そして、それがどのように可能なのか--それは、地図を見ていただければわかると思います。》https://twitter.com/Spriter99880/status/1660000949228777472

中国・中央アジア首脳会議が開幕　「一帯一路」推進確認

G7広島サミット

2023年5月18日 15:19 (2023年5月18日 21:21更新) https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM153RI0V10C23A5000000/

中国・中央アジア首脳会議の歓迎式典（18日、陝西省西安）=ロイター

【西安=田島如生】中国と中央アジア5カ国による初の対面での首脳会議が18日、陝西省西安で開幕した。インフラ整備など経済協力やテロ対策を協議し共同文書に署名する。中国の広域経済圏構想「一帯一路」の推進も確かめる。

18日夜に歓迎式典を開いた。中国の習近平（シー・ジンピン）国家主席のほか、旧ソ連圏のカザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンの各大統領が参加した。19日に共同で記者会見して閉幕する。

一帯一路は中国から中央アジアを経由して欧州へ陸路で続く「一帯」と、南シナ海からインド洋を通り欧州に向かう「一路」からなる。石油や天然ガスに恵まれる中央アジアは一帯一路の要衝に位置する。

2023年は習氏が「一帯」を指す「シルクロード経済ベルト」を提唱してから10年になる。首脳会議に先立つ17日、習氏はカザフのトカエフ大統領と会談した。一帯一路の実現に向けた協力強化をうたった共同声明に署名した。

習氏はこれまで中央アジアのパイプラインの整備などを後押ししてきた。22年1月に5カ国との国交樹立30周年を祝うオンラインでの首脳会議を開催した。同年9月にはカザフとウズベクを訪問した。

今年4月には西安で中国と5カ国による外相会議を実施した。中央アジアは中国の新疆ウイグル自治区の西側に位置するため、イスラム過激派組織の流入やテロを防ぐ重要性などを話し合った。

中央アジアには米国も接近している。米国のブリンケン国務長官は2月にカザフを訪問し、5カ国と協力策を議論する枠組み「C5＋1」閣僚会合に出席した。中央アジアへの影響力を強める中国をけん制する狙いがある。

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習近平サミット後、中国と中央アジアの関係は新時代に突入：国際オブザーバーたち
PR Newswire
2023年5月19日（金）午後11時04分 GMT+9-4 min read
https://finance.yahoo.com/news/china-central-asia-relations-enter-140400631.html

北京 2023年5月19日 /PRNewswire/ -- 中国北西部の陝西省西安で開催された中国・中央アジアサミットは金曜日に終了した。「中国と中央アジアの関係は歴史に彩られ、広範な実際のニーズによって推進され、強固な民衆の支持の上に築かれている。私たちの関係は、新時代の活力と活力に満ち溢れている」と、中国の習近平国家主席はイベントの基調講演で述べました。海外の専門家は今回のサミットをどう評価しているのだろうか。中国と中央アジアの関係のさらなる発展において、どのような役割を果たすのだろうか。Global Timesは、中央アジア諸国とロシアの元高官や学者に、今回のサミットに対する見解や、中国と中央アジアの関係に対する理解について尋ねた。

キルギス共和国元首相、中国人民大学重陽金融研究院非居住シニアフェロー、Djoomart Otorbaev氏
30年間の外交関係の中で、重要なことは、両国の信頼関係を築いたことだと思います。お互いに何の問題もなく、継続的に仕事をしています。だから、時間が無駄にならなかったのです： 私たちはお互いのことをよりよく理解し、経済の構造もよりよく理解しています。私たちは、中国が立ち上げた「グローバル開発イニシアティブ」と「グローバル・セキュリティ・イニシアチブ」について知っています。私たちは、これらのグローバルなイニシアティブに参加し、この地域が安全、平和、そして互恵的な活動でより調和したものになることを望んでいます。私たちの視野には、お互いにもっと野心的なプロジェクトがあります。そして、今起きていることは、私たちが協力の次のステップに進もうとしていることです。

キルギスの社会政治研究所「エルキ」所長 デニス・ベルダコフ氏
西安で開催される中国・中央アジアサミットは、国際舞台における新しいプラットフォームであり、6カ国の協力の歴史に新しい章を開くことになる。中央アジア諸国にとって、中国が "共同発展は真の発展、持続可能な発展は質の高い発展 "という理解に基づいて、世界と地域のレベルでグローバル・パートナーシップの理念を打ち出すことは非常に重要である。そして、中国は、その結果がウィンウィンを得ることを目指すべきであるということに重点を置いている。中国は、全方位外交を強化し、二国間関係から多国間関係へと移行し、世界における全方位的な発展とパートナーシップを提唱することを目指しています。その意味で、中国・中央アジアサミットは、中央ユーラシアに安定のベルトを作るための論理的なステップとみなすことができる。

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