「ワクチン接種停止」に向かう厚労省(フェードアウト作戦?) [コロナ危機]
厚労省内でも、事態の異常さについての深刻な反省があったはずです。上からの指令がどうあろうとも、現場に近いところから正常に復していかねばなりません。
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ついに接種停止へ : 日本政府が、5歳から64歳の一般の人へのコロナワクチン接種を 5月7日で停止。今後の対象者は高齢者と基礎疾患を持つ人のみ
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厚生労働省がですね、「 5歳から 64歳までのコロナワクチン接種を停止する」ことを非常にさりげなく告知していました。日本の報道などでは報じられていないようですので、短く取り上げておきます。最初に簡単に書きますと、
・現行の2価ワクチンのブースター接種は、5月7日で終了する
・5月8日からのブースター接種は、「接種対象者が変更される」
というものです。最初は、厚生労働省のページに、以下のようなものがあることを見たことによるものでした。
「「令和4年秋開始接種」は、1人1回に限られる追加接種です。令和5年(2023年)5月7日で終了します。」
とありました。
厚生労働省のページより
厚生労働省
「どういう意味だろう?」と最初はよくわからなかったのですが、別のページに、以下が更新されていたのでした。
・〔追加接種〕令和5年春開始接種についてのお知らせ (厚生労働省)
「何で日付けで区分けしている?」と思いまして読みましたら、以下の記述があったのでした。
〔追加接種〕令和5年春開始接種についてのお知らせ
令和5年春開始接種について
接種が受けられる時期
「令和5年春開始接種」は、令和5年5月8日から開始します。実施期間の終了日については、決まり次第お知らせします。
なお、接種状況が自治体ごとに異なることから、予約・接種開始時期につきましては、お住まいの市町村からのお知らせ等をご確認ください。
接種の対象
令和5年春開始接種は、1人1回限り受けることができます。
対象は、以下を全て満たす方です。
・日本国内で初回接種(1回目・2回目)が完了している方又はそれに相当する接種が完了していること。
●追加接種(令和4年秋開始接種を含む3回目以降の接種)を受けたかどうかは問いません。
・以下の(1)~(3)のいずれかに該当する方であること。
(1)高齢者(65歳以上)の方
(2)5歳~64歳で基礎疾患を有する方等
●基礎疾患を有しない小児(5~11歳)は「令和4年秋開始接種」を受けることができる期間が延長されていますので、オミクロン株対応2価ワクチンを未接種の方は、引き続き1回の接種が可能です。対象者等、詳しくは「5~11歳の子どもへの接種(小児接種)についてのお知らせ」をご覧ください。
●基礎疾患のない方は、令和5年9月~12月にかけて「令和5年秋開始接種」で追加接種を受けていただくことができる予定です。接種するワクチンや具体的な接種時期、方法等の詳細については、決まり次第改めてお知らせします。
(3)医療従事者等及び高齢者施設等の従事者の方
ここまでです。まだ続きますが、ここだけで十分だと思います。つまり、5月8日からのコロナワクチン接種の対象者は、
・65歳以上の高齢者
・5歳から64歳までは「基礎疾患を持っている方のみ」
・医療従事者と高齢者施設の従事者
だけになるということです。つまり、「基礎疾患を持たない 5歳から64歳は接種の資格がない」のです。 要するに、大半の日本国民からコロナワクチン接種の資格が消えたということになります。これは、事実上の(一時的ではあっても)、
「日本のコロナワクチン接種の停止」
を意味すると思われます。11歳までの子どもに関しては、以下のように記されていますが、今まで子どもに打たせなかった親が、今から打つことはないと思いますので、こちらも事実上、停止を意味していると思われます。
> 基礎疾患を有しない小児(5~11歳)は「令和4年秋開始接種」を受けることができる期間が延長されていますので、オミクロン株対応2価ワクチンを未接種の方は、引き続き1回の接種が可能です。
以下のような記述もあり、再開される可能性がないわけではないようですが、少なくとも、今年の秋までは、「コロナワクチン接種が停止」されたと考えていいと思います。
> 基礎疾患のない方は、令和5年9月~12月にかけて「令和5年秋開始接種」で追加接種を受けていただくことができる予定です。
ちなみに、現在の接種は厚生労働省の定義では、「令和4年秋開始接種」というものですが、その際の接種の資格には、
・5歳以上の方
と書かれてありました。 本来なら、厚生労働省は、
「基礎疾患のない 5歳から64歳のコロナワクチン接種は停止されました」
と書くべきだったと思いますが、ややわかりにくい表現で、このことを伝えてきました。いずれにしても、一時的であるにしても、日本のコロナワクチン接種キャンペーンは終わりました。
このことをお伝えするのに他のことを長々と書くのはむしろ不適当だと思いますので、ここまでとさせていただきます。なお、基礎疾患のある人の接種は続きますが、最も負の影響を受けやすい人たちのグループは何か、ということをお考えいただききたいとは思います。脳と血管と心臓に大きなダメージを与えるものの影響を最も受けやすい人たちはどのような人たちかということです。
5類化しても終わらぬワクチン (中村篤史note)
https://note.com/nakamuraclinic/n/nb2b4bab73803
《5月8日で以って、その「新種の恐ろしいウイルス」が5類に格下げになる。緊急事態ではなくなるんです。だから、それに伴って、政府が国民に外出や営業の自粛を要請することはなくなるし、コロナにかかっても診療費が自己負担になる。これは当然なんだけど、でも、しかし、ワクチン接種はまだまだ続けるって言ってる。しかも無料で。
無料で接種できるということは、打たせようとしてるってことだよ。
おかしいよね。もう心配する必要のないウイルスなんだから、ワクチンなんて必要ないはずなのに。
このあたり、法律的にどうなっているのか。弁護士先生が教えてくれた。
「5類化して感染対策が終わることと、mRNA製剤の接種継続は、明確に矛盾しています。これらが両立する法的正当性はありません。
新型コロナウイルス感染症は感染症法上の「新型インフルエンザ等感染症」の定義を満たさなくなります。その結果、特措法に基づく政府対策本部やその基本的対処方針も廃止されるため、対策の推奨に関する法的根拠を失います。だから、コロナについて『リスクゼロ』を求めることはできなくなります。》
by めい (2023-04-29 14:18)
(つづき)
「ごく簡単に言うと、5類に格下げになるのにワクチンの公費負担継続はおかしい、ということです。
その理由として、もともとコロナが「国民の生命及び健康に重大な影響を与える恐れ」がある感染症だという建前(実際にはそんなことはないと思いますが)なので、特措法に基づく私権制限や、薬機法の特例承認、予防接種法の特例臨時接種が正当化されてきました。しかし今や、その前提が崩れたんです。それでも、特例承認が取り消されず、臨時接種が継続されている。そこがおかしい、と言っているだけです。それほど難しい話ではありません。
でもこれを指摘している法律家は私ぐらいで、他には誰もいません(笑)」
by めい (2023-04-29 14:26)
(つづき)
法律を運用する人が、やりたい放題、好きにやっているということ?
「その通りです。しかしこれは危険です。法の解釈や適用が専門家の思うがままとなれば、法は形骸化します。テクノクラートによる法治主義、法の支配のハッキングと言っても過言ではない事態です。
多くの国民は法律の知識がありません。また、国民は「法を運用する人は、そんなひどいことはしないだろう」と(理由もなく)信じています。つまり、専門性というヴェールと性善説によって盲目になった国民には、問題の本質が見えません。ナチスがワイマール憲法という当時最も民主的な憲法のもと独裁政治を進めたように、今の薬事承認に関与している人たちは、責任を誰からも追及されることなく、法に則って堂々と薬害を拡大しています」
by めい (2023-04-29 14:28)