SSブログ

新・mespesadoさん講義(183)ロシアによる安倍評価 [安倍元総理暗殺]

安倍元首相の国葬に参列したロシア代表 「安倍氏は日本が独自の道を歩み、自立しなければならないことを理解している人物だった」
東京で27日に行われた安倍晋三元首相の国葬には、34人の国家元首と14人の元国家元首、皇室の方々など約4300人が参列した。ロシアからは、ミハイル・シュヴィトコイ大統領特別代表(国際文化協力担当)、ミハイル・ガルージン駐日ロシア大使が出席した。この国葬後、スプートニク特派員はシュヴィトコイ氏に式典の印象や露日文化における安倍首相の貢献について質問を行った。
これよりも前、ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、プーチン大統領は安倍元首相の国葬に関して日本を訪問する予定はないと明らかにした。毎日新聞は日本政府筋の話として、プーチン大統領が国葬に参列したいと表明したとしても、日本政府は例外的な扱いでビザを発給はしないだろうと報じていた。プーチン大統領は今回日本を訪れなかったものの、安倍氏の国葬にはロシア大統領府のシュヴィトコイ大統領特別代表(国際文化協力担当)とガルージン駐日ロシア大使が参列した。
シュヴィトコイ氏はスプートニクに対し、日本側の招待に非常に感謝していると述べた他、日本の政治指導者としての安倍氏を高く評価した。

シュヴィトコイ氏:「この式典に私を招待することを決めた安倍氏の遺族と人々に心から感謝している。日本が生み出した優れた人物に対して敬意を表すべきなのだ。私は、安倍氏は戦後日本の総理大臣の中で最も有能な人物の一人ではないかと考えている。それは、最も長い間政権を担ってきたからというだけではない。最年少で首相に就任したからというわけでもない。安倍氏は、日本が昔から米国と根本的に親密な関係でありながらも、独自の道を歩み、自立していかなければならないことを、実によく理解している人物だった。日本の憲法が米国の政権の影響を受けて作成された際に押しつけられた条項を修正するための憲法改正が、安倍氏の首相時代に再び議題となったのは偶然ではないだろう。安倍氏は真の愛国者であり、日本にはマルチベクトルの政策が必要であることを理解している人物だった」

シュヴィトコイ氏は安倍氏の国葬についても高く評価している。しかし、同氏は、この式典で「悲しかった」ことが1つだけあると指摘した。

シュヴィトコイ氏:「近年の安倍氏の活動を紹介する短い動画の中で、安倍氏の対露政策について触れる余地が全くなかったのが残念だった。プーチン大統領との会談は27回にも及ぶと専門家は述べているのに、プーチン氏との会談はまるで行われなかったかのようだった。安倍氏のロシアへの訪問も、ロシアにおける日本の年のような、大規模イベントもなかったかのようだ。このイベントは2018年において大きな催しの一つだったとのだ。両国の関係において、これは大きなイベントだった。そして、これが今日の政治状況であると理解している。落胆せずにはいられない。しかし、日本の外務省から国葬に招待され、この国葬が非常に感動的な、心動かされるものだったので、本当にありがたく思っている。国葬は日本的な非の打ち所のないセンスとスタイルで、同時にとても感情的な高揚感を与えてくれるものだった。しかし、そのような式典にも政治は介入してくる。そして、こういったものが残念ながら、今の時代を表しているのだ」

しかし、シュヴィトコイ氏は、今回の訪日について少しも嘆いておらず、ロシアが安倍元首相の国葬に代表を送ることを決定したのは正しいことだと考えていると強調した。

シュヴィトコイ氏:ロシアと安倍氏は最も友好的な関係にあり、とりわけ安倍氏とプーチン大統領が最も友好な関係にあるロシアは、安倍氏に対する態度を何らかの特別なジェスチャーで示すべきだと考えた。つまり、ロシア政府から人を向かわせるということだ。そして私は、これが全く正しく行われたと思っている。日本のパートナーたちも、このことに気づかずにはいられなかったと思う。我々が、今日の政治情勢が、安倍氏の晩年の政治活動を描いた映画の最後のシナリオをほのめかしていることに気づかずにいられなかったのと同じように」

*   *   *   *   *

今朝の前記事「安倍元総理の国葬から何を読み取るか(承前)」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-09-30-1にもリンクしてたしかに視えてくるものがあります。

*   *   *   *   *

143:mespesado :2022/09/28 (Wed) 08:17:42
kakuyokusyugi@kakuyokusyugi
> 【速報】ウラジオストクの日本領事がロシア連邦保安庁に拘束

> 制裁に対する沿岸州の状況の情報を収集していたスパイ容疑について、
> 本人は認めているような動画がアップされている(モザイクはこちらで
> 処理)
> 日本政府は抗議しているとのこと。
https://twitter.com/i/status/1574424914584432640

> 一刻もはやく無事に解放されることを願う。
> また、ロシア在住の方は同じようなことにならないよう、お気を付けく
> ださい。

> 機密情報を受け取る瞬間の映像。この後、現行犯逮捕だったとのこと。

> なにか特別な事情や命令があったのかもしれませんが、バレないように
> しないと、これは言い逃れできそうにないですね。
https://twitter.com/i/status/1574511860912570368

> ロシア憎しの人からするとスパイを捕まえることすら「経済制裁強化に
> 対する仕返し」「野蛮国家」となるらしい

> 事実をみようとしないこういう人達をみてると世の中には、
> ①「事実」から「感情」が生まれる人間
> ②「感情」から「事実」が生まれる人間

> の2つの人種がいることをつくづく意識させられる

https://pbs.twimg.com/media/FdqG8XqVQAE8Av_?format=jpg&name=small

>|ナザレンコ・アンドリー@nippon_ukuraina
>|
>|ロシアは駐ウラジオストク領事館の日本領事をスパイの疑いで逮捕。経
>|済制裁強化に対する仕返しと見られる。野蛮国家。
>|
>|にしても、政府雇いの通訳レベル低くない?字幕は
>|「露国民にお金を支払い、秘密情報を含めて、経済事情や内部事情に関
>|する情報を収集してた」となってるが、そこまで言ってないぞ?

> 「信の世界に偽詐多く、疑の世界に真理多し」

感情優先で事実を捻じ曲げ「信の世界」を創りだす煽動者たち
> 居心地が良い「信」という妄想の世界に生きてる大衆には、事実を言っ
> ても意味がない。

> 全くおっしゃる通りで、
> 「諜報活動」は外交や安全保障には必須です。なので彼の名誉のために
> も、晒し者にしたくなかったのでモザイクをかけました。

> あえて非難するとすれば「バレたこと」ぐらいでしょうか。もっとうま
> くやれなかったのかと。

>|アマミノケンムン@pXGGVG0kHhNspxl
>|
>|スパイ行為そのものを非難しているリプがあるが、情報収集活動が違法
>|で取締り対象であるかどうかは相手国の法や事情による。
>|こちらは手を汚すリスクを冒してでも掴みたいものがある。
>|私としては、むしろ我国の外交官もちゃんと仕事しているなと感じた。

↑まあ、ナザレンコ・アンドリーって、有名なウクライナの広報活動家で、完全なポジショントークというか、ウクライナの背後に居る西側DSの工作員だから、彼自身の「感情」から「事実」を産んでるんじゃなくて、彼は計算ずくで、偏向報道で洗脳されて反露になった一般大衆の「感情」に乗っかって、彼ら一般大衆の「思考」をコントロールしてウソを「事実」と思わせる、という作戦なんでしょうが、ちょっと >>142 で触れた「感情」と「思考」の関係の話に通じるものがある。件の Trilliana 華さんが、この発言に対して次のように呟いている↓


Trilliana 華《ハイビスカス》- Free Topic -@Trilliana_x
> ①「事実」から「感情」が生まれる人間
> ②「感情」から「事実」が生まれる人間
> の2つの人種がいることをつくづく意識させられる。
> という鶴翼先生の斬新な分析。今時代の全ての事柄における二極化対立
> の根底にある問題と感じます。②の人々によって事実が歪められ、間違
> った方向に誘導される典型が今。
 
 正確には「事実」ではなくて「思考」と書いた方が適切かと。

 そして、2種類の人間がいるわけではなくて、「感情」とはエゴそのものの発露であり、その「感情」が自らを正当化するように「思考」を生じさせる。客観的に議論しているハズなのに人によって意見が分かれるのは、この思考を産んでいる大元の感情がそれぞれ自分の利害に支配されているから。一方で、「感情」が発生するのは「思考」の結果である。「あの野郎!ふざけやがって!」という怒りが生じるのも、目で見たそのもの、聞いたそのものではなくて、そこから思考を進めた結果として生じるものだから。つまり、誰しも「思考」から「感情」が生まれ、「感情」が「思考」を支配している。
 そして、上で言う「事実」というものについてもいいこと言ってるツイートがあった↓
観念自在(LogicalThinking)/論破できたら1億円キャンペーン実施中@Logical00113695
> 客観は共有された主観。常識や正義は各人の判断基準・解釈次第。人知
> は有限。真偽不明な事象は確率や可能性でしか語り得ない。事実・真実
> ・現実・史実は無数にある。故に「真実は一つ」という視野狭窄に固執
> する者ほどその矛盾(摩擦・争い等)を体験する。

 そう。「善悪」や「優劣」の二元論はこの世の仕組みにがっちり組み込まれているため、解脱するのは難しいが、それでもこの呪縛から逃れるのにそれほど敷居は高くない。問題は「真偽」の二元論だ。しかし上のツイートにもあるように、真に客観的な「真実」なんてものは存在しない。なまじ学があると自他ともに認めている人ほど、ガチガチな頭で、これを受け入れることができない所だけれど、結局は「事実」と称しているものも「思考」の結果の一つでしかないわけだ。そして、上で言う①の人と②の人がいる、というよりは、この「事実」なるものを「思考」の結果に過ぎないとわかっている人か、本当に絶対的なものだと信じてしまっている人か、という違いとみなずべきだろう。


144 名前:mespesado 2022/09/28 (Wed) 11:15:48
これも正論↓
geo | ジオ@diplo_geo
--------------------------------------------------------------------
第一次安倍政権で、安倍総理が常々おっしゃっていたのは『戦後レジームか
らの脱却』でした。Regimeとは、統治、政府の形態、構造そのもの(政体・
政治体制・政治システム・統治機構)のことであり、戦後体制を打ち破り、
本当の意味で日本にその体制を取り戻すということが本質でした

では、日本の体制を奪っている勢力は誰なのか。統一教会でも日本の左翼で
はありません。日本をレジームしているのは『米国』であり、さらにいうと
米国の政権内部で支配するグローバル・ユダヤ勢力(ユダヤ系左派)です。彼
らの作った戦後体制から脱却することを、安倍元総理は目指していたわけで


現在の日本のレジームは、ラーム・エマニュエル米国駐日大使が代理として
操作しています。しかし、世界を見渡すとIraq Regime Chage resostration
にしても、シリアにしても、アフガニスタンにしても、米国の統治は完全に
大失敗しています。未だにレジームが続いているのは、日本だけなのです

戦後の国際秩序とは「ユダヤ的な世界観」のことです。そのユダヤ的な世界
観に反することを、国際協調に反するといって非難してきたわけです


 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
安倍元首相の国葬に参列したロシア代表 「安倍氏は日本が独自の道を歩み、
自立しなければならないことを理解している人物だった」
https://sputniknews.jp/20220927/13108255.html

ロシア大使のおっしゃる通りです。米国(のユダヤ)に政治体制を奪われて、
外交主権を完全に握られて、ウクライナに無益な支援をしている場合ではあ
りません。日本の主体を取り戻し、米国のやり方にも苦言を呈し、ロシアと
の協調を再構築し、アジアの安定はかる。それが安倍氏の意思を引き継ぐこ
です
 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~


「アメリカにしがみついておけば、日本は安全だ」という発想は、破綻しか
けています。現在のバイデン政権は、世界から疎まれ、権威を喪失し、全く
Legitimacyのない国家なのです。日本は距離を置くべきタイミングが来たと
いえるでしょう
--------------------------------------------------------------------

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。