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「日本国律法」と「日本国体憲法」 [日本の独立]

363mespesado :2022/08/24 (Wed) 08:27:37 
日本国憲法改正の是非
https://note.com/saturn_walker/n/n2472b3b22e71

↑Y's PhD さんという人の note より。
 さすが、PHDを自称する人だけのことはあって、ウヨク思想にもサヨク思想にも毒されず、「國體」の理念も理解している人の憲法論。そもそも英語の constitution を「憲法」と訳したこと自体が間違いだった、という話までしていて、思わず唸ってしまいました。そこだけでなく、全文激しく同意です。

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要なのは相手を罵倒し打ち負かすことでは無く,様々な意見をぶつけ協議し,中露や"彼ら"を上回る叡智に昇華させていくことなのですが。/今こそ叡智を結集し,"彼ら"の計画を阻止しなければ,このままでは,"彼ら"や中国の家畜として飼われることになる日も遠くないかもしれません。 従順で御し易くまじめな日本人は家畜・労働力として最適ですから。》

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日本国憲法改正の是非

以前から憲法改正について,意見を求められることがありましたので,私の思うことをまとめておこうと思います。
(前回の「1年を振り返ると捏造・虚偽だらけ」の続きはまた今度)

前提として,日本国憲法については,人それぞれ違う考えを持っていて当然で,それを否定するものではありません。

現在の自民党案による改憲は断固拒否するという点では護憲派と一致しますが,私は憲法改正肯定派です。かといって改憲・創憲とも少し違って,憲法という概念を変えるというか戻すというか,同じ考え方の人にお会いしたことが無いので,大間違いなのかもしれませんし,ただの夢想家か変な奴なのかもしれません。画像

護憲派の「草案は日本人が造ったんだからGHQの押し付け憲法ではない」「現行憲法のおかげで日本は戦争に巻き込まれなかった」という意見をよく聞きます。

現日本国憲法の英語表記は "Constitution of Japan"です。アメリカ合衆国憲法の英語表記は "United States Constitution"なので,世界的に見れば同等のもののはずです。

日本国憲法は1946年11月3日公布,1947年5月3日施行ですから,戦後の混乱期の米国占領下に,わずか1年で作られた憲法であることは事実です。
その頃私はこの世に存在しませんので,原案がどちらのものか実際のところは分かりませんが,護憲派の言うように,GHQは占領している国の人間に自由に法律を作らせてくれたのでしょうか。GHQは日本が戦争に巻き込まれないよう善意で平和憲法を作ってくれたのでしょうか。
少なくとも,占領下ですから米国GHQの意向が反映されたものであることは間違いないでしょう。
GHQの目的は,日本が二度と米国に歯向かわないよう,二度と立ち上がれないよう世界最貧国に墜落させることだったのですから,自分たちの意図を盛り込み統治しやすいような法律を作った(作らせた)と考えるのが自然です。
そのような中で,国民主権や基本的人権などは,当時の日本政府がGHQと戦って死守したのかもしれません。彼らは今の政治家よりはるかに正義感があったし頭脳明晰でした。

現役参議院議員の西田昌司氏が,その辺の戦後の歪を詳しく解説されています。

「戦後体制(レジーム)の真実。GHQの占領政策は前期と後期があり、我々は今もなお占領政策の中にいる。本当に大切にすべき日本の姿とは何か?」西田昌司か?ス?ハ?ッと答える一問一答【週刊西田】https://www.youtube.com/watch?v=-Nq50fDjbus&t=45s

では,GHQの提示した日本国憲法の原文名称をご存じでしょうか?
"Constitution of Occupied Japan" ="占領された日本国の憲法"です。
1952年4月8日,サンフランシスコ講和条約が締結され,形式上は独立国として承認されて"Occupied"ではなくなりました。
本来なら,この時点で,"占領地"としてではなく"独立国家"として独自の憲法が制定されるべきだったのでしょうが,名称から"Occupied"を外しただけの憲法を,形式上であっても独立国が長年掲げ続けるのは違和感を感じます。

さらに大きな問題は,明治維新の時に"Constitution" を"憲法"と訳してしまったこと。それが,日本の国体を揺るがす原因の一つにもなっているのではないかと思います。
明治維新以前は,日本人の思い描く憲法と言えば十七条憲法です。同じ"憲法"でも十七条憲法と日本国憲法は概念・位置づけが全く異なります。
日本人が考える"憲法"とは,日本という国体を維持するうえで日本人が固く守るべき「みことのり」であって時代が変わっても不変のものという認識が根底にあったはずです。
ところが,世界各国が掲げる"Constituion"は国家運営のためのルールであり,環境や時代が変われば当然ルールも変わっていくもの。日本人の持つ"憲法"という概念とは異なります。
"Constitution"はフランス革命の時にできた比較的新しい概念であって,欧米よりずっと古い歴史のある日本が無理に合わせる必要はありません。
どなたかもおっしゃっていましたが,"Constitution"は"憲法"ではなく"律法"(国や国民を律する法)などと訳すべきだったのではないでしょうか。

ということを踏まえ,私見としては,
十七条憲法のように,日本という国はどのような国か,国体を維持するために日本人としてあるべき姿,取るべき行動,心得とは何かを日本国憲法として制定する。これを現日本国憲法と区別するため「日本国体憲法」とここでは呼びます。
この日本国体憲法には国会も軍隊も非常事態条項もありません。そんなものは日本の国体から見れば枝葉であり,時代とともに変わっていくものです。
日本国体憲法は日本国そのものを表すのですから,天壌無窮の御神勅が示す通り,日本という国が存在する限り未来永劫通用するものでなければならず,そうであれば変える必要は無く変えてはなりません
日本国のあるべき姿を明示すれば,金,利権,私利私欲のために法律の解釈を変えたり法律を作ったりして国や国民を貶める輩が政権を取ることも,官僚が暴利をむさぼることも難しくなるでしょう。

そのうえで,日本国体憲法の下位に"Constitution"を「日本国律法」として制定する。ルールである日本国律法は社会の変容に応じて,臨機応変に変えていけばよい。
このように考えることは突飛でしょうか。
勿論,日本国体憲法と日本国律法の制定というのは,これまでの延長ではないので,簡単ではないことも,どのような副作用を生むかわからないことも分かっていますが,様々な困難に直面した時,国民の拠り所になる日本国体憲法のような概念が必要なのではないかと思います。

現憲法について「憲法9条が日本を守ってくれている」という意見を耳にします。「いかなる理由があっても,憲法で戦争を放棄している日本を侵略したら,世界から凶弾され,国連や同盟国が報復してくれるからどの国からも侵略されなかった」
本当にそうでしょうか。
ウクライナ侵攻したプーチンは世界中から非難され制裁を受けていますが,気にしないどころかそれを逆手にとってます。米もNATOも国連も軍事介入していません。
プーチンがその気になれば9条など無視して躊躇なく日本に侵略し,その時,同盟国は遠くから「がんばれー」と武器売って儲けるだけです。プーチンはメディアが言うような狂人とは思えないので,日本侵略はまず無いと思いますが。
また,中国は,何十年もかけて日本を浸食してきて,もうすぐ手に入れられるのに,今更わざわざ危険を冒して戦争仕掛ける可能性は低いと思っていたのですが,米国に煽られてキンペーは何をしだすかわからなくなったし,今後,中露が毛沢東やレーニンのような指導者に交代したら,日本侵攻は現実的にあり得るでしょう。彼らは世界の評価よりも自国内の評価の方が重要なので,日本人が思っているほど9条を尊重してくれはしません。

一方で,「戦争を放棄している独立国などあり得ない」という意見もありますが,現在も日本は米国の半植民地で,完全な独立国ではありません。(独立国家に外国の軍隊が駐留するなどあり得ません)
植民地状態を解消しないで日本が戦争のできる国になったら,宗主国様の命令により世界中の紛争に巻き込まれることになるでしょう。
武力行使は日本国民と国土を守ることに限定するとともに,有事に同盟がどのように機能するか,国連常任理事国が敵国条項(日本は現在も敵国です)にどう反応するかなどの分析・対策が重要になります。

また,自民党案の非常事態条項は,傀儡政府の権限を拡大することが目的ですから即アウト
日本国体憲法で国体の維持をしっかり明記すれば,律法に非常事態条項が含まれても国民の権利の剥奪や政権の好き勝手はし難くなります。
本来,教育がしっかりなされていれば,戦時であろうが災害時であろうが,日本国民は互いを助け規律正しく行動しますので,非常事態条項という概念そのものが不要です。法律で縛るより民度を上げることの方が確実です。
そういう意味では,日本国体憲法と同様に教育勅語のような道標も必要なのでしょう。
日本を貶めるために日本に来ている渡来人には厳重な規制が必要ですが。

しかし,最も懸念すべきなのは,世界を支配する連中の策略です。
"彼ら"の次の計画は,この東アジアで露ウ同様のもめ事を起こすことです。
"彼ら"は中国を嗾けて台湾有事に持ち込んで,日本に代理戦争を強要してくることでしょう。ペロシ訪台は2014年のヌーランドのウクライナ恫喝と同じ策略としか見えず,中国に戦争準備のきっかけを与えてしまいました。
日本を戦争に巻き込むためには憲法を変える必要があります。
現在の自民党案は憲法改正でなく憲法改悪です。どのような事態を引き起こすか議論も想定も全く足りていませんが,このまま国民投票になれば通ってしまう可能性が高い。
さて,ここからどう挽回していくか・・・

私などの情報量は僅かで見識も思考も浅いので,裏の裏まで読むことはできませんが,少し考えただけでも多くの問題を抱えています。
また,世界情勢は日々変容し続け不確定要素も山ほどありますので,様々な視点から議論を重ねる必要があります。
本来なら,国が主導して協議すべきなのに,"彼ら"の顔色をうかがう傀儡政権では,コ口ナの専門家委員や分科会のような御用学者を集めて,結局,国民を貶める結果となることは明白。
一方,国民は流行り病以降,〓や〓で罵倒と分断が未だに続いていて"彼ら"の罠に見事にド嵌り。
必要なのは相手を罵倒し打ち負かすことでは無く,様々な意見をぶつけ協議し,中露や"彼ら"を上回る叡智に昇華させていくことなのですが。
今こそ叡智を結集し,"彼ら"の計画を阻止しなければ,このままでは,"彼ら"や中国の家畜として飼われることになる日も遠くないかもしれません。 従順で御し易くまじめな日本人は家畜・労働力として最適ですから。


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