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「邪悪が善意を飲み込もうとしているのではないか」(三都住) [ロシア思想]

ロシアから見た日本.jpg今朝、「大陸から見た日本」ともいうべき地図を見ていろいろ思わされるところがあったところで、放知技板初登場の三都住さんの文章に出会って、今世界に起こっている全体構図がくっきりと浮かび上がった。

三都住さんは、ロシア人、ルーマニアをはじめ東欧の女性たちに、《日本女性では滅多にお目にかかれないほどの人格的魅力》を感じ取った。「古風」とも言えるもので、《長い歴史と深い文化に根ざしたもの》であり、《キリスト教世界の良心とも言えるようなエッセンスを感じたのだ。》《この感じ、西欧やアメリカの女性にはほとんどない。質が違う。》と言う。そしてこう締めている。《今回の紛争と無理やりこじつけるのはどうかとも思うが、イエズス会のバチカンと、東方教会の歴史的な確執は、今なお続いているのではないか。そして邪悪が善意を飲み込もうとしているのではないかと、いささかの恐れをもって見ている。》

日本に、三都住さんが東欧女性に感じ取った「人格的魅力」に対応するものがあるのだろうか。敗戦、そしてその後のアングロサクソンによる精神的侵食にまかせて80年近く、もうズタズタにされきってしまった今の日本を思う。その結果としての、同じくアングロサクソンに侵食されきったウクライナへの一辺倒。きっと日本もウクライナも同類なのだ。

かつては間違いなくあった日本人の人格性、精神性。それを呼び覚ますことができるかどうか。これから始まろうとしていること、いや、もうすでに始まっていることは、そのことが根底から問われる闘いであることを、がっちり自覚させてくれた三都住さんの文章です。

*   *   *   *   *

875:mespesado :2022/04/14 (Thu) 20:45:09
>>874
> 日本は何時からこんな情け無い国になってしまったのでしょうか。

 「情けない国」というか、「完全に外堀を埋められている国」という形容詞の方が今の日本にピッタリのような気も…。
 というのも、日本政府の、国際的な諸問題に対する対応ですが、コロナ対応だけでなく、ウクライナ問題についても、「黄金の金玉」サイトの最新記事↓
グーグル先輩からこんなメールが来ました 収益化停止 反ウクライナ禁止
https://golden-tamatama.com/blog-entry-prohibit-warning-coming.html

によると、
> それにしても、最近、日本ちょっと異常では?

> 完全日本は反ロシアに舵を切りましたね。

> ウクライナに自衛隊派遣だそうです。
> これって戦争行為ととられてもしょうがないのでは。

> ウクライナ支援 自衛隊機を派遣へ
  https://news.yahoo.co.jp/pickup/6423732
>|政府が、ウクライナ支援の一環としてPKO法に基づき自衛隊の輸送機を
>|ウクライナに派遣する方向で最終調整していることが分かった。UNHCR
>|・国連難民高等弁務官事務所の要請を受け、支援物資を輸送するために
>|自衛隊機を派遣するという。

> 先日、ロシア外交官8人追放しますたね。

> 日本駐在のロシア外交官ら8人追放 ウクライナ情勢で 外務省
  https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220408/k10013573221000.html
>|ウクライナ情勢をめぐり外務省は、日本に駐在するロシア大使館の外交
>|官ら8人を追放する措置を発表しました。

>【中略】

第二次大戦前と同じ構図.jpg> こんなにやって日本大丈夫か?

> ロシアに完全ケンカ売りまくってるのですが。

> 先日、ロシア外務省が、
> 日本はアジアの中でロシア嫌悪の筆頭に立ったと怒ってますたね。

>【中略】

> まぁ、日本が自ら進んでやる度胸などもちろんある訳ないので
> どうせ命令されてやってるに決まってるのですが。

第二次大戦前と同じ構図。

ということで、確かに金玉氏も言うように「命令されてやってる」のは確かでしょう。ですが、最悪ロシアとの戦争とか北海道侵略とかあるかもしれないのに「命令されるがまま」というのはどうなんでしょう?かつて、福田康夫総理が自分の総理の地位と「刺し違え」て「DSの命令を拒んだ」ことを考えれば、今回も「総理を止める」こととバーターで命令を拒むことはできたはずに思えるのですが、総理を止めることもできず、場合によっては自分もしくは自分の家族の命を犠牲にしてさえも命令に逆らうことができない、という事態かもしれず、だとしたら、一体どんな「脅し」がかかっているのでしょうか?ちょっと想像ができないのですが…。

877:三都住 :2022/04/15 (Fri) 00:27:50
初めまして。
ここなら敷居が低そうなので、雑感をたまに書き込みたいと思います。

若いころ、北米、中南米、アジア諸国に短期間住んだり、長期の旅をしていた。なので外国人には慣れていたし、欧米人ってこんな人たちという漠然としたイメージがあった。しかしロシアや東欧の人とは出会ったことがなかった。

旅の生活は終わり、地方都市でサラリーマンをしていた頃。30代半ばになっていた。外国人との触れ合いが欲しくて、しばしば外国人パブに通った。フィリピンパブ、フィリピンとインドネシア、白人系も混じった店、あの頃はいろいろあった。ある忘れられない出会いがあったのは、2001年9月11日のこと。居酒屋に設置されたテレビでニューヨークの大事件を報じていたが、驚きはしたものの、激突炎上、それ以上のことにはならないと見切って外人パブに繰り出すことにした。
その日出会ったのが、ロシア人のターニャ。金髪碧眼の、絵に描いたような白人美女。プラチナブロンドに真っ白の肌、グラマラスなボディ。一年弱いたアメリカでもこんな完璧な白人に出会ったことがない。ソ連崩壊後の混乱でルーブルは暴落し、多くのロシア人が困窮していた状況で、日本への出稼ぎも多かった時期。ターニャはハバロフスクで美容師をしていたが、日本に働きに来たという。彼女は25歳だった。酔っ払いの私という客への対応が、妙に素人っぽい。夜の女ではない普通さ、まともさを感じたのを覚えている。私は彼女のことが気に入って、それからたびたび通った。彼女は媚びないし、ドリンクの要求もしない、金の話など全くしないし、1時間で去ろうとする私を引き止めることもなかった。それでいてにこやかで明るく、話も弾む。一緒にいて楽しかった。
ある日、「ゴッド」の話になった。彼女は敬虔なキリスト教徒だ。一神教の神とそれを信仰する人々に懐疑的であった私の論調は自ずと否定的になる。話の文脈はもはや思い出せないが、彼女が言ったのは「ゴッドはシステムだ」ということ。システムの訳語は数多あるが、一番近いのは「規則性、統一性」。その時の彼女の言わんとすることは、私の語彙では「真理」に一番近かった。仏教的に言えば「ダンマ(ダルマ、達磨)」。因果則をはじめとする法だ。お互い拙い英語の会話で感じ取ったことだ。彼女は6ヶ月ほどで日本を去った。一緒に山にドライブをして、焼き鳥屋に行ったことは今でも懐かしい思い出だ。
その後も数人のロシア人、ルーマニアをはじめ東欧の女性たちと出会った。もちろん店で。先のターニャとの出会いを初め、幾人かは日本女性では滅多にお目にかかれないほどの人格的魅力を備えていた。そして、彼女らから感じるのは、「古風」であった。昔の大和撫子ともまた違うであろうが、長い歴史と深い文化に根ざしたものであることが感じられる。キリスト教世界の良心とも言えるようなエッセンスを感じたのだ。この感じ、西欧やアメリカの女性にはほとんどない。質が違う。

今回の紛争と無理やりこじつけるのはどうかとも思うが、イエズス会のバチカンと、東方教会の歴史的な確執は、今なお続いているのではないか。そして邪悪が善意を飲み込もうとしているのではないかと、いささかの恐れをもって見ている。

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