SSブログ

新・mespesadoさん講義(123)大事なこと、2題 [mespesado理論]

以前『お金の秘密』(安西正鷹著)を読んでアマゾンレビューにこう書きました。お金の仕組みのいかがわしさは「信用創造」において極まる。銀行から借金して通帳に書き込まれる数字には原価も何もない。しかしその数字が記入されるやいなや、その対価として、その数字に利息を加えて「稼ぎ」によって小さくしてゆかねばならない義務が生ずる。こうして国も企業も個人もこの幻に過ぎない数字に追いまくられた日々を強いられる世の中になってしまっている。》こう書いた時点(2015.3)では、「信用創造」をいかがわしいと思っていたのです。しかし「そもそもお金とはそういうものなんだよ」とていねいにていねいに教えてくれたのがmespesadoさんでした。
mespesadoさんによる経済談義(143)「超重要!」(3)」https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2019-10-22-1 は、財務省の方々にもぜひ読んでほしい文章です。
その前段も
「mespesadoさんによる経済談義(140)超重要な議論です!」https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2019-10-19 ・「mespesadoさんによる経済談義(142)「超重要!」のつづき」 https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2019-10-20
世界は「関係」でできている.jpeg『世界は「関係」でできている』を読んで、量子力学的には、顕幽両界すべてがネットワークでつながっている、あるいは、森羅万象がネットワークそのもの、というイメージが定着しつつあります。だから、高橋清隆さんの集合的な人間意識は地球規模の情報場に影響を与える》も、mespesadoさんの魂の状態を現状から変えることによって、「ものごとの根本の捉え方」が変わるので、それが物理的な現象の結果にも影響を及ぼす》もすんなり肚に収まります。
*   *   *   *   *
665:mespesado :2022/02/03 (Thu) 10:56:35
 財務省OB、特に理財局出身者がなぜ「信用創造」を理解できないのか。
 まさに目から鱗な西田昌司さんの指摘の動画です↓
https://www.youtube.com/watch?v=2x4olpjzJyM&t=765s

 財務省の資金運用部や旧興銀は、信用創造でオカネを貸しているのではなく、顧客(預金者)から預かったオカネを又貸しする、という仕組になっているので、これは、民間銀行による、存在しない現金を万年筆マネーで企業に貸し付けることによって貨幣そのものが増える「信用創造」の仕組みとは全く異なる。
 ところが、財務省理財局出身者(しかも退官後興銀に天下った人は尚更)は、長年ずっと、この非信用創造のスキームで仕事をし続けてきたために、信用創造の仕組が理解できず、銀行の貸付も自分たちの仕組と同じだと「勘違い」しているため、「国債を発行し続けると、いつか国債を買うオカネが無くなって、Xデー(国債が売れなくなる日)が来る~」と誤認識してしまうのである。
 しかも、かつて宮沢総理の時代、財務省の資金運用部が、預かった郵便貯金の資金運用先として、収益を稼ぐためになるべく金利の高い運用先に運用するため、金利の低い国債を買わずに、もっと利息の取れる借り手に運用先をシフトしていこうという方針を取ろうとして、そのことが市場に漏れたことがあり、それを知った市場が即反応して、国債価格が暴落した、という事件があり、財務省理財局の官僚はそのことがトラウマになっているという。ところが、市場はドライで、トレーダーは要するに「儲かりさえすればよい」ので、こういう理由であろうがなかろうが、国債価格が暴落した、ということはイコール国債の利率が上昇したということなので、運用先としては逆に魅力が増したことになるので、すぐさま国債の買いが殺到して、あっという間に国債価格は元に戻った。なので、国債の暴落なんて心配はする必要がなかったのだ、という話でした。
 今回の動画は、話している西田さん自体が大いに拡散してくれ、ということでしたので、ここ放知技でも拡散させていただくことにしました。

848:mespesado :2022/02/03 (Thu) 11:24:26
 はぐらめいさんの最新ノエントリー↓
https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-02-03
に、先日大阪で行われた「本気の勉強会」という講演会の概要報告の内容が紹介されていました。その内容は、高橋清隆さんという「反ジャーナリスト」を名乗る人の講演内容で、その最後に次のようにありました↓

> 人類廃止を止める方法は2つ。1つは「テレビは捨てる、新聞は解約」
> を周りに呼び掛けること。
 【中略】
> もう一つは、愛と喜び、共感の周波数を大いに出し、集合的な人間意識
> を高くて短い波動で満たすこと。そうすれば、無限の宇宙とつながった
「大いなる私」になれる。人間と動物の健康や感情は地球の磁場に影響
> されるが、集合的な人間意識は地球規模の情報場に影響を与えるから。

 何やら、貴香さんの紹介するW理論を思い浮かべてしまいますが、こういうスピ的な主張は、変な宗教にやられちゃった個人的な「妄想」なんかでは断じてない、と強く思います。
 よくこういう場面でスピ系の人は「波動」とか「周波数」という言い方をしますが、これは唯物的にも脳波(シータ波)かなんかと実際に連動している話だと思いますし、要は脳の状態というか、魂の状態を現状から変えることによって、「ものごとの根本の捉え方」が変わるので、それが物理的な現象の結果にも影響を及ぼす、という話の一環ではないかと思います。これは、それこそ斎藤一人さんの言うような、脳の「本気で信じたことを実現させてしまう能力」とも繋がっているように思うし、あるいは量子力学の言う「現実」が「観測者」の「状態」に依存する話とも関係あるように思うし、とにかく、日々の目の前の苦難ばかりに囚われてもがいている我々一般人が、古い唯物的な考え方に囚われて間違った方向に苦しい努力を続けていることにいい加減気付いて、根本の価値観それ自体を見直してみたら?、という貴重な提言として受け止めてみたい、と思うところです。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:blog

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。