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新・mespesadoさん講義(110)根っこにある「支配欲」 [mespesado理論]

「新型コロナウイルス騒ぎ」も「二酸化炭素による温暖化」もその根っこには「支配欲」という本能がある、というのがmespesadoさんの見立てです。
野生の復興.jpg「支配欲」で思い起こす文章があります。「あー、この感覚なんだ」と気づかせてくれました。川喜田二郎著『「野生の復興」デカルト的合理主義から全人的創造へ』(祥伝社 平成7年)の終章です。(→https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2006-03-23

《・・・・・管理社会の中で育った個人主義者は、他人を押しのけてでも自分が上に立ちたいという権力欲の虜になりがちである。親子・夫婦・友人たちとの、もともと持ち合わせた素直な人間らしさよりも、この権力欲を最優先する。そうして、それがもともとの偽らない人間性だと信じ込みたがる。
・・・・・文明の毒気に当てられてもけっして崩れない、鍛えられて逞しい素朴人を、いかにして育て、保護するか・・・
・・・・・(自分にとって未知なひと仕事を、白覚的に達成することによって、人の心は)この世が瑞々しく見えてくる。青春が甦る。
 馥郁たる香りがどこかから匂い、万物に愛と不思議を感ずる。利己心も利他心も、それぞれが大切な大自然からの授かりものと感ずる。どんなに状況が変わっても、その状況の中で主人公でいられる。しかも「私は山川草木のひとつである」という、言いしれぬ謙虚さを覚える。
 自分のことを、ごく当たり前の人間だと感ずる。たとえば、死ぬことはひじょうに怖い。なぜなら、もともとそう怖れるようにこの世に送り出されたからである。ただ、死ぬのは怖くても、そのくせあまり生命に執着していない。   
 それはどうやら、自分が死んでも、私を包んでいた大きな伝統体は、まだまだ生き続けていてくれるからである。
 なんと、これが安心立命というものに近いのかもしれない。
 ただ、私が今ハッキリ言えることは、誰もがあのヘゲモニズム(常に他より上を目指してやまない覇権主義)の地獄から抜け出し、それぞれに安心立命を得た方がよいということである。
 このような内面体験の一つの大きな特色は、もはや「自我」という固い観念の穀を内側から叩き破って、広い世界の自由で新鮮な空気を深々と呼吸していることなのである。
 「自我」ではなく、知・情・意いずれをも備え、肉体そのものである「己れ」として生きている。
 しかもその「己れ」は、そう自覚した方がよい場面でだけ存在するのであって、それが必要でなくなったら、いつでも「己れ」を退場させてしまう。つまり「己れ」は実体ではないのであって、方便として存在するだけなのである。     
 眠くなったら、「己れ」などなくなってしまう。仕事に打ち込んだら無我の境地になる。彼女に首ったけになったら、我を忘れる。何かの使命を感じたら、献身をも恐れない。こういったことは、誰でもよく知っているではないか。
 ならば、それを正直に受け容れたほうがよいのではないか。        
 文明は不幸なことに、方便としてしか存在しない「自我」という観念を、何か固定した実体のように錯覚させてしまった。そうして、それによって、一方では「自我」の消滅におぴえつつ、他方では留まることをしらぬヘゲモニズムという奇形児を生んでしまったのではないか。》

*   *   *   *   *

637:mespesado :2021/12/29 (Wed) 08:45:20
https://twitter.com/onigumoobasan/status/1475713767535439872

松田まゆみ@onigumoobasan
> 超富裕層による世界支配に関連して、地球温暖化も詐欺だという人がい
> るが、私はそれには与しない。人口抑制は温暖化を含めた環境問題を解
> 決することも目的だろうと考えている。もっとも温暖化に最も悪影響を
> 与えているのは超富裕層であるが。何でも陰謀とか詐欺にしてしまうの
> はいかがなものか。
 ↓ ↓ ↓
Atsuko Kanda@takekoatchan
> 正確には二酸化炭素による温暖化が嘘です。温暖化したり冷涼化したり
> 繰り返すのが地球です。

> 1920から1930年代と1990年代の気温は変わらないし、そこからIPCCが予
> 測してた気温上昇を下回ってるのが現実です。
 ↓ ↓ ↓
michihiro320i@michihiro320i
> そうですね。人間が気候を何とかできるというのは、ウイルスを何とか
> できると思うのと根っこは同じです。

↑いつも鋭い書き込みで参考にさせてもらっている「松田まゆみ」さんのツイート。ただし「温暖化詐欺」は認めないことに対して私は違和感を持っていたのですが、上に見るように、これに対してはちゃんと真っ当だと思えるリプが付いていました。
 もちろん、「二酸化炭素による温暖化」というのは、原子力発電利権が地球温暖化の純粋な研究(今年のノーベル賞がそれですね。ノーベル財団も闇組織の思惑に加担しているんだということで話題になりました。しかし受賞者自身がその後謙虚な発言をされて彼らの思惑を暗に打ち消しているのは笑いましたが)を利用して、これに便乗し、原発を正当化するために考案したものであることは「明らか」だと思います。つまり、もともと原発と最新の火力発電(高温高圧で発電するほど発電効率が高まるという熱力学の基本原理を利用して発電効率を高めており、これに対し、原発では核分裂が暴走してしまうため、火力発電の場合のような高温高圧を利用することが原理的に出来ない。)を比較すると、同じ発電量に対して原発の方が火力の2倍ほど熱を環境にムダに捨てなければならず、このため火力よりも原発の方が、排出熱で「直接」地球をより温暖化してしまっているという事実がある。そこで、原発推進者が苦し紛れに「原発と違って火力発電は二酸化炭素を排出する」ことに目を付け、「火力は二酸化炭素を排出し、これが地球の熱が宇宙に逃げるのを妨げ、結果として地球温暖化を促しているのだ~」という、まるで「風が吹けば桶屋が儲かる」式のリクツで火力より原子力の方が環境に優しいという屁理屈をひねり出したものですね。松田さんのツイートにリプを付けた人は、このあたりの事情はよくわかっておられるのだと思います。
 さて、この松田さんの主張に関してですが、ここには温暖化詐欺のこのような裏事情よりもより大きな問題が隠れています。それは、「超富裕層」が「環境問題を解決すること」を目的として動いている、という部分です。環境汚染・環境破壊は人類にとって困ったことであることは確かですが、彼らが環境問題を重視しているというのは、彼ら自身が実は気付いていないかもしれないが、単なる「口実」でしかない。彼らの本当の思惑は世の中の「支配」です。地球の人口を削減したり彼らの思惑通りに生きる奴隷にしたいという「支配」のために、環境問題を単に「利用」しているだけ。エネルギーなんて、宇宙に満ち溢れている。その気になれば、宇宙太陽光発電でも何でもやって、地球の二酸化炭素でも何でも増やさないようにすることだってできるし、食糧危機もスペースコロニーでも何でも作って量産すればよろし。人口爆発なんて、貧困が解消すれば、自然と少産少死に移行して人口問題なんて解決することは先進国の今までの状況を見ればわかるはず。つまり、富裕層が問題にする「環境問題」自体がそもそも「問題」なんかじゃないわけで、すべては彼らの(だけでなく、実はすべての人類の)本能である「支配」のための口実でしかない、ということに気付くことが一番大切なんですね。最後の michihiro320i さんの言う「根っこは同じ」というのは、つまりそういうことだと思うのです。
636:猿都瑠 :2021/12/28 (Tue) 23:38:13
>>635
メッさんも乗って来ましたね。
実の所、本当の肝になる部分は書いていないんです。
と言うか、不特定多数の見ているこの掲示板では恐らく書けない、いや書かないと思います。
話すとしても、一郎会のような集まりの中でクローズした中でしか言わないと思います。
なので回りくどく書いているのです。
納得の行く心、これは各自違うと思いますが、自らが考え抜いた先にふと腑に落ちる、これが各自の正解だったりします。
なので「真理」に到達する人は、正しい情報、正しくない情報をどちらを選択しようが、最終的にはどの道を通ろうが辿り着くと思っています。
もしその通り道が一つしかないのであれば、これだけ多種多様な人間って必要無いですから。
ハッキリ言えば、ワクチンは一種の選別の道具に過ぎないだけで、生き残る人はワクチンを射っても射たなくても生き残り、生き残れない人もまた同じって事です。

638:mespesado :2021/12/29 (Wed) 09:16:48
>>636
 この問題については、>>635 では徹頭徹尾、「思考」の世界で書いていまして、思考より感覚を大切にせよ、とか鋭いアプローチは世の中にいくらでもあると思うのですが、そしてそのような世界観からすれば、「思考」で書かれたものは「浅い」ことも重々承知しているのですが、私はまだそのような境地にまで達していない、という自覚はあります。

> なので「真理」に到達する人は、正しい情報、正しくない情報をどちら
> を選択しようが、最終的にはどの道を通ろうが辿り着くと思っています。

 「正しさ」と「真理」の違い。情報が正しいかだけでなく、そもそもの理論が正しいかどうか、というのもものごとの根幹ではなく、だからといって何でも相対化すればいいってもんでもなく、ワ○チ○が毒か否かみたいな話はそりゃ正しい答はあると思いますが、イデオロギー的な問題に「正解」なんてないですよね。これに対して、スピ系の人が言う宇宙の「真理」というものはなかなか奥が深い。これを純粋に「思考」だけで考えると「正しさ」と区別が付かなくて、「何でそんなモンが宇宙の真理だと決めつけられるんだ?それが真理である証拠は?」とか食って掛かってしまうんですが、思考原理主義だと、こういう話の「証拠」の部分にこだわる。しかし「宇宙の真理」の立場からすると、この話については「食って掛かる」という部分に注目する。つまり「なぜあんたはこの話について食って掛かるという態度を取るの?何でそんなに『必死』なの?」というところに注目する。つまり、視点の根幹がそもそも違うのです。
 かつて私は自然科学というのは人間の感情や世相とは独立なもので、ものごとの正しさはそういう環境とは関係なく定まっているものだと思っていました。しかし、自然科学といっても所詮は「人間」が行っている営みなんだから、人間の思考のクセや、時の流行りのイデオロギーや、それの集合体である政治の影響などを受けるのはアタリマエで、純粋に科学をやっていると信じているのは実は幻想に過ぎない。今回のコロナ騒ぎで、製薬会社の利権で医学そのものやその教育システム自体ができあがっていることや、科学の論文や研究そのものが「闇の支配者」に、というか、これも根源を見れば、人間の本能である「支配欲」に究極のところ支配されていることが露呈してきましたよね。なので、何をやるにしても、「心の視野」をできるだけ広げて「宇宙の法則」の全体像を把握しようと努めないと、どんなローカルな分野でも、本当の「真理」にたどり着けないのだ、ということなのかもしれません。
 猿都瑠さんのおっしゃる「本当の肝」が何なのか、私は知らない。ですが、変に知ったかぶりをしても仕方がない。私も少しずつ、気付いたことを気が向くままにここに書いたり書かなかったり(別にイジワルで書かないという意味ではなく、自分で納得できない段階だと「書かない」んではなくて「書けない」と言った方が正確か?)していこうと思っています。

639:猿都瑠 :2021/12/29 (Wed) 11:58:07
>>638
さすがメッさんです。
何をもって正しいか、ほぼ全ての人間が根元的に悩む所だと思います。
誰もが知るように、歴史では正しいとされた事が幾度と引っくり返って来ました。
正しいの基準がざっくり言えば無いんですね。
今、正しくても次の瞬間に正しくなくなる場合もある。
人類のほぼ全ては宇宙の真理を知らないわけです。
人間の頭脳レベルでの正しいか正しくないか、これは低次元の話になります。
じゃあどうするんだって話ですが、前提として何で自分は今この地球上に存在しているんだって問いが必要になります。
何かしらの存在意義があって居る。
となると、この世で何かしら自分がやるべき事があるからになります。
ここから精神世界の話になりますが、生まれて来る子どもは自分で両親を選びます。
そして胎内に居る時も自分の使命を知っている。
しかし言葉を覚え自我に目覚めると、自分の使命を忘れてしまうのです。
それを説明しろと言われても無理なのはお分かりだと思います。
しかしそれを目の当たりにして、腑に落ちたんですね。
恐らくほぼ全員の人が、そんな訳はないと正しくないと言うでしょう。
しかし腑に落ちるって事が重要なんですね。
人々それぞれに使命があってこの世に来ているのであれば、腑に落ちる答えも人それぞれですから。
ハッキリ言えば、腑に落ちた答えがその人の真理なんです。
そしてその真理を知っている方が神仏なんですね。
だからこそ、堂々巡りをしてここに書き綴りながら、真理への道のりを歩んでいるのが自分の今なんです。
人間はこれから先、悟る事になります。
1人1人が仏になる。
最澄上人の教えを以前書いたのは、そういう意味合いがあります。
日本語って面白いもので、頭を使って考える。
しかし、腑に落ちる、腹を割って話し合う、腹を決める、本当に重要な事って内臓を使った言葉になるんですね。
考えたら、腑とは腸。腸は第2の脳とも言われますが、正解なんだと思います。

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