ハイジアパーク→四季南陽「南陽を世界ブランドにする」!(5) [地方再生]
④南陽のまち全体が「観られる」ことを意識せざるをえなくなる

ここでターゲットとなる客層について、これまで日光、那須、箱根に流れた客を山形に呼び込むという。全30室の宿泊室。全室に温泉を供給し、デザインにこだわる「デザインホテル」となる。デザインホテルは、デザイナーズホテルとも言われ、ホテルの建築デザインやインテリアデザインが著しく優れているホテルを指し、世界的潮流になっているらしい。奥山氏ならではのデザイン構想に期待がわく。(写真は KEN OKUYAMA DESIGN)
これらのことから思ったのが、「四季南陽」を訪れたお客さんが宮内や赤湯の街にも繰り出すに違いない、とすると、南陽のまち全体が「観られる」ことを意識せざるをえなくなるのではないか、ということ。これは大変なことになったと思う反面、これが奥山氏による「四季南陽」構想が南陽市民にもたらしてくれるいちばんの効果なのではないか。そこに南陽市、南陽市民がどれだけ応えうるかが問われている、そう思うと思わず身震いする。それに応えることで、南陽全体が「世界基準」の町になり、そうしてはじめて「南陽が世界ブランドになる」!
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