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新・mespesadoさん講義(23)「合成の誤謬」 [mespesado理論]

「合成の誤謬」とは《ミクロの視点では正しいことでも、それが合成されたマクロ(集計量)の世界では、必ずしも意図しない結果が生じることを指す経済学の用語[》(ウィキペディア)とのことで、一般質問でこう言ったのを思い起こした。《実際にコロナのせいで重症化したり亡くなったりする人がいるわけでその人、その家族にとっては深刻です。しかしここで「誰ひとり取り残さない」という SDGs精神で考えるのはまちがいです。木を見て森を見ず、マクロの視点とミクロの視点をゴッチャにしてしまうことで物事の本質が見えなくなってしまいます。ひとりひとりレベルをそのまま全体と考えて全体像を歪める愚を侵してはなりません。マスコミ報道は往往にしてその傾向があることに注意すべきです。》目先に惑わされて全体が見えなくなる、これも「合成の誤謬」の一例か。

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167:mespesado :2021/03/15 (Mon) 08:10:48
2021/1/26OA
“空”を制する闘い
中国製ドローンの驚くべき実力【2分で見るガイアの夜明け】
https://www.youtube.com/watch?v=RtKE1B9wXgs
↑この動画を見て、池戸万作さんのツイート↓

池戸万作@mansaku_ikedo
> 中国ではドローンを使った「人の移動」まで試験化されている動画を見
> て、これはもうヤバイなと思った。個人用ヘリという、もはやドラえも
> んの「タケコプター」が、2020年代の中国で実用化されようとしている。
タケコプターが90年も早く登場してしまった!
 ↓ ↓ ↓
メロン@oisiimeronn
完全に中国に抜かされている
> 人の労働にこだわっている場合じゃない。
> 日本は少子高齢化だから自動化や省人化のニーズはあるはず。
 ↓ ↓ ↓
池戸万作@mansaku_ikedo
> ところが人余りを望む経営者に、労働者まで人手不足になったら、仕事
> が大変で困るとか言っているのですから。ずっと人間が働き続けるんじ
> ゃないですかね。そのうち中国人から「日本人はまだ働いているよ。」
> とか、バカにされると思います。
 ↓ ↓ ↓
板橋さとし㈱リム・ランナーズ@satosiTS
> >中国人から「日本人はまだ働いているよ。」とか、バカにされる

> すでにそういう風潮は始まっている。
> 60歳過ぎて働いている日本人を見ておどろく外国人は、中国人だけじゃ
> ないよ。

 >>164 で述べた日本人と非日本人(今回は件の格言を残した当の中国!)
の国民性の違いをまざまざと見せつけている好例だと思う。
 最近の、コロナ禍における日本人の「過剰道徳」というか、「供給過多な現代には必要のないガマン」に対する拘りは最早異常としか思えない。
 どうして豊かになることを自ら拒否するのか?
 高度成長期やバブル時代はこんなじゃなかったような気がする。もっとおおらかに豊かさを満喫していたような記憶がある。
 これは要するに、日本人というのが周りの空気に流されるという性質に起因するのだと思う。周りがみな羽振りがよくなれば、自分も贅沢をしていいんだ、と思って自分も贅沢をする。まわりが不況で世知辛くなると、自分も贅沢をしちゃいかんと思って消費を切り詰める。結果として合成の誤謬で国民がみな貧しくなる。
 「合成の誤謬」←1930頃におきた世界恐慌あたりをきっかけに自覚された経済現象に対して名付けられたのがもとで世に知られるようになった概念だと思うが、「気付いてみれば」ということで、Wikiには江戸時代における合成の誤謬の例も挙げられている。
 しかし、この合成の誤謬という一種のパラドクスが一般人にはなかなか理解されない。それは、多くの人が「身近で起きている現象のアナロジーで全体を推し量る」という思考のパターンにあまりにも慣れ過ぎている、というか、教育を通してこのような「一般化」の思考を身に付けるように、この発想を強化しようとしているからだ。確かに日々の暮らしではこういった思考は実用的で役に立つかもしれないが、今日のような緊縮財政による「自爆」が問題になっているご時世には、このような思考とは真逆の「合成の誤謬」について、もっと世間に周知することが必要だと思う。反緊縮だけを啓蒙しようとしたって、一見常識に180度反するから相手にされない。しかし、反緊縮だけでなく、一部から全部を推し量るのは実は間違いである、という「合成の誤謬」は、実はもっと至る所にある、当たり前の現象なんだ、ということを知らしめ、反緊縮も、今日の不況も数ある合成の誤謬の一例に過ぎず、これを防ぐための政治介入が必要なんだよ、という形で啓蒙するのも一つの手かな、と(昨日れいわ新選組の地区候補者が選挙のために突然訪問したのだが、そのとき、どうしたら積極財政が一般人に普及するかについてあれこれ話をしてしまい、そのときは気付かなかったが、今改めて)思った次第。

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