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舟山・はが国政報告会④ 残念、ふたりとも未解放 [舟山やすえ]

本日午後、舟山やすえ政調会長、参院予算委員会質問です! https://www.facebook.com/funayamayasueoffice
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時間も過ぎてあとひとりということでの最後の質問が、どんな会合でもいつも鋭い質問を発するEくん、《今回コロナ関係でいろんな給付金だったり、補助金だったり出ているんですけれども、給付に関してはいろんな時間の問題もあって、ほんとうに欲しい人もいるかもしれないけど、お金いっぱいある人にも渡っています。多分半分以上はいらない人がいたと思います。で、国、いまいっぱいお金使ってますよね。これは日本に限らず、全世界でそうなんでしょうけど、こんなにいっぱいお金使って、今後国って大丈夫なんですか。あとあと数年後、われわれにしっぺがえしっていうものがこないもんなんですか。国がこんなにお金あるんだったら何も税金取んなくともいいわけであって、これだけたくさんのお金を使える国ってほんとうに大丈夫なんですか。すみません、政治経済まったくわからないんで教えてください。》
まず芳賀議員、《えーまずあの緊急事態で、今そんな議論をする前に、やっぱり使わなくちゃあいけないというところに今金を出しているということは、野党ともに異論のないところで、それがちょっと、「Go To」見ると中抜きの問題あったりで、必要なところに届いているかということはありますけれども、サポートは必要だと、まずは。そしたらその先に、じゃあその財源はどうしていくんだ、・・・さっき舟山さんが言っていた逆累進課税、一億円以上の人は10%払わなくてもいいようなお金持ちからはとるんだとか、企業からは税制を見直してちゃんとあとから、税収がなければね、借金は膨らむばかりですから、そういったことは見直していかねばいけないなとは思います。あとはね、なんか変な理論で、国がお金を刷れば大丈夫だみたいな理論もありますけれども、それはちょっとね、あの、国が信用のあるうちはいいんでしょうけれども、ある程度それは未来に続くはずがないんで、その辺のことは落ち着いたらちゃんと、あるところから少しいただくということは考えなくちゃあいけないとは、私は思っています。》
残念なことにMMTも芳賀さんにとっては「変な理論」扱い。芳賀議員、昨年の選挙時点では薔薇マーク認定候補https://rosemark.jp/2019/07/22/02-19/で期待していたのにこの発言でガクン。(→https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2019-07-22
やすえちゃん、《芳賀さんおっしゃった通りですね、やっぱり今緊急事態なんで、特に定額給付金についてもですね、まあ全然困っていない人もいる。それこそ公務員、私たち国会議員にまで渡すのはおかしいんじゃあないかという議論もありましたけれども、いわゆる対象者を選別する時間的余裕と手間といろいろ考える時に一律というこういう選択をしたと、世界各国おんなじ流れなんですけれども、やはりいま緊急事態で緊急の手当てが必要だというところで、まあ今の段階では世界各国とも、財政規律よりもまずは財政出動だということで動いているというのは事実です。ただ、一方で私は規律も必要だと思っていますので、たとえば、予備費で10兆円も積んで、ほとんど国会の承認、まさに国会の承認というのはつまり国民の承認ですから、承認もなないままに、とにかくさみだれ式にね、足りないから出しちゃえ出しちゃえという形になっているのは大問題ですので、やっぱりそこはしっかりチェック監視して、あとで検証できるように通常予算とコロナ予算を私は分けるべきだと思っていますので、そういったところも今度の予算委員会でも少し?していきたいと思っています。やはり規律をきちんと持っていかないと、何か今必要、私やっぱり、Go To関係は、制度設計が、さっきね次期作支援がそうでしたけれども、やっぱり、どうしっちゃってんのこれ、という緊急事態とはいえ、あまりにもお粗末な制度設計のものが多過ぎますよ。Go To関係でも、Go Toトラベルで勝手に申し込んでキャンセルしていわゆる地域共通クーポンだけもらっっちゃうとか、Go Toイートでも、一回申し込むと無限になんでもただで飯が食えちゃうみたいな、そういうことがあまりにお粗末すぎますので、いくら緊急事態だからと言っても、やはりこういった過ちは検証し、規律はしていくということ、その検証ができるようにするためには、ある程度なんていうの、ごちゃまぜでなくて、予算の細目を切り分けていくということはしていかないと、ほんとに怖いなと思っています。ただ、いまは、そのう、そうですね、今支援の段階だというのは世界各国共通ですので、私も、いくら借金しても大丈夫だ、だからもうバンバン使っちゃえという理屈にはまだ乗れない状況なんですけれども、ただ、ほんとに検証しながらそこはやっていく必要があると思っています。いま全世界がね、かなり大胆な財政出動していますので、ほんとにこの先どうなっちゃうのかな、日本のこと信用なくなっちゃったらどんどん、いわゆるなんだ、金利が上がってきて大変なことになっちゃいますんで、ちょっとそこは気をつけながら、財政を監視していくことになるんじゃあないかと思います。》

Eくん、《後々自分のような貧乏人にしわ寄せ来ないようによろしくお願いします。》

やはりやすえちゃんも、「国債は借金」という思い込みから自由でない。家計と財政のちがいがごっちゃのまま。ただ、あと一歩、という気がします。それから、芳賀さんもやすえちゃんも「国の信用」を言ったが、ここがいちばん大事な議論の分かれ目。「将来信用がなくなるかもしれない」と縮こまってしまうか、「信用を落とさないようにがんばろう」と前向きに考えるか。やすえちゃんの「新産業創出」からは前向きなエネルギーを感じ取ることができなかった。そこを打ち出せるかどうかが今の日本にとっていちばんだいじなところだと思うのですが。あらためてここ20年の日本の成長率に目を向けてほしい。このままでは、この先ほんとうに日本は信用をなくしてしまいます。

成長率比較グラフ.jpg



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