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mespesadoさん講義(133)脱!「ドミクロ的貯金箱経済観」 [mespesado理論]

菅さんが信頼するデービッド・アトキンソンの考え方:この法律が日本を「生産性が低すぎる国」にしたーアトキンソン「中小企業基本法が諸悪の根源」《何が日本の生産性を低くさせているのでしょうか。これまで30年にわたって、日本経済を分析してきた私がたどり着いた結論は、「非効率な産業構造」です。高度経済成長期から引きずっている時代錯誤な産業政策、非効率なシステム、科学的ではない考え方などが日本の生産性を著しく低下させているのです。》《実は日本経済の低迷も、女性活躍や有給取得率でもそうだったように、最後は必ず「小さな企業が多すぎる」という問題に突き当たるのです。低賃金、少子化、財政破綻、年金不足、最先端技術の普及の低さ、輸出小国、格差問題、貧困問題……さまざまな問題の諸悪の根源を容赦なくたどっていくと、「非効率な産業構造」という結論にいたるのです。》《中小企業を応援して日本経済を元気にしようという精神からつくられた法律が、優遇に甘えられる「中小企業の壁」を築き、「他の先進国と比べて小さな企業で働く労働者の比率が多い」という非効率な産業構造を生み出してしまった》《規模が大きければ生産性が高くなるというのは、先ほども申し上げた経済学の鉄則のとおりです。一方、日本のサービス業は圧倒的に規模の小さな事業者が多く乱立しているという事実があるので、当然、生産性は顕著に低くなる》「ゾンビ企業潰せ」;「設備投資が増えないのは、企業が甘やかされているためだ。構造改革で、競争を激化させるべきだ」となって、レント・シーカーや構造改革主義者たちは色めき立つ》三橋貴明)。この連中の発想は「ある限りのモノの分捕り合い」、要するに貨幣の無限発行性を理解できないドミクロな貯金箱経済観」の持ち主。そこで三橋氏「菅・アトキンソン内閣を早期に終わらせよう!」。三橋さん、「反安倍」から「反菅」へ。私は、二人に共通する「したたかなマキアベリズム性」を勘定に入れなければ、二人のほんとうのところは見えてこないと思っています。三橋さんには同調しかねます。

mespesadoさん、緊縮財政から積極財政への政府の方針転換は、大多数の意識革命が起きないとどうにもならない。》

mespesadoさんを承けた堺のおっさんの、本質に迫る発言がすごい。時代は、富の尺度をいまだに有限の商品に置き換える金本位制の価値観から生産力を担保に富を計るという金融システム》への転換を促します。いずれ起きる地価の暴落がきっかけに目が覚めます。その時が、有限の商品の器で富を計るという金本位制の緊縮脳から価値観が変わる一大チャンス》です。堺のおっさん発言、意味するところが深いです。味読が必要です。

*   *   *   *   *
837 名前:mespesado 2020/09/10 (Thu) 07:17:24
菅・アトキンソン内閣
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12623592222.html

>  特に、菅官房長官はデービッド・アトキンソンの影響を受けているため、
> ◆ 観光立国(インバウンド)
> ◆ カジノ立国(IR)
> ◆ 最低賃金強制引き上げと中小企業淘汰
> ◆ 中小企業基本法の改悪
>  が、確実に進められることになります。

>  上記の政策は、菅官房長官が最近、口にすることが多い政策ですが、
> 元ネタはアトキンソンです。

 なるほど。で、なぜアトキンソンか?それは↓
ぼやきのフクロウ(珍獣)@sunafukin99
> テレビ局の人間などは大資本傘下のエスタブ側なので基本ネオリベで、
> アトキンソンみたいな奴らの発想に親和的だろうな。局アナなど上級国
> 民だし。ああいう連中が「庶民感覚」を装うと偽物感があってかえって
> 嫌らしい。
 ↓ ↓ ↓
闇堕ちしたプリンさん@積極財政+再分配(雇用構造”再生”)=経済成長
> アトキンソン的な「ゾンビ企業潰せ」に賛同する有権者は、きっと経済
> ・財政観からしても「貯金箱」的思想の人で、要は「能無しに俺の税金
> を充てるな」が根本にあるように感じます。窓際族いなくなれ・生活保
> 護やニート救うな論も、財源一定=救済で俺らに増税のしわ寄せ、とい
> う紐付き思想が背景にある
 ↓ ↓ ↓
おりた@toronei
> バブルのときに日本はお金使いすぎたからなくなったんやろ、みたい
> なこと言う人は多い。
 ↓ ↓ ↓
闇堕ちしたプリンさん@積極財政+再分配(雇用構造”再生”)=経済成長
「お金は固定の量があって、バブル期に消費してこの世から消失した」
> という、ドミクロな貯金箱経済観の人が、残念ながら非常に多い現実

 最初の「ぼやきのフクロウ」さんは、ルサンチマン臭プンプンな人だが、その後のリプはまさに正鵠を射ている!この「庶民感覚」がある限り、緊縮財政は永遠に不滅ですwこれが方向転換しない限り、誰が政権を担ったって政府が積極財政に方針転換することはないでしょう。だって、民主主義なんですから。いや、そうではない。仮に君主制だったとしても、君主を補佐する大臣(おとど)達が緊縮脳だったら一緒です。だから大多数の意識革命が起きないとどうにもならない


838 名前: 堺のおっさん 2020/09/10 (Thu) 08:44:07
>>837 メッさん
緊縮脳の本質は富とは具体的な商品でなければ
その大きさを計れないという金本位制の時代からの
貨幣観にもとづくものであることは貴殿が立証しています。
現在、金、ビットコインが一時の低迷から武漢ウイルス後急騰。
どちらも微増はしていくが、有限の商品であることが本質。
株も無限ではない。
有限であるから、本来の価値を離れて高騰していく。
さて、もう一つ有限の商品があります。
それは土地です。
埋め立てすれば土地は増えますが、それは誤差の範囲。
しかし、地価は一番実体経済に影響されやすく、
総資産価値も金やビットコインなどとは違いけた違いに大きい。
有限の商品に貨幣が向かえば暴騰していくのは当然ですが
地価は一部の特等地(投機的対象にもなりやすい)以外では
実質価値が暴落するしかありません。
しかし、その場合、かつて土地バブルがはじけた時のように
その影響がけた違いに大きい。

このように、富の尺度をいまだに有限の商品に置き換える
金本位制の価値観が根強い。
国家や人類が保有する生産力によって、
言い換えれば生産力を担保に富を計るという
金融システムは実現していません。
近いうちに起こると予想される地価の暴落。
そのときこそ、有限の商品の器で富を計るという
金本位制の緊縮脳から価値観が変わる一大チャンスではないかと。
同じ面積の土地で生産できる商品は
銀座の一等地であれ、北海道の原野であれ
インフラが同じであれば同じ。
流通などのサービス部門でも、
アマゾン独り勝ちが示すように
一等地の優位性は消えつつある。
緊縮脳は金本位制の残像なのでしょう。
100年どころか…200年以上遅れている。
ただ、残念なことに
本当の富ではないもので富の大きさを表現する限り
暴落、暴騰をこれからも繰り返す。
そのほうがDSには都合がいいのもまた自明。


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