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mespesadoさん講義(71)まもなく「常識」になる言葉 [mespesado理論]

昨日6月定例会開会。本会議終了後、文教厚生常任委員会。議題は「行政視察をどうするか」。口火を切ったのが私、山形県の県境検査に際しての「観光地をかかえる県の姿勢としていかがなものか」という佐藤賢一氏の主張を紹介しつつ、「赤湯温泉をかかえる市として行政視察をやらないという選択肢はない。こういう時期こそ他地域の状況を把握したい。」と主張。それを受けてA委員「一般質問を行わない議会が県内に5議会もあると聞くが言語同断。行政視察についても、今から中止の判断はすべきでない。」するとB委員から「こういう時期、受け入れてくれるところはない」とちょっと的外れと思われる意見もあったりしてけっこう喧々囂々になり、そのうちC委員「こういう時こそ行政と心をひとつにして・・・」の発言。この物言いにカチンと反応、「議会が頭から『行政に合わせて』みたいなこと言ってたら議会の役割は果たせない。そんなこと言ってるから議会不要論が出る。議会と行政の間には緊張感が必要。20数年前はそれがあった。」私の言い方がちょっとキツかったこともあって、D議員間に入る形で「まあまあ、今はこのコロナ危機をみんなでなんとか乗り切ることが大事」。それでまた反応して、「インフルエンザの死亡者が3000人なのに、コロナは900人。死亡者総数にしても今年は例年より少ないとも聞く。コロナ自体をマスコミが騒ぐままに受け取っていいのかどうか、マスコミを真に受けての議論自体がおかしい。」そのあと委員長、「議会運営委員会では、今年の行政視察は行わないこととし、不要となった分の費用についてはコロナ対策使途を明示の上返上するということになったのでその方向で」。この発言にA委員が反応、「行政視察費用とコロナ対策費用は全く別もの。行政視察費用をあてにしてのコロナ対策などロクなものでしかない」と正論。結局「行政視察中止判断は当面見送り」の結論でした。終わって思ったのは、「お利口さん発言」がまかり通るようではダメ、私の役割はとりあえずそこをぶち壊すことにありそうだ、ということでした。

昨日のことを長々と書いたのは、mespesadoさんの「大人の対応・大人の事情」論への反応。コロナ危機のせいで、来賓などの出席依頼もないし、議員としての飲み会も一切ない。こんなに楽でいいんだろうかと思う。議員というのは、「それなりの地位であって、楽しようと思えばけっこう楽できて、それでそれなりのカネがもらえる」といういい立場なんだなあ、とあらためて思わされている。その上にあぐらをかいた「お利口さん」にはなりたくない、という思いから「カチン」ときたのかもしれない。「自戒」でもある。

それにしても、mesさんのこの言葉はすごい。《「低成長は逆に世の中が豊かになって必需品が完全に普及したことによる必然の結果であり、それまで赤字国債を発行せずに済んでいたのは企業が設備投資のために借金をしまくって信用創造でオカネが増えていたからなんだよ。だから国が代わりに『借金』をし続けないとオカネが不足するんだよ。今の世の中が世知辛いのは国が『借金』をふやさないからなんだよ。もし国がちゃんと『借金』を増やし続ければ、そんなにアクセク働かなくても供給力を損なわずに楽に生活ができるんだよ。楽に生活ができればオカネのために無理に天下りする必要もないし、逆に民間人の庶民がそれを羨む必要もなくなり、オトナの世界が汚くなる必要も無くなるんだよ」》まもなくこれが常識になる、そう思う。

*   *   *   *   *


338 名前:猿都瑠 2020/06/05 (Fri) 20:23:22
安住国対委員長
補正予算の予備費10兆円の減額、大幅修正を求める。

コロナで困っている人にお金を届けることは政府に協力する。
しかし、国民からお預かりをし、将来の子供たちから借りる国債で作るお金を、無駄な公共事業など、政府が何でも使っても良いという白紙委任は議会としてできない。

https://twitter.com/cdp_kokkai/status/1268059713016496128?s=19
誹謗中傷したくなってしまふw

339 名前:mespesado 2020/06/05 (Fri) 20:47:40
>>338
 三橋さんのところ↓
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12601712484.html
で取り上げられた「古臭い、現在の日本に不要な政治家」で取り上げられていて、

> 安住国対委員長
>  補正予算の予備費10兆円の減額、大幅修正を求める。
>  コロナで困っている人にお金を届けることは政府に協力する。
> しかし、国民からお預かりをし、将来の子供たちから借りる国債で作る
> お金を、無駄な公共事業など、政府が何でも使っても良いという白紙委
> 任は議会としてできない。』

>  と、コメントしたそうで、思わず怒りに震えましたよ。

> 「国民からお預かりをし、将来の子供たちから借りる国債で作るお金を、
> 無駄な公共事業」

>  一つも正しいところがない。

とコメントされており、今日のエントリー「平成の遺物はいらない」
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12601946836.html
でも、

> 昨日、取り上げた安住淳国対委員長は、野田政権期に「財務大臣」を務
> めました。
>  2009年に民主党政権が成立し、最初の鳩山内閣の財務大臣は「菅
> 直人」。
>  菅直人が首相となり、2010年、プライマリーバランス赤字黒字化
> 目標が復活(閣議決定)。菅内閣の財務大臣、「野田佳彦」。
>  野田佳彦が首相となり、2011年、消費税増税の三党合意。野田内
> 閣の財務大臣は「安住淳」、

>  というわけで、財務省としては「野田の次は安住」と考えていたので
> はないでしょうか。つまりは、財務大臣の時期に、十分に洗脳済みとい
> うわけです。

というわけです。
 しかし、いくら洗脳されているとはいえ、アタマが悪すぎる(怒

> 誹謗中傷したくなってしまふw

 全くです。せっかく政治の世界でも、ようやくコロナ禍を転じて緊縮財政の「凶」から積極財政の「吉」に転じようとしているときに、その「吉」になろうとする力を「外」そうとしているわけだから、こういう人たちのことは堂々と「吉外」と呼んで誹謗中傷しまくりましょうw!


337 名前:亀さん  2020/06/05 (Fri) 15:54:39
>>333
> 医学と法律以外は小学生より劣る

なかなか素直なところがある女医さんですね。まぁ、彼女の医学や関連法の知識には流石と小生も思っているので、今後も時々勉強させていただくつもりです。ただ、もう少し大人になって欲しいなと思いマスwww

341 名前:mespesado 2020/06/05 (Fri) 21:29:12
>>337
> ただ、もう少し大人になって欲しいなと思いマスwww

> それにしても、キャンキャン言われた青山氏の政策秘書さん、このよう
> な女医さんも相手にしなければならないんだから、仕事とはいえ大変だ
> わい。

 確かにこの女医さんは、そういう点で「幼稚」ですね(キッパリ!)
 しかしだからといって、世間で言う、いわゆる「大人の対応」というのは、まあ人間関係を円滑にするための「必要悪」とでも思えばまだ許せると思うけれども、「大人の事情」っていう言葉があるじゃないですか。これって逆に「幼稚」な感じがしませんか?
 そもそも小学校で、子供たちに大人の「汚い世界」はあたかも存在しないかのように教えといて、中学生にでもなって、少しずつ、世の中には「タテマエ」と「ホンネ」の使い分けというのがあって、それを理解してうまく使い分けて世渡りするのが「本当のオトナ」だよ、と(「堂々と言う」のではなく)「それとなく」わからせる、というのがこの世の中のデファクト・スタンダードになってるような気がしますね。まさに今回話題になった「天下り」も、そのような「オトナの事情」そのものです。
 天下りは「お役人」という「エライ人」が「下々の」民間に「天下る」ことであり、そんな差別的な優遇は「ケシカラン」という世間の非難を浴びて、今の天下りの制度は退官直後は利害関係のある企業に再就職できないなど、「世論を配慮」したタテマエ上の「天下り禁止」になっていて、しかしそんな中でうまく禁止条項を逃れて事実上堂々と天下っている「世渡りの上手な」財務省を筆頭とする官庁があれば、逆にヘタクソな文科省のような官庁もある。で、世間ではヘタ打った官庁だけが厳しく非難され、世渡りの上手な官庁から「チッ!ヘタ打つなよ!うま~くやってるオレタチにもトバッチリがくるじゃねぇか」と文句が出る。いや~、実に大人の「汚い」世界ですね~、というのが今の世の中ですねw
 で、結局、大の大人、子供より社会をよく知っているハズの大人の世界が何ゆえにこんなに「汚」くなっているか、といえば、オカネが絡むからですよね。というか、オカネは「私利私欲」の象徴であって、オトナの世界でも自分のステータスをいかに引き上げるか、とか所詮私利私欲の世界にまみれてるからこんな風になるわけで…。
 昔の、貧富の差があった時代ならいざ知らず、次第に世の中が豊かになって来て、日本も実はそのころの立派な経営者はいかに儲けるかよりもいかに社員や社会に還元するかの方を大事に考えていたものです。
 ところが高度成長が終わって、「技術が進歩したはずなのに」低成長になってしまい、その理由を「怠けてるからだ」と勘違いした人たちが(というのは実はウソで、私利私欲の強い輩たちが低成長で悩んでいる人を怠けてるせいだとウソを付いて、それらに多くの人が感化され洗脳されてしまった、という方が正しい)、「新自由主義」という「本当は世のため人のためなんて、利他的なことを考える必要は無いんだよ。自分がいかに儲けるかだけ考えて突っ走れば再び経済成長ができるんだよ」という人間が本能的に持っている「利己主義」をくすぐる「邪教」が世の中を支配し始めた結果、世の中のオトナの世界がこれで一挙に「汚」くなっちゃったんじゃないですかね。
 そろそろ「低成長は逆に世の中が豊かになって必需品が完全に普及したことによる必然の結果であり、それまで赤字国債を発行せずに済んでいたのは企業が設備投資のために借金をしまくって信用創造でオカネが増えていたからなんだよ。だから国が代わりに『借金』をし続けないとオカネが不足するんだよ。今の世の中が世知辛いのは国が『借金』をふやさないからなんだよ。もし国がちゃんと『借金』を増やし続ければ、そんなにアクセク働かなくても供給力を損なわずに楽に生活ができるんだよ。楽に生活ができればオカネのために無理に天下りする必要もないし、逆に民間人の庶民がそれを羨む必要もなくなり、オトナの世界が汚くなる必要も無くなるんだよ」というウラオモテの無いタテマエとホンネの乖離もない「道徳」を学校でも堂々と教える方向に舵を切ってもいい頃じゃないんでしょうかね。

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