SSブログ

6月定例会一般質問通告書提出しました [議会]

29日正午締め切りの一般質問通告書。11時15分に提出して5人目、6月8日の午後か9日の午前の登壇になります。当初ハイジア問題だけに絞るつもりでいたのですが、25日の振興審議会で発言したことで、第6次南陽市総合計画基本構想案についても質問することにしました。制限時間は50分ということなので、どこまで突っ込めるか。昨日は商工観光課が家まで来てくれ、明日は未来戦略課と話します。こうして前もって担当課と話せるのはありがたいです。思っていることを市政に反映させてゆく第一歩です。

*   *   *   *   *

1.「南陽市総合計画基本構想(案)」について

⑴インフルエンザの死者数は毎年3,000人に対して新型コロナは884人(5/28現在)、東京の1-3月の死者数は例年に比べ0.4%減、感染者数/死者数を欧米に比べると1/40レベル、新型コロナウイルス自体は、日本人にとって当面さほど恐ろしいものではありません。問題は、新型コロナが引き金となった世界あげての大変動です。150年前の明治維新は「小維新」、75年前の敗戦は「中維新」、そして今回は「大維新」ともいわれています。世の中全体急ブレーキがかかって、一体この後どうなるのか。先行き見えない中で出された南陽市の今後10年を方向付ける「総合計画基本構想(案)」をどう評価するか。

①「人口減少の加速」について
②「グローバル化の進展」について
③「外国人材の受入れ拡大」について
④「耕作放棄地の増加」について
⑤「空き家の増加」について

⑵「南陽市総合計画基本構想(案)」及び「南陽市まち・ひと・しごと創世総合戦略」に目を通して残念に思ったことは、「夢ある未来」を感じ取ることができなかったこと。南陽市に住みたいと思う気持ちになってもらうには、まず根っこに「ワクワク」感が必要と思うがどう考えるか。

①市長の描く、ワクワクするような南陽市の将来イメージはどんなものか。
②コロナ後の世界を見据えた上での全面見直しは考えられないか。


2.ハイジアパークについて

⑴奥山清行氏だったらハイジアパークをどうするだろうかと思い、氏の最新著作『ビジネスの武器としての「デザイン」』(2019./11)を読んだ。「デザイン的思考」の指南書としてものすごく参考になった。それをふまえて質問します。

①ハイジアパークには、「東洋のアルカディア」置賜大展望のロケーションを基本に、世界の「ヘリテージ(伝統遺産)」が流れ込んでいる。古代古墳遺跡、イザベラバード、ギリシア神話「ヒューゲイア(健康の女神』」に由来するネーミング、まさに南陽にとって世界に誇る「フラッグシップ(旗艦)」にふさわしいと思うがどうか。
②デザインの出発点は、顕在化した需要である「ニーズ」ではなく、まだ潜在的な需要である「ウォンツ」を掘り起こすことと奥田氏は言います。ハイジアパークオープンが平成4年8月、その4ヶ月前に市議になり、文教経済委員としてスタート時からハイジアに関わってきました。今回有識者会議の意見書を読んであらためて思うのは、ハイジアは当初から「採算性」という足かせを嵌められ、本来の良さを発揮しないまま30年近い歴史を重ねてきたということです。この「採算性」感覚を取り除いたところで、これからのハイジアを考えればいろんな可能性が見えてくるように思うが、どうでしょうか。一例をあげれば、まだ見えてないコロナ後の世界を考えて出てきたのが「子ども食堂」のイメージでした。それを大人にまで広げて、市の用意すべきセーフティネットの一つとしてハイジア活用を考えられないか。
③デザインを形にしてゆく上で奥山氏が重視するのが「議論力」です。これまでハイジアをめぐってどれだけ丁々発止の議論が展開されてきたか。いろんな意見が見えないところで見えるところで飛び交っています。南陽のこれからを考える上で、多くの市民が関心を持つハイジアは格好の材料です。奥山氏を招いてのシンポジウムを開催してはどうか。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。